神永学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレセカンドシリーズ第三弾(シリーズ通算では九冊目)。
京へ向かう旅を続ける浮雲一行。
辿り着いた岡崎宿で、浮雲たちと別行動を取っていた土方&宗次郎は子どもの惨殺死体を目にします。
一方、浮雲たちは寺の小僧が攫われそうになっているところを助けた縁で訪れた滝川寺の住職から"人を喰らう鬼"の噂を聞かされて・・。
今回は、土方さん視点と前作から旅の仲間に加わった遼太郎(正体は慶喜)視点が交互に切り替わって進行する構成となっております。
さて、この度浮雲たちが巻き込まれるのは、子どもばかりを狙う"鬼"の事件なのですが、なんせその殺され方が酷たらしいので、グロ耐性 -
Posted by ブクログ
小説の帯に『1ページ先さえ予測不能、衝撃の大逆転ミステリ』『驚愕のラストに備えよ!次々と裏切られる推理が快感になる、中毒必至のサイコ・ミステリ』とあり、かなり身構えて読んでしまいました。
同時進行のように、代わる代わる2つのストーリーが展開されますが、途中でどうやら繋がってきそうだとなり、自分の中できっとこの人が犯人だな、と目星がつきました。
でも別の犯人がいる感じで進んでいき、最後の方でぐいっと方向修正され、やっぱりね、
そうだと思ったよ、と自分のつけた目星に満足したのに、最後にひっくり返された〜。まさかあの人が犯人だったとは!
解離性同一性障害、催眠療法、興味深い分野です。 -
Posted by ブクログ
第I部 いつわりの世界
DNAによるランク付で人生の格付までが決まるそんな日本の近未来小説
首都を含む甚大な津波の被害
日本の国家崩壊の危機に瀕する
東日本大震災後の書下ろしで受け取り方はそれぞれになるけれど あり得そうな権力の流れ
日本は至急国力を回復する為
科学技術でDNAを解析しランク付する事で
適材適所的な政策をとり 独立を守る
しかしそのランク付けは 当然格差社会への流れとなる
底辺でもがく少年達のリベリオンが始まる
いつわりのというところが テーマでもあり
その解析が操作されている可能性を知る
現実でもDNAで人生の多くが決まってしまっていたりする
そんな規則はないけれどビ