無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
わたしが最初に読んだ野中郁次郎さんの本は、この本でした。
今でこそビジネスシーンでは誰でもが使う言葉「ナレマネ」や「見える化」は、日本企業文化の特徴である「暗黙知」を認知し、企業の価値として育み発展させていく知識経営を提唱した野中先生が始まりだったのではないでしょうか?
その企業の真の価値は既に現場で蓄積されている暗黙知によって支えられているという指摘は、目から鱗が落ちるどころか、頭をガツンと叩かれたような衝撃を与えるとともに、現場の価値を再認識して強みを活かす自信を与えてくれました。
以後、改めて『知識創造企業』を読んで詳細を学び、時を経て『野中郁次郎ナレッジ・フォーラム講義録』でリカレントしました。
言い方は変かもしれませんが、野中郁次郎は、わたしにとっては、常に憧れのブランドであり、迷ったら戻れば良いという基地のような存在でした。
ドラッカーよりも先に野中郁次郎を知ったわたしは、親鳥の後をついて歩く雛のようにしっかりと摺り込みされていました。
暗黙知の見える化を行うという客観的な視点と、自社内の価値を見直すという姿勢は、わたしを「学ぶ組織」や「場の理論」や「ポートフォリオ」、ドラッカーマネジメントやコトラーマーケティング、ひいてはMBAの世界やハーバードビジネスレビューに導きました。
本物と亜流を見極める目も野中経営学の衝撃が与えてくれたように思います。
お目にかかったことなどありませんが、密かに師と仰いでいた方でした。
言い古された言葉ですが、巨星堕つといった感慨です。
学びをいただいた感謝を 哀悼を込めて
Posted by ブクログ
『SECIは単純な機会的プロセスではありません。知識創造という点で一番重要なことは、SECIの背後にある大きな目的意識、存在論だといえます。何のために存在するのか、いかにあるべきか、他社とは何が違うんだ、どんな理想状態をめざすのか。こういうところまでつながる存在論がないと知識の根本が崩れていってしまいます。
それは究極的には自己を越えた世界の“知”の追求です。その意味で知識というのは「真・善・美」を追求するものであります。』
ナレッジマネジメントについて極めてシンプルに整理されていて良かった。
それにしても、グローバル・ナレッジ・リーダーの資質がすごい。
1.確立された個(individuality)
2.マーケット・ビジョナリー(visionary)
3.意思決定力あるいは「意志力」(will)
4.価値創出力あるいは価値経済感覚(value)
5.場をデザインし駆動させるリーダーシップ(ba)
こんだけ兼ね備えていれば、そりゃ〜できるに決まってるわな。
Posted by ブクログ
すっかり経済の低成長が定着し新商品の上市のペースも鈍ったこと、あるいはリストラやアウト・ソーシングによって現場の実務知識が流出してしまったことなどを背景に、最近は日本でもソリューション・ビジネスやナレッジ・マネイジメントという言葉だけはかなり浸透した感がありますが、本書は、そのナレッジ・マネイジメント、そして知識経営がどのような思想のもとで、どのように推進されるべき概念のものか、実際にどのように活用されているか、などを概述しています。
前半は、観念哲学の概念論張りの説明で難しく感じるかもしれませんが、言語哲学のロゴス/パトスのような循環関係を持つSECIモデル、形式知/暗黙知をキータームを使っての説明は分かりやすく、知識経営とは何か、それを実践する為のプロセスや組織はどうあるべきか、などを全体的に見通すには最適の入門書です。
Posted by ブクログ
自分の組織への適用エクササイズ。
狭義のナレッジマネジメント:知識の共有・移転・活用
+知識ベース事業
+知識経営組織、組織デザインとリーダーシップ、組織改革
・知識創造プロセス
暗黙知
↓ 共同化 (創発場)
暗黙知
↓ 表出化 (対話場)
形式知
↓ 結合化 (システム場)
形式知
↓ 内面化 (実践場)
暗黙知
以上を、個人、集団、組織の各レベルで
・分類
知識資産の把握、議論、活用のための分類
構造的分類
機能的分類
ビジョンの把握、議論、活用のための分類
意味的分類
・観察→定義→分類→仮説(測定のための)→活用→検証→フィードバック
・ハイパーテキスト型組織
自律的な知識創造プロセスをまわす
発展的、多元的、動態的
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
日本企業は、二度の石油ショック、ニクソン・ショック、円高などを克服し、強い競争力をつくりあげてきた。
日本企業に比較優位をもたらしたのは、年功制度・終身雇用という労働形態だけでなく、組織的知識創造をコアとする労働スタイルにあった。
それは個別的な直感=暗黙知を形式知化して組織全体のものにし、製品やサービス・業務システムに具体化するという組織の運動能力のことである。
トヨタやホンダ、花王、富士通、富士ゼロックスなど優良企業のケース・スタディをもとに、知識創造と知識資産活用の能力を軸として、大転換を迫られている日本的経営の未来を探る。
[ 目次 ]
第1章 情報から知識へ
第2章 21世紀の経営革命
第3章 第五の経営資源
第4章 「場」をデザインする
第5章 成長戦略エンジン
第6章 創造パラダイムの経営
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用