野中郁次郎のレビュー一覧

  • 知略の本質 戦史に学ぶ逆転と勝利

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    独ソ戦やバトルオブブリテンにおける趨勢の転換、ベトナムのフランスからの独立やアメリカとの戦争におけるベトナムの戦い方、イラク戦争におけるアメリカ軍の戦い方の変遷といった実例を通じ、戦略、そして知略やリーダーシップについて分析している。野中氏が35年生まれで、一番若い麻田氏が80年生まれと、かなり年代にバラエティのある4人の著者が章別に分担執筆しているが、内容・文体はよく統一されている。
    内容は多岐にわたるが、ヒトラーも気まぐれなだけでなく戦争経済を考えて戦略を練っていたこと、スターリンも兵站や補給の重要性をよく理解していたこと、米軍は正規軍どうしの戦闘ではベトナムでもイラクでも常に強力であった

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    2021年03月04日
  • 知識創造企業

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    形式知と暗黙知のモデル、また組織で学習するというコンセプトは、時代が変わっても陳腐化しないであろう。必読の良著

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    2021年02月28日
  • 直観の経営 「共感の哲学」で読み解く動態経営論

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    三宅陽一郎氏の『人工知能のための哲学塾』を読み現象学に興味を持ち、国内における現象学の第一人者である山口一郎氏と、日本を代表する経営学者である野中郁次郎氏との共著である本書を購入。

    本書は第1部で山口氏による現象学、第2部で野中氏の代表理論であるSECIモデルを中心とした経営学が解説される2部構成である。
    一見関連性のない哲学(特に現象学)と経営学を、1冊の本でどのように結びつけて述べられるのか期待と不安を抱きながら読み始めたが、冒頭、中盤(第1部と第2部の間)および終盤に山口氏と野中氏との対談が挿入されていることで、哲学を専門に学んだことのない自分のような読者にとっても理解が助けられた。

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    2021年01月29日
  • 知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

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    学生時代か

    いまいち良さがわからなかった気がするし、野中先生の本、持ってたんだと驚き。なので、もう一度読んでみる。2021年記載

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    2021年01月24日
  • 直観の経営 「共感の哲学」で読み解く動態経営論

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    現象学の解説がとても楽しめた。価値や意味は人にしかわからない、それを人はどう掴んでいるのか。確かに共感からスタートするように思う。仕事の現場もそうだよな。一緒に過ごして、議論して共感することで新しいものが生まれる感覚はある。

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    2021年01月19日
  • 失敗の本質

    ネタバレ

    決断と責任と空気

    この本を読みながら感じたことは、決断と責任と空気について、自分も慎重に考える習慣をつけたほうが良いということだ。

    特に忖度というか、場の雰囲気(空気)との付き合い方について、自分はどう向き合うべきかを考えさせられた。

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    2021年01月16日
  • 知略の本質 戦史に学ぶ逆転と勝利

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    成功経験も失敗経験も、その経緯を言語化しておくことは大切なんだということを、改めて感じさせられた。
    ただ、多くのケースは、目的の不明瞭さが、失敗を導くこともわかっているのにね。
    わかっていてもできないのが、人間の性なのか。

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    2021年01月04日
  • 知略の本質 戦史に学ぶ逆転と勝利

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    知略の本質を知るため、読みました。知略とは、情況と文脈に応じて具体的戦略を実践していくことです。知略の4つの要件は①共通善(共通する目的意識)②共感(相互主観性)③本質直感④自律分散系(実践知の組織化)でふ。知略の本質を洞察し理解すれば、どんな場面でも戦略を賢く実践できます。

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    2020年10月31日
  • 国家戦略の本質 世界を変えたリーダーの知略

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    20世紀に国家の首脳を務めた人物の実績から、国家主導者としてのリーダーシップに共通項を見出そうとする。リーダーシップ論としては勿論、当時を生きていない、記憶に無い世代には歴史の勉強にもなる。内容の濃い一冊。

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    2020年10月30日
  • ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル

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    留学先で唯一聞いた日本人学者の名前が「イクジロウノナカ」だった。矛盾を解決すればそこにチャンスが。空白の市場は挑戦者がないか挑戦者がいても諦めて撤退している。
    物語。

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    2020年10月24日
  • ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル

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    「知識創造企業」の25年ぶりの続編という位置付けで、おそらくは野中さんの最後(?)の主著、集大成という感じかな?

    「知識創造企業」(1996年)以降の研究をまとめたということだけど、もともと英語ででたものを日本語に翻訳したというものなので、この25年の間の野中さんの本をある程度読んできた日本人にはデジャブ感のある話が多いかな?

    集大成的な本としては、「知識創造企業」(1996年)とこの「ワイズカンパニー」(2020年)のあいだには、「流れを経営する」(2010年)という本がある。この「流れを経営する」からの理論的な進化という意味ではそこまで明確ではないかな?

    また、「流れを経営する」で、

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    2020年10月06日
  • ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル

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    偉大な本。帯には「経営学の世界的名著『知識創造企業』著者両氏による四半世紀ぶりの【続編】」と書かれている。これは必ず読まねばならない本だと購入。

    『知識創造企業』は20年前にビジネスマン人生がはじまるにあたって会社から入社前研修キットの中に入っていた本で、読んだ当時もそうだが昨今のVUCAの時代で昨年読みなおして(時代が変化しても読み継がれるべき本だと)物凄く感銘を受けた本。

    失敗の本質、戦略の本質もそうだが野中先生の本はその時の出会いから直観の経営とか含めていくつか読ませていただいている。自分の社会人人生で最も影響を受けた先生と思っている。

    さて、本書の内容としては、『知識創造企業』2

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    2020年09月24日
  • 共感経営 「物語り戦略」で輝く現場

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    イノベーションを成功している企業を「共感」というキーワードから読み解く試み。

    ・日本企業は分析過剰、計画過剰、法令遵守過剰の三代疾病に陥っている
    ・VUCAの時代においてはこれまでの分析的思考だけでは生き残れないのであり、共感を軸にした物語り戦略をとっていくべきである
    ・顧客への共感、社員への共感を元に「あるべき姿」を分析的思考ではなく飛ぶ仮説として描き、辿り着きたい場所からの逆算思考で発想するべきである
    ・この発想は論理的三段論法ではなく、「目的(何を目指すのか)→手段(どのような手段が必要なのか)→実践(その手段を用いて行動に移す)」とつなげる実践的三段論法と呼べる
    ・物語り戦略にはプロ

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    2020年09月18日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    アジャイルの本を読んだ後、野中先生の本も積読であったなと思い出して読んだ一冊。数年前、社員の意識変革の必要性を説く上司が課題図書として挙げた一冊。
    1999年の発行。出てくる固有名詞やネット社会の進み具合とかからはちょっと古い話かと感じさせたりもしますが、製造業から知識産業に主役が移るという予想はそうなったりして、古くても新しい。
    暗黙知を形式知に変える場をどうデザインするかですね。

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    2020年08月16日
  • 国家戦略の本質 世界を変えたリーダーの知略

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    私にとって『失敗の本質』は、最も影響を受けた書籍であり、それに繋がるその他の本質本も読み続け、今回、本書を読んだ。私自身が備えたいリーダーシップ論とは、スケール始め合うべきものではないが、ここに出てくるリーダー達の成功、失敗事例に対する分析は改めて気づかされるところも多い。私のような小ちゃい人間の生き様にも生かして行きたいと思った。

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    2020年08月15日
  • 知略の本質 戦史に学ぶ逆転と勝利

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    レニングラード攻防戦、バトル・オブ・ブリテンをはじめ、おそらく戦史オタクでないとなかなか知らないであろう内容をこの本で読むことができた。しかし、これだけ詳細に書いてあるのはさすがでした。

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    2020年08月02日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    自律分散型組織を構築する上でのヒントが満載の本書。いい会社とは? いい仕事とは? 各ケースの物語編は感動的で涙がホロリ...。まだまだ“される側”なのだと物語る力が圧倒的に弱い自分に気づく。常に考える自分でありたい!

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    2020年07月26日
  • 日本の企業家7 本田宗一郎 夢を追い続けた知的バーバリアン

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     かなり前になりますが、野中教授が主催した社会人向けセミナーに参加したのですが、その事務局より送っていただいた本です。
     本田宗一郎氏関係の本は「夢を力に」をはじめとして何冊か読んでいるのですが、やはり何度振り返っても刺激になりますね。 本書は、本田宗一郎氏の軌跡を辿ったうえで、知識創造理論の権威である野中教授が稀代の経営者たる宗一郎氏の思想・姿勢等について論考を加えたものです。
     新たな気づきはたくさんありますが、その中のひとつ、宗一郎氏の思考の根源である「世の中にないものを生み出す」こと、それこそが、宗一郎氏が生涯追い続けた“夢”でもあったのだと思います。

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    2020年06月28日
  • 共感経営 「物語り戦略」で輝く現場

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    「全員経営」の続編みたいな感じで、事例の紹介とその「知識創造理論」による解説という構成。本のデザインも似た感じ。

    基本的にはいつもの野中さんなんだけど、これは、ある意味、わたしが初めて「共感」した野中さんの本かもしれない。

    これまでは、野中さんの言っていることは「分かる」んだけど、なんか再現可能性が低い感じがしていた。この本で、なんか、その辺の距離感が縮まった感じがした。

    もともとのSECIモデルは、共同の暗黙知の形式知化というEのところにフォーカスがあったのだけど、これはSの部分、つまりメンバー同士の「共感」による暗黙知の共有みたいなのは、日本企業にはもともとあるという前提があったとの

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    2020年06月24日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    日本のボスが課題図書として同僚に挙げていた一冊が回覧されてきたので、読んでみた。
    ソフト開発に携わっているわけではないので、直接取り入れるわけではないけれど、小さく回していけということですね。
    野中先生はやっぱりお得意の暗黙知と形式知、そして実践知の話に持って行くのね。

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    2020年06月22日