神永学のレビュー一覧

  • マガツキ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たぶんお初の方の作品。読んでいたらごめんなさい。良くある都市伝説のホラーものかと思いきや、途中からAIやらテクノロジーの話へと変わっていく。ヒトを愛してしまったがためにヒトの体を欲しがるAIというのはよく聞く話ではあるからすんなりと理解はできたものの、欲張りすぎてホラーとしてもミステリとしても物足りない感じにはなってしまったような気がする。惚れやすい恋多きヤンデレAIという新しいジャンル?は面白くていいかもしれない。もっとヒトを学んでヒトの種族そのものを愛するようになってほしい。

    0
    2024年09月29日
  • 超怖い物件

    Posted by ブクログ

    家、部屋、土地に纏わる超怖いアンソロジー
    “物件怪談小説集”
    人気作家+事故物件サイトの大島てるさんの11編

    土地や建物に関わるホラーが好きなのです
    と思い、読みましたが、人がやっぱり怖いという作品が多かった気がします

    「妹の部屋」神永学
    死んだ妹の賃貸の部屋
    片付けて解約するも 元に戻っている
    事故物件小説ではなかったけれど
    ありそで怖い

    「笛を吹く家」澤村伊智
    息子を預かってくれる家は、幽霊屋敷
    両親の望む息子の行末

    この2編が、私のBestかな

    「倒福」大島てる
    事故物件系かなと思っていたけれど
    反発もある情報提供をしているから
    こんな経験もあるのかな
    いろんな摩擦があるのでし

    0
    2024年09月29日
  • 新 心霊探偵八雲 赤眼の呪縛

    Posted by ブクログ

    読み始めたらきっと追いかけることになるだろうなと思いながらついつい読んでしまった。

    やはり面白いし読み易い。

    多少脱線する言い合いが多い気もするが嫌な感じはない。

    旧シリーズを読んでないのでどうかと思ったが、本シリーズは是非追っかけようと思う。

    0
    2024年08月31日
  • 浮雲心霊奇譚 血縁の理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    八十八が好意を寄せる伊織が、武家に嫁ぐことになった。想いを押し殺して彼女の縁談を祝福する八十八だが、その頃から伊織が雀の群れに襲われる心霊現象に悩まされるようになってしまい…。シリーズの第1部が終わったと言う感じなのかな。とはいえ八十八と伊織の気持ちが通じ合って良かった!

    0
    2024年08月25日
  • ラザロの迷宮

    Posted by ブクログ

    警察署に全身血に染まり、包丁を持った男性が入ってくる。
    しかし、記憶喪失と認定され、
    刑事の美南と久賀は、催眠療法を元に身元の特定に急ぐ。

    また一方、もう一つのストーリーが並行して走る。
    謎解きゲームイベントで、月島と永門は洋館で参加者たちと遭遇する。
    そこで起きる殺人。
    犯人を探せというが…。

    両方のストーリーが交互に、少しずつ関連性を持たせながら展開されていく。
    絶対関連がある、と思っていても、どことどこが結びつくのかは容易ではない。

    読み終わった後、頭を整理するのに時間がかかった。
    わかるような、わからないような、なんだか靄がかかったまま。
    予想していないストーリー展開でした。

    0
    2024年08月11日
  • マガツキ

    Posted by ブクログ

    「恐怖を呼び寄せるのは狂おしいほどの恋心。極上ホラーミステリー」との帯だが恋にもホラーにも説得力が感じられない。全体的にちゃちな感じがしてしまって全然怖くなかった。ありきたりな都市伝説めいた話からテクノロジー風の謎に変異する部分がキモで、そのあたりの推移は上手いとは思う。特に4章5章でのルッキズムや不倫の話は箸休め的でありつつもうまくストーリーに繋がっていて面白かった。でもオチもよくある感じだし個人的には「うーん...」と思う時間の方が多くあまりハマらなかった。

    0
    2024年08月09日
  • 悪魔と呼ばれた男

    購入済み

    手首の頸動脈

    『手首の頸動脈』ってフレーズが気になって気になって、最後まで集中できませんでした。
    ストーリーとしては良くある話ですね。
    内藤了さんの藤堂比奈子シリーズに似てるかな。
    あちらの方がキャラが活きていたかも。

    #ダーク

    0
    2024年07月23日
  • 新 心霊探偵八雲 赤眼の呪縛

    Posted by ブクログ

    生意気さは残しつつ、大人になったなぁと感慨深い。晴香も頼もしくなってしっかり八雲を支えてる感じが良かった。シリーズ全作読んでからもちろん読んでほしい。

    正直新章を読み始めるのって個人的に結構勇気がいると思う。完璧なラストだったからこそそれを再開する不安もあるけど、やっぱりこのシリーズ大好きなので嬉しかった。

    0
    2024年07月23日
  • 心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    赤い左目を持ち死者の姿が見える主人公八雲とその同級生はるか。

    ライトノベルっぽくてよみやすかったです。
    開かずの間
    トンネル
    伝言
    の、3部構成。

    0
    2024年07月10日
  • 悪魔の審判

    Posted by ブクログ


    悪魔と呼ばれた男、阿久津誠シリーズ続編。

    死んだはずの阿久津が、再度、苦しみながらも
    裁かれない巨悪に立ち向かう姿が痛々しいのに
    清々しい。

    警察内で刑事たちの牽制し合う様子や、
    権力に抗う者や阿る者の葛藤も含めて、
    伏線に次ぐ伏線で読み応えあり。

    黒幕はいつ判明するのか気にって仕方ない。

    0
    2024年06月19日
  • 心霊探偵八雲11 魂の代償

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    んんん…Another Filesよりは楽しめました。クライマックス!

    雲海さんがもう七瀬美雪を止められない感じ出してるの、「おま…」ってなるなあ…。急に八雲側にくるんやない。お前の生への執着は3年で尽きたんか。

    ところで、木下さんに殺された中学生のもう1人の、彼女の親はどうなったん?雲海&七瀬美雪のターゲットにはならなんかったのかな?見落としてたらすまん。

    0
    2024年06月11日
  • 悪魔と呼ばれた男

    Posted by ブクログ

    ミステリーとして読み始めて、途中から「作者は神永さんだ!」と思い直して超常現象込みで読み続けました。超常現象系好きなので、後半気持ち切替えて読み進めたあたりから面白くなった。続編あるなら日本版レクター博士みたいな感じになるのかな?

    0
    2024年06月10日
  • 悪魔を殺した男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かつて法で裁けない悪を、遺留品から犯人が分かる男が正義を執行した。
    そして彼は今投獄されている。

    そして彼を使い、警察組織と黒幕の闇を暴いていくストーリーである。
    表紙の男は、読んでみると若干イメージと違う。

    すんなり読めて、ラスト叙述トリック的に黒幕が分かる。
    推理要素の少ない推理小説だ。

    0
    2024年06月09日
  • 悪魔の審判

    Posted by ブクログ

    前作が面白かったので期待大で読破。

    内容としては何の捻りも無くすぐ犯人が分かってしまう能力を持つ主人公がいると謎解きでもミステリーでもない。

    でも文章自体がとても読み易くいつもこの作家の作品はあっという間に読み終えてしまう。

    決して嫌いではなく心地よく読み終えた作品。

    0
    2024年05月30日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久美さんが人間離れしすぎていて、ちょっと…。久美さん本人の視点で語られることはないから実際はどう考えているのかわからんけども。

    賢人が記憶改ざんしているのも、ちょっと…。

    織田は戸塚を訴えていいけど、戸塚も後藤さんを訴えていい。えん罪であんなにボコボコしたら後藤さんアウトだと思うんだけどな。後藤さんがシリーズを経るごとに無能化&狂暴化していて、イヤ。

    0
    2024年05月25日
  • 悪魔の審判

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死人に触れるとその人の経験したことを五感で追体験することのできる阿久津。前作で死んだことになっていた(全く覚えていない)が、バッチリ生きていて世の悪人たちに鉄槌をくだしていく。

    女性に母親を求め、そうならなかった女性は殺してしまう男子学生とかなんかいろいろ出てきて最終的には命を落としていった。登場人物が多くて正直読み終えた今、悪い奴ら(←乱暴なまとめ)がどうなったかあまり覚えていない。

    最終章で永瀬と真壁が互いに大切な人を守るため、非情な選択を迫られているところ、阿久津が容赦なく犯人を撃ち殺して終了。

    話は面白いが、結果、阿久津の能力がモノを言う(つまり物的証拠はない)ため、無理やり感が

    0
    2024年05月25日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    憑依現象が簡単に起こりすぎじゃない?この「憑依現象」が八雲シリーズで一番納得いってない。今回に至っては、憑依した幽霊が人を物理的に殺害しちゃってるじゃん。幽霊は人間に対して(物理的に)何もできない理論はどこにいったんだ。

    0
    2024年05月24日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そんなに設定いっぱい生やさんでもよかったやん、という感じ。

    もう七瀬美雪さんもちょっと飽きてきたなぁ。

    「そもそも今のところ赤い目の元祖である凛さんは何者なの?」の返答が初音に対する「彼女は彼女です」by八雲ってことなんかなぁ。

    あと今回は仕方ないにしても、やっぱり八雲視点はないほうがいいなぁ。ミステリアス八雲の内情を妄想してかわいいやつめ…ってなりたい。

    0
    2024年05月24日
  • 心霊探偵八雲7 魂の行方

    Posted by ブクログ

    ミステリーでもホラーでもなく、キャラクター小説として取り扱おう。そうしよう。

    前にも霊が憑依する話あったけど「霊は(物理的に)人間に危害を加えられない」ことないから納得してない。

    0
    2024年05月24日
  • 心霊探偵八雲6 失意の果てに(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんでそういうことになるのぉぉぉ…一心さん…とても悲しい。

    八雲視点のシーンが増えてきてちょっと残念。何考えてるかわからないの八雲が好きなのですが…。

    今作でさらっと奈緒の出自に触れていて、出版順に「SECRET FILES 絆」を先に読んでおいてよかったな、としみじみ思いました。

    0
    2024年05月22日