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Posted by ブクログ 2022年08月24日
名著だというので読んでみましたが、めちゃくちゃよかったです。
まず大東亜戦争の失敗エピソードが興味深く、日本軍の組織構造がそのまま現代の企業や政治組織のまんまだということに、ゾクゾクとした恐怖や危機感を味わいながら読みました。今もし仮に戦争になったら、また多くの犠牲者が出るような失敗をまさに今現代...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月15日
先の戦争でどうして負けたか。何が原因なのかを追究した本。
ノモンハン事件(事件にしていることからして問題)から日本組織の弱点が露呈している。日本人の兵卒が超人的な忍耐力で極限まで戦っていたのに上官が糞では仕方あるまい。
個人的には以下の3つが失敗の本質だと思う。①都合が悪いと隠す②フワッとした指示で...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月08日
本書は歴史の専門家と組織論、社会学の専門家6名がそれぞれの英知を結集し、組織論の側面から数々の無謀とも思える勝算の低い作戦がどのようにして策定、意思決定され、そして実施されていったかを検証したものである。ケーススタディとして、ノモンハン事件、ミッドウェー海戦、ガダルカナル、インパール、沖縄戦 の6つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月11日
失敗は成功のもとである。そして同時に失敗は、更なるドツボへの始まりにすぎない場合もある。
本著では太平洋戦争で米国に破れた数々の局所戦(レイテ海戦、沖縄、ミッドウェー等)を振り返り、次に組織、戦略における日本軍の失敗について総括する。結局日本は局地戦での失敗を次にフィードバックする事なく、戦いに敗れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月29日
日本軍がなぜ負けたかを組織論から、明解に解説した名著。
ノモンハン、ミッドウェー、ガダルカナル、インパール、レイテ、沖縄戦の戦闘を分析して、①戦略上の要因分析 と ②組織上の要因分析 から分析をしている。
①戦略上の要因分析では、戦略がなくなんとなくいきあたりばったりの戦略性のなさから、失敗につ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月16日
本書は歴史の専門家と組織論、社会学の専門家6名がそれぞれの英知を結集し、組織論の側面から数々の無謀とも思える勝算の低い作戦がどのようにして策定、意思決定され、そして実施されていったかを検証したものである。ケーススタディとして、ノモンハン事件、ミッドウェー海戦、ガダルカナル、インパール、沖縄戦 の6つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月04日
太平洋戦争での失敗とされる6つの作戦について、前半でその経緯、後半で論理的な分解と分析が記されている。
ガダルカナル島やインパールで多数の犠牲者が出たということはなんとなく聞いたことがある程度の知識で読み始めたが、書き手の思想を排除して、ひたすら淡々と当時の事実が述べられている前半が特に面白かった...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月11日
日本軍がなぜ負けたのかについて解説し、その原因が生まれた理由と、現在への反映を試みている。
物量で劣っているという点以外に多くの原因が見つけられている。
陸軍は白兵戦、海軍は戦艦戦を重視し、戦術の進歩についていけなかった。情報の入手と兵糧の軽視。目的のあいまいさと組織の人情主義。奇抜な考えが生まれな...続きを読む
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