【感想・ネタバレ】心霊探偵八雲6 失意の果てに(下)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

本編も良かったがあとがきも良かった!

一心は、八雲と晴香のクッション、緩衝材的な役割で癒し的な人物だったと思う。
居なくなってしまって、今後はどーゆー展開になるのだろう?!

今回はやっぱり後藤が良かった!
石井の成長を喜んだり、奈緒や奥さんとの関係であったり。
もちろん、なんだかんだで八雲の事を想ってる部分もジーンときた!

次作も楽しみ!

0
2021年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
お堂で一心が刺された!? 監視の目をかいくぐり犯人はどうやって事を成し遂げたのか? 石井をはじめ、みなが疑心暗鬼になる中、八雲は拘置所で、殺人を告げた七瀬美雪と対峙する。一方、一心が収容された病院では、院内を少女の幽霊が彷徨っているという噂が!? 絡み合う複数の出来事が、ひとつの点で結びついたとき、八雲と晴香は、深い悲しみと向き合い、大きな決断を迫られることに……シリーズ最大の悲劇、終幕。

【感想】

0
2017年08月27日

Posted by ブクログ

異例の上下巻。
死なないよね?と思いながら読むいい緊張感と、それぞれの成長・思いに気付きが生まれたいい巻でした。

晴香が感情爆発させたのが印象的。
ようやく一歩前進。

人はなんの為に生きているのか。
その答えは人それぞれだけど、少なくとも、何か喜びの為だったらいいなと思いました。

0
2014年10月28日

Posted by ブクログ

心霊探偵八雲6巻(下)

6巻(上)との対比はまさに陰陽

著者が思い入れのある作品としているのもうなづける。大きな転換となる巻となった。

いままでは、なんだかんだ言ってよい方向に進んでいたのだけども、今回は悲劇がそのまま新たな飛躍になっている。
「でも、どうせハッピーエンドでしょ」なんていう展開ではなくて、意外だった。

敢えて難を言えば、医療現場ではあり得ない設定(往々にして物語では、こういったデタラメがあるんだけど)、脳死の定義の曖昧さとか、カルテ開示とか、気になってしまった。
ダメ押しは、ドクタが一人で心臓移植をしようとする場面とか・・・そういったディテールが残念なところもあるんだけども、物語の大枠としては引き込まれる内容。

事件の解決が、新たな未解決を生んでしまった本作。

次回以降も楽しみだ。

----------------
【内容(「BOOK」データベースより)】
お堂で一心が刺された!?監視の目をかいくぐり犯人はどうやって事を成し遂げたのか?石井をはじめ、みなが疑心暗鬼になる中、八雲は拘置所で、殺人を告げた七瀬美雪と対峙する。一方、一心が収容された病院では、院内を少女の幽霊が彷徨っているという噂が!?絡み合う複数の出来事が、ひとつの点で結びついたとき、八雲と晴香は、深い悲しみと向き合い、大きな決断を迫られることに…シリーズ最大の悲劇、ここに完結。
----------------
【目次】
第二章 彷徨・陽
第三章 決別
終章 その後
添付ファイル 夜桜
あとがき
----------------

0
2013年11月23日

Posted by ブクログ

下巻読もうと思ったら、手元に無かった!
慌てて古本屋に行き、購入。

なんか、八雲と晴香、良い感じなのではないでしょうか♪

0
2013年07月09日

Posted by ブクログ

この巻を読んでいて不覚にも電車の中で泣いてしまった。生きていくということは、常にどんな運命にも立ち向かいながら、前を向いて歩き続け無ければならないということ。
それでも同志が居れば、新しい幸せの兆しがみつけられるのかもしれない。この巻はそんな予感に満ちたハッピーエンドと捉えたい。
そうでなければ辛すぎるよ。
最後のショートストーリーの夜桜の話が嬉し悲しくてまた涙が。
それにしても最後の最後の展開からいってまだこの話には続きがあるってことだよね?
まだなんかやらかすのかよ‥

0
2012年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

八雲が柔らかくなったというかデレたというかとりあえず成長したなぁ…
読んでる途中で「一心さあああん!」って叫びそうになった
敦子さんいい人!

0
2015年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ6作目、下巻。
憎しみの連鎖を断ち切り臓器提供に同意する決断をした八雲の、その精神力におおいに尊敬の念を抱いた。榊原に最後に言った言葉の数々が泣ける。
これからも周りの人たちの愛情で支えてあげて欲しい。
一心さんありがとう、と私も登場人物のひとりになった気持ちで感謝と追悼を捧げた。

最後の最後で七瀬美雪がまた逃亡したっぽくて、不穏な感じで終わる。もうやめてほしい…

0
2022年11月28日

Posted by ブクログ

再読。
わかってたけど、早すぎるよ一心さん…。
後藤さんは奈緒ちゃんを引き取ることで、もうちょっと大人な対応ができる人になってくれればいいだけどね。今だったらパワハラで訴えられるレベルだよ?(笑)
前に読んだ時はそんなに気にならなかったっていうのが時代を感じさせるな。

0
2022年11月20日

Posted by ブクログ

シリーズ6の下


初めて読んだ時は
ただただひどく悲しくショックだったけれど


再読した今は、なんだか、
悲しいけれどじんわりあたたかい読後感


八雲が人に心を開いていく様子に、涙


時期遅れの桜の花見の風景に涙



一心さんは偉大だ…

0
2022年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

嘘だと言ってー
腫瘍があったとしても、みんなでお花見にいく機会を奪ったやつは許せない。

最後に八雲が涙を流せてよかった。後藤さんもタバコやめれるかな。
それにしてもあいつが幽霊だったことが一番衝撃だった。え、でもなんでナイフ持てたん?ナイフも幽霊?笑

0
2022年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「人は死に向かって生きている」

生きたい、もっと生きたかった、死にたくなかった。
生き返って欲しい、死なせたくない、、、望みはただそれだけ、、。

生への純粋な欲望が新たな死を生み、愛情はいつしか憎しみに変わる。
歪んだ欲望と愛情に蝕まれた八雲の心はどうなってしまうのか…。


今回、私にとっての一番の見所は、後藤夫妻でした。
耳の不自由な幼い子供・奈緒を通して二人の絡まっていた愛情が
ほどけていく瞬間が見えた気がしました。

石井刑事を思う真琴も何気にいいです。

八雲と奈緒の強い心に勇気づけられ、
一心の愛情の深さに心が温かくなった第6弾。
でも寂しい。すごく寂しい、というのが一番の感想です。

0
2018年02月25日

Posted by ブクログ

上巻で予想された通りの展開でしたが、それぞれの想いが交わり、シリーズ最大の山場であったように感じます。

0
2016年05月10日

Posted by ブクログ

お堂で一心が刺された!?監視の目をかいくぐり犯人はどうやって事を成し遂げたのか?石井をはじめ、みなが疑心暗鬼になる中、八雲は拘置所で、殺人を告げた七瀬美雪と対峙する。一方、一心が収容された病院では、院内を少女の幽霊が彷徨っているという噂が!?絡み合う複数の出来事が、ひとつの点で結びついたとき、八雲と晴香は、深い悲しみと向き合い、大きな決断を迫られることに…シリーズ最大の悲劇、ここに完結。

0
2015年09月20日

Posted by ブクログ

読書録「心霊探偵八雲6下」4

著者 神永学
出版 角川文庫

p34より引用
“確かめてもいないことを、決めつけて
話す。こうやって、噂に尾ひれがつくのだと
晴香は実感した。”

目次より抜粋引用
“彷徨・陽
 決別
 その後
 夜桜”

 幽霊を見ることができる大学生を主人公
とした、心霊ミステリー小説。
 八雲の叔父である一心が、刺されて重傷
を負った。その犯行を宣言した相手は、拘
置所の中にいた。身内が傷つけられながら
も、八雲は見かけ冷静に事件と対峙する…。

 上記の引用は、一心が入院する病院での
幽霊の噂についての一節。
人は物事を伝えるときに、多かれ少なかれ
その人の主観が混じってしまうようです。
噂の元を自分でたどってみないと、本当の
ことはなにもわからないのでしょうね。
しかし、多くの人は、噂の真相を追いかけ
るほど暇ではないでしょうから、噂は大きく
なり続けてしまうのかもしれませんね。
 主人公にとっても周囲の人にとっても、
大きな転換点となる話です。
きちんと順番を守って読んだほうが、いい
のではないでしょうか。
この巻が手に入りにくかったので、7巻を先
に読んでしまった私には、物事を楽しむた
めの我慢が足りないなと思いました。

ーーーーー

0
2015年01月04日

Posted by ブクログ

両目が赤い目の男はまさかだった・・・切ない展開だったけど、温かさが残った。
なぜ上下に分けたのか、分けなくても良かったのでは。

0
2013年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさかのトリックが幽霊が連絡役でしたと言う落ち・・・。
そうなると何でも出来ちゃうでしょ。
と、
結構しらけた気持ちも出たけど、それでもやっぱりひねくれ者だった八雲がコンタクトをはずして赤い目を出し、
最後に一心さんのために涙を流す場面ではちょっとこっちもうるっときてしまった。

きっと次の巻もあのいかれ女の逆襲が待ってるんだろうなー。

0
2013年06月02日

Posted by ブクログ

一心さんの自己犠牲と八雲の想いにほろりとくる。
赤眼の男(八雲の父)が心理誘導だけだと思ったら亡くなっていたとは。。。
結局美雪はただの操り人形かぁ。。。
まだまだストーリーに関わってくるだろうけど。

0
2013年03月31日

Posted by ブクログ

「心霊探偵八雲6 失意の果てに(下)」
お堂で一心が刺された?監視の目をかいくぐり犯人はどうやって事を成し遂げたのか?石井をはじめ皆が疑心暗鬼になる中、八雲は拘置所で殺人を告げた七瀬美雪と対峙する。一方、一心が収容された病院では院内を少女の幽霊が彷徨っているという噂が?


心霊探偵八雲シリーズ第6弾(下)。「下」を読んでまず感じたのが「石井刑事の成長」です。後藤刑事にいつもびびっていた石井が事件の重要な所で刑事としての生き様を見せたり、刑務所から出れないはずの七瀬の犯行に対して推理したり、宮川に後藤のことを託されたりと大きく強くなっています。まあ相変わらずの所もありますが、そこはご愛嬌でしょうw


また、後藤刑事が奥さんと奈緒を通じて向き合えた所は感動に近いものがありました。無骨で不器用で粗暴な後藤らしくなかなか奥さんと向き合えていなかった、しかし奥さんはそんな後藤を理解していた、そこが良かった。ちなみにこのシリーズで好きなキャラは後藤と石井です。さらに石井には親近感と同情さえ沸きますw


しかし、七瀬美雪の犯行の実行が見事です。様々なフェイクを織り交ぜて警察を誘導する七瀬はまさしく悪魔。そして、黒幕の男がまさかああだったとは思いませんでした。最後にやはり触れるべきは八雲の強さでしょうか。事件の真犯人との対峙では自ら強い思いを込めて訴える八雲、そのシーンは印象的でした。


また、一心と八雲の最後の会話はとても感動的でした。一気に引き込まれます。特に、八雲が初めて他人に弱さを見せて泣くシーンは本当に感動しました。


筆者・神永氏の書き方は人物やその心情、関係性を想像させてくれます、そのお陰で非常に読みやすくどんどん先に進むことが出来ました。また、このシリーズには後藤と石井、八雲と晴香にある種の掛け合いがあります。それが明るさや面白さを感じさせてくれるので、今回のような事件が精神的に重くとも、作品全体が重くなることはないように思います。最後のまとめがいつも前向きになっている(私はそう思いました)所も好きです。

0
2012年09月29日

Posted by ブクログ

大切な人を守るために誰かを犠牲にする。
何故そんなにも大事なものがあるのに、同じように犠牲にした人を大切に思っている人がいることに気づけないのか。
本当は気づいているのだろうけど。
自分の気持ちを最優先させてしまうのは、人間の弱さなのかもしれない。
最後に八雲が晴香の前で泣けたのは嬉かった。

0
2012年06月02日

Posted by ブクログ

大切な何かを失った時にこそ、
人間て大きく成長し変化するときなのかもしれないな。

後藤刑事夫婦。八雲と晴香。石井と後藤。それぞれの関係が少しずつ
変化してきている。
絆が深まってきている。

八雲君が泣けることができてよかった。

0
2012年05月09日

Posted by ブクログ

読みごたえはあった。
一心がいなくなった代わりの晴香ちゃんの存在。新しい家族・・・は早すぎるか。
でも、守られる側から守る側へ、男としての成長がこれから見られるのか。
どちらにしても、人外というか物体のないモノとの対決は、落とし所が難しいと思う。

0
2012年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

残念な結果になってしまったけれど、彼の存在はみんなの心に多くの想い出と、温かさを残していったと思う。これをきっかけに、八雲も一人で悩みや苦しみを抱え込まずに、みんなと支え合っていけたらいいなと思う。それから今回、両眼の赤い男のことで分かったことについては、衝撃的だった。そうなると、今までのことも辻褄が合う。

「どんな人間にだって、愛する人はいるんです」

0
2022年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結構続いた謎だった分、最後八雲の父親は結局幽霊でした、っていう終わり方がなんか釈然としない…。
でも大切な人を思うこととか人の気持ちを思いやることとか色々なことを学べた話でもある( ¬_¬)

毎回毎回描写が怖くて1人で真夜中は読めないって思ってたけど、最後長閑なお花見で終わったのはほっとした〜笑

0
2022年03月27日

Posted by ブクログ

02月-17。3.5点。
意識の戻らない一心、七瀬美雪が脱獄し殺害したのか。。

一気読み。物語の組立が非常に上手いと感じた。石井刑事がどんどん成長していくのが、興味深い。
次作も期待。

0
2022年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一心さんの死は避けられたんじゃないかという気がしてならない。 半信半疑だったから判断が甘くなったっていうことなのかな。それにしてもなぁ。 トリックが脱出かって散々言ってたけど、第三者の可能性はもっと早く気づいてもいい気がするし。 一心さん好きだったから尚更この巻は評価が辛くなってしまう。

0
2021年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 いなくなってしまっていた八雲が帰ってきて、八雲は七瀬美雪に会いに行く……

 というところから始まる話です。

 ついに八雲の父親の秘密が明かされたり、八雲が新たな覚悟を決めたり……などなど、ここで一旦、一区切りな感じがしました。

 人が一人いなくなってしまう話なので、悲しくて重い話ですが、まだまだ続くようなので、付き合いたいと思います。
 ちょっとこの巻だけは大事なことをぼやかして話すのは難しいので、読んでくださいということだけ言っておきます。

0
2020年12月27日

Posted by ブクログ

2020/9/11
読みかけたから読むけども…ってなってきたな。
元は八雲違いで読み始めたし仕方ないね。

0
2020年09月13日

Posted by ブクログ

ウルッ(;_;)
ミロク菩薩が亡くなった。
連作を通じて多くの人の絆が深くなった分、読んでいて揺さぶられるモノも大きい。

でも、
設定としては、幽霊がより具現化してきた。八雲君だけが見えるんじゃなかったの?

それでも、医療者としては、身内がレシピエントリストに登録されたときのことを考えると、怖くなる話。

0
2012年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

トリック、真犯人が明かされた。
身勝手な理由。
悲しんでばかりではいられない遺族。
結果一心が希望していたとおりにはなったが、遺族にはつらい結果だろうなぁ。
八雲の父親の正体がはっきりしてきた、っていうかな。

0
2012年05月30日

「小説」ランキング