あらすじ
16年にわたって紡がれた「心霊探偵八雲」シリーズ、遂に完結! 深淵の果てに、八雲が見たものとは――。
八雲の宿敵・七瀬美雪の手によって、昏睡状態に陥ってしまった晴香。
絶望感に苛まれる後藤、石井、真琴だったが、八雲は彼らを置いて姿を消してしまう。
晴香を守り切れず、無力感と後悔の念に襲われる八雲の前に、元凶の七瀬美雪が現れる。
「始まりの場所で待っている」そう告げる彼女を追いながら、八雲は重大な決断を迫られていて……。
感情タグBEST3
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堂々完結!
幾度とないピンチを乗り越えてきた八雲と晴香。
いつも最新刊を楽しみにしていて、ついに完結。
「しばし待て!されど期待せよ!」がまた聞きたい。
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完結編の2巻、なかなか深い内容でした!八雲くん、全巻は読んでいないのだけど、最終巻は読みたくて。とても良い終わり方だった。
八雲チームのメンバーの絆とか、酷い事してた人達なんだけど最後は何となく憎めないというか。(いやいや、やっぱり酷かった)
雲海もね、最後の言葉、親だったら今までどうして⁉︎とか思うけど。
はるかちゃんも復活して八雲くんと、そして真琴さんと石井さんも良い感じだし。
あとがきまで読んだら、続編ありそうですね!
読んでなかったエピソードも、これこら読もうかな。順番が違うけど。
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八雲、完結。僕が読み始めたときにシリーズが続いていて、かつ完結した数少ないシリーズの1つ。最初は父が録画していたアニメから入って、小説に進んでいった。最初はめちゃくちゃ怖いやんと思っていたシリーズだったが読んでいくうちにキャラクターがどんどん好きになっていった。絶望した人間が人の暖かさに触れるありふれた流れではあるんだけど、そこが良い。シリーズを一気読みすることでどのタイミングで晴香への態度が軟化していったのかとかがわかって嬉しくなる。10年近く読み続けてきたシリーズ。こうやって手元に全て残すことができてとても満足している。
八雲、闇落ち。今までもその危うさが幾度となく示唆されてきたことだけれど今回に来て遂に闇落ちする。晴香の事件、八雲の絶望、七瀬の過去。常に八雲が綺麗事を言ってきたからこそ問われる「自分の立場になってもそれが言えるのか?」という問い。この問いに答えは出ている。ただその答えが苦しいだけ。しんどくても憎くても辛くても悲しくても、それでも人は生きなければならない。苦しいけれど答えはそれしかない。
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神永学さんの八雲シリーズは全巻制覇したくて、11巻を読んだ後で早く12巻が読みたい!って衝動に駆られながら、出版されるのを待っていたんです。
待っててよかった!って思える作品でした!
ぜひたくさんの人に読んでもらいたいです。
物語を読んでいく度にハッピーエンドなのかバッドエンドなのかドキドキしちゃいます(笑)
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とうとう最終回〜〜〜
晴香は無事に目を覚ますやろと思ってたけど、なかなか目を覚さない。いやいや、ハッピーエンドで終わるやろと思ってるのに、死んでしまう。。
と、思ったら最後の最後で生き返って本当に良かった!!!
雲海の「生きろ」って何度も言うのが印象的やった〜
外伝もあるので楽しみ!
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中学生の頃から追いかけてきた、大好きなシリーズの最終巻。
11巻で八雲と晴香がどうなってしまうのか、ハラハラしたまま文庫版が出るのをずっと待っていました!
そのハラハラを終わりの終わりの最後まで引きずる事になるとは思いませんでしたが…。
今までのなかで1番シリアスな展開の中、いつものお約束なシーンもあってそのおかげで最後まで読めたような気がします。
後藤さんや石井さん、真琴さん達が必死に頑張っているのを読みながら「大丈夫だよね、きっと大丈夫」と何回思ったかわかりません。
結果、八雲と晴香が最後に笑い合えていて、これから2人は幸せになるんだなあと思えて本当に良かったです!
どのキャラにも救いのある最後、本当に読み進めてきてよかった。
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そういえばどうなったんだっけ?って思い出すのに少し時間がかかったけど
最後はシンプルに深雪の謎解きとハッピーエンドでホットしました。
壮大なラストより、なんだか身近な感じが逆にぐっと印象に残りましたね
何より何より、これにて一件落着・・・
って思ったら・・・まぁ、まだまだ神永ワールドでは活躍するご様子
いいんじゃないですか、クロスワールドで皆が活躍してくれたほうが
ファン冥利に尽きるってもんです。
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一巻からずっと読んでました。新刊が出るたびに真っ先に買っていました。その八雲がとうとう終わってしまった。八雲を読んで、もう少し人を信じてみようという気持ちになりました。本当に今までありがとうございました。
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八雲シリーズ、遂に完結です。
前回が「もう、どうなっちゃうの?」という状態で終わっていたのですが、今回も終盤までヤキモキさせられました。
最終巻は八雲の心が闇に堕ちてしまうかどうかがメイン。
これまで、長い時間をかけて晴香や後藤、石井たち(もちろん、他にも大勢います)との絆をさんざん見てきたので、「八雲は大丈夫」と分かってはいるのですが、これでもか、これでもか、というくらいに追い詰められていくので、かなりツラかったです。
しかも、いつも八雲のそばにいた晴香がいないということが本当に大きくて。
でも。そこまで追い詰められたからこそ、たどり着いた八雲の真実があります。
これまで描かれてきた絆は決して裏切りません。やっぱり彼らが大好きです。
そして。そんな彼らと今回でお別れなのかと思いきや、文庫版のあとがきには、八雲の新シリーズの構想が浮かんだ、とありました。
新シリーズという宿題を出してくださった京極夏彦先生には感謝しかありません。
また彼らに会える。期待して、待ちます。
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長かったシリーズも、この作品で一旦終了。この巻を含め、このシリーズは、終始通して読みやすくてスラスラ読めて、良かったです。最終巻は、八雲が単独行動、しかもいじけている、晴香がいない。ということで、これはこれで仕方ないかなとは思いながらも、ちょっともう少し違う展開が良かったかなぁとも思いました。でも奈緒視点が、多分初めてあったのも良かったですし、やはりラストも良かったです。なかなか面白いシリーズでした!
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心霊探偵シリーズ完結。
八雲と晴香の関係、これまでの雲海、美雪との長い争いが結末を迎える。
時間をかけて読み進んできたので、忘れている伏線が多い。きちんと続けて読み返すともっと楽しめたかな。
晴香にどんどん心ひかれていく八雲が他人との関わりを深めていく変化が楽しめた。
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シリーズ本編の12巻目で、完結編。
ハラハラした。今までも登場人物死にすぎな中で八雲も晴香も死んでしまうかと思った…
七瀬美雪の複雑な生い立ちが明らかになって衝撃を受けた。このような深淵を覗き込んでも晴香のおかげで、踏みとどまることが出来た八雲。本当に良かった…
後藤や石井らの愛と信頼もとても感じて、この様な人たちが周りにいる八雲は幸せだなと思った。
完結編と思いきや、そのうちその後の八雲たちを書きたいと文庫版あとがきで著者が言っているので、まだ読んでいない何冊かの番外編などを読みながら楽しみに待ちたい。
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祝!完結。
本当はアナザーをあと数冊残してるんですが、本編先に読んじゃった。
と、いうのも、どうにも晴香と後藤のキャラが自分の中でしっくりこなくて、読むのがしんどくなってしまったから。でも中途半端にやめちゃうのは、それはそれで結末気になってしまうので最後まで読んでしまおうと頑張った。
結果、七瀬美雪の過去が明らかになり、すっきり〜。
今までの事件も伏線として回収されて、更に八雲の気持ちも前向きになってヨカッタヨカッタ!のハッピーエンド。
最後まで石井くんを照れ隠しみたいに殴る後藤さんのクセが治らなかったのは残念。
人情味があって八雲の気持ちを考えたりできる人が、何で意味もなく何もしていない石井くんをボコボコ殴れるのか理解不能で、話が入ってこなくなるのがホントしんどかった。晴香は…うん、なんかキャラが苦手だった。
あと何冊か八雲シリーズ買ってしまったのがあるので読まなきゃだけど、それ読んだら八雲からは卒業しようと思います。
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ようやく七瀬美雪のこれまでが明らかになって、だけど望んでいることが切なすぎ。
展開の上下の振れ幅が凄すぎる最終巻。
いやぁ、良いラストだった。
ラブラブ度が増した二人のこれからが読みたい。
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まさに大団円。春香と八雲の行き先が最後の最後までハラハラさせられた。ライヘンバッハを彷彿とさせる決闘シーンや八雲の心理的葛藤、変遷に感動し、過去作品の経緯を思い浮かべながら読み耽った。シリーズの最初からまた再読したい。
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晴香のために今できるのは
因縁の決着をつけること。
八雲がひとりで姿を消し
後藤や石井たちも
差し向けられた悪意を被りながら
それぞれ自分たちのやりかたで
七瀬の過去を調べ始める。
その先に八雲がいると信じて。
文庫版で手を出したので
あしかけ15年くらいかしら。
読み切りました。
私としては満足の大団円。
甘いっちゃ甘いけど、いいのよ。
誰も幸せにならない未来は嫌だから。
チーム八雲のみんなの関係性が好きでした。
まだあと短編集があるから楽しみ〜。
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最後の最後に七瀬美雪が八雲くんに救われてよかった。
とうとう終わってしまったか…と残念に思っていたが
いつかどこかでまた八雲くんに会えるとわかり、安堵しました。
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終わりがハッピーエンドだったのでよかった。
最後に色々な物語の登場人物が出てきたけど、読んだのがかなり前だから???な人が多かった。
でも面白いシリーズでした。
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前作に続き、予定調和な展開ではあるけれど、むしろそういうもんだろうと思ってしまっている。シリーズ前半はどちらかといえば、どんでん返しがメインだった気がするけど、物語が進むにつれて、ドンデン返しはむしろ犯人たちのお家芸みたいになっちゃった。そうなると、ドンデン返しはドンデン返しじゃなくなるわけで、面白みは減るのかもしれない。
八雲と後藤の会話や、石井が転ぶところとか、徹頭徹尾吉本新喜劇的なパターン芸を入れたのは、どんでん返しの裏側という役割があったとするのはおそろく穿ちすぎだろうけど、テンポづくりの意味は間違いなくあっただろう。ってか、そうしないと持たない気がする。
このシリーズはそれぞれすがる価値があって、価値のぶつかり合いが本質だった。霊が見える見ないよりも、結果としてどこにアイデンティティを見いだせるか、そして自分のアイデンティティを誰を鏡にとして見出すかという話だった。身につまされる、とかそういうことは全く無いんだけれど、それでもまぁこういう仲間がいたら大事にしたいなとは思った。