神永学のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
神永学という名前だけ知っていて、たまたた書店で見かけて購入しました。
読みやすい文章で、難しい言葉も使っていないところに作者の優しさを感じながらぶわーーーーー!っと2時間で読破!
正直に言うと、途中までは「あーはいはいそういう感じね」と、面白くない訳ではないけど在り来りだなーと思いながら読んでいました。
ただそこはミステリーやサスペンス小説を読みなれていない私、文学文芸不勉強だった私にありがとうと言いたい。
恐らくたくさんの読者さんは予想できていたであろう結末が全く頭に浮かんでいなかった私。
最後には「面白かったー!」と満足しました。
早く次が読みたい! -
Posted by ブクログ
錚々たる作家陣によるアンソロジー。どれも読み応えあった。
殺戮〜を読んだばかりだったのでどういう系統かは想定できていたけれど、いずれもトリックが面白い。
真梨幸子さんと歌野晶午さんのが特に好きだった。
我孫子武丸「切断にいたる病」
またエログロか!と読んだ瞬間思った。もはやこの人苦手意識芽生え始めてる。ただ話としてはそうきたか、があって面白かった。
神永学「欲動にいたる病」
高校時代心霊探偵八雲読んでた!懐かしい。
最後の部分が最初に繋がる感じは殺戮オマージュなのかなと思った。
背筋「怪談にいたる病」
どうしても近畿地方的な怖さを求めてしまう
アンソロ3人目なのにそういうことか、を懲りずに浴びた。
真梨幸子「コンコルドにいたる病」
短編の中に短編が詰まっててその中でもそういうことかを浴び続けて、作中のテンポの良さと相まって渦巻きの中にいるみたいだった。
真梨幸子さん昔読んだ本そんなに得意な印象じゃなかったけど、他の本が読みたくなった。
矢樹純「拡散にいたる病」
これ、或る集落の話に繋がっていて最初読んだ時「私この人知ってる、この設定見たことある」が第一感想。
或る集落の中でもうわぁ…となったけれど三度目でもうわぁ…って感想になる。
歌野晶午「しあわせにいたらぬ病」
最後にして「いたらぬ」になっていることに最初気付かなかった。
歌野さんはこのメンバーの中で初読の作家さん。
なんとも切なくて「いたらぬ病」だものなぁとしみじみした。
他の本も読んでみたい -
Posted by ブクログ
ネタバレ殺戮にいたる病だと思って借りたら違った。騙された。
でも普通に面白かった。
忘れないように1つずつ軽くメモ。
○切断にいたる病/我孫子武丸
AV作成会社で起こった殺人事件の犯人を見つける物語。
本家の殺戮にいたる病読んでないけど、なんとなくこういう感じの叙述トリックなんだろうなーってわかる話だった。
死体の描写がしっかりグロめですごいなーって感心した。
○欲動にいたる病/神永学
教室で同級生を刺殺した男の子。何があったのか取り調べを交えながら過去について明かされていく。
これ一番好きだった。
最後全てがわかってから読み直したら、たしかに辻褄合っててうまい!ってなった。
○怪談にいたる病/背筋
映画研究会のカップルの話し。仲違いして別れた後、不気味なことが主人公に起こる。
これも面白かった。不穏な空気があって、何が起こってるのかわからなくてドキドキしながら読み進めていった。
あー、なるほどね!ってなる。
○コンコルドにいたる病/真梨幸子
叙述トリックを題材にしたミステリーを書くように作家の元に依頼が来る話。
うーん。個人的には好きじゃなかった。コメディチックだし、オチ読んでも、ふーん。って感じ。驚きとかあんまない。
でも口コミで、これが好き!って人多くてびびった。改めて、好みって人それぞれなんだなって思った。
○拡散にいたる病/矢樹純
ラジオ局で読み上げている怪談が、盗作ではないかとクレームが入る。調査をし、実際にクレームを入れた相手に謝罪をしにいくのだが…。
面白い感じはあるのに、最後まで読んでもわからなかった。叙述トリックだけのアンソロジーなんだよね?私の理解力が足りないのか。
話自体は面白くて真相が知りたくて読み進めたのにモヤモヤが残った。誰か教えて。
○幸せにいたらぬ病/歌野晶午
訪問看護師が家を訪ねると、親子が部屋の中で亡くなっていた。真相を探るお話し。
これも割と好きだった。でも、悲しい真相だった。