【感想・ネタバレ】邪鬼の泪 浮雲心霊奇譚のレビュー

あらすじ

【浮雲一行の京への長き旅。シリーズ最終章突入!】
霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲。
おのれの運命と対峙するために、土方歳三らとともに京の都へと向かう旅をしていた。

辿り着いた岡崎宿で、歳三たちは子どもの生首と抉り出された腸を目にする。ここ半年、いくつも骸が発見されているらしく、村人たちは鬼の仕業だと噂していた……。

一方、別行動を取っていた浮雲も寺の住職から“人を喰らう鬼”の伝承を聞いた直後、その寺の小僧の惨たらしい死体を発見し……。

恐ろしい伝承の裏に隠された哀しき真実とは――。
人は誰しも鬼の一面を持っている。
怪異の謎とともに明かされる土方歳三の秘められた過去。

累計750万部突破の「心霊探偵八雲」と双璧をなす
幕末ホラーミステリシリーズ、最終章突入!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

切ない。
人の中には鬼がいるとしても、たいていは、気付くことなく、あるいは自覚しても覚醒させずに生きていくはずなのだから。
歳三が、あんな風になってしまって読むのが苦しかった。
大丈夫だと信じていても、歳三が苦しむのは私にも辛かった。
最後の謎解きは圧巻。
敵味方そろい踏み。
1つの決着はついたけれど、最終決着はやはり持ち越し。
京都についてからだろうとは思っていたけど。
先が早く読みたい。

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2024年12月08日

Posted by ブクログ

月下の黒雲に続いての本作品だった。子どもを攫って殺害する事件、浮雲達はどう謎解きしどう解決するのか?登場人物の名前も面白い。謎の多い事件、命がけの話しは楽しかった。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

浮雲さんの霊が見える赤眼やら憑き物落としやらがあまり出てこないで話が進みます。宿敵の蘆屋道雪と狩野遊山が全面的に出てきました。
今後の土方さんが気になりますね。

そして発端になった子供の死はいったいどうしたのでしょう。

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2025年05月16日

Posted by ブクログ

不思議なメンバーでの旅の途中での鬼退治のストーリーで漫画チィックな内容で軽く読めるもちょっとイマイチかなぁ。

赤目で霊が見える不思議な力を持つ浮雲、剣豪才谷、土方歳三、宗次郎、遼太郎こと徳川慶喜一行が朝廷方の殺し屋の陰陽師の蘆屋道雪が糸を引く鬼の殺略での恐怖と復讐心を持つ医者、住職等を救う為、鬼の実態を暴く。幕府方の呪術師狩野遊山も絡み面白味のある豪華絢爛な登場人物にしては。。。。

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2025年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

セカンドシリーズ第三弾(シリーズ通算では九冊目)。

京へ向かう旅を続ける浮雲一行。
辿り着いた岡崎宿で、浮雲たちと別行動を取っていた土方&宗次郎は子どもの惨殺死体を目にします。
一方、浮雲たちは寺の小僧が攫われそうになっているところを助けた縁で訪れた滝川寺の住職から"人を喰らう鬼"の噂を聞かされて・・。

今回は、土方さん視点と前作から旅の仲間に加わった遼太郎(正体は慶喜)視点が交互に切り替わって進行する構成となっております。
さて、この度浮雲たちが巻き込まれるのは、子どもばかりを狙う"鬼"の事件なのですが、なんせその殺され方が酷たらしいので、グロ耐性が弱々な私は死体描写シーンは斜め読みになってしまいました。

そして、セカンドシリーズに入ってから土方さんを翻弄していた、蘆屋道雪の傀儡・千代がまたまた登場し、彼女の過去が明かされ、同時に土方さんの心の闇が浮き彫りになる展開です。
ただ、土方さんと千代との決着はついたとはいえ、全体的に話の内容がぼんやりした印象なんですよね~。
"鬼"の件も、結局いつものように背後には蘆屋道雪や狩野遊山がいた訳なのですが、この人達が一体何がしたいのかがイマイチわからないという・・道雪が朝廷側で遊山が幕府側なので、立場的に敵対しているのだからお互いに"直接"潰し合ってくれないもんですかね?
ところで、遊山といえば、己の中の"心の鬼"を持て余している土方さんに、「私があなたに人を斬る口実を与える・・」として「・・欲求のままに人を斬れば、それは鬼です。しかし、大義があれば、英雄になる」と誘う場面があったのですが、前述したように遊山は幕府側なので、この台詞は後の"あの組織"結成へと繋がる布石なのかな?・・と、つい深読みしてしまいました。

ということで、またしても浮雲より土方さんの事ばかり書いてしまいました・・(浮雲もちゃんと謎解きしてますよ~w)作品説明(帯)に"シリーズ最終章突入"と書かれている割には旅の進みは相変わらず遅い印象ですけど、一応"佳境"に入ったということなのですかね?(次巻でいきなり京に到着していたりしてw)

神永さんお馴染みの「待て!!しかして期待せよ!!」というフレーズを信じて続きを楽しみに待ちたいと思います~。

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

読書期間;12月12日から12月14日

物語も旅も最終章へ。岡崎宿周辺で起きた、鬼の仮面を着けた人物による襲撃事件。当初、鬼による事件かと感じたが、本当に大丈夫か?

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2024年12月14日

Posted by ブクログ

相変わらずの読読み易さだが、内容に評価する点は何も無い。

敬愛する土方歳三も存在価値がまるで無い。

ストーリー展開もほぼ見える。

読んだ後何も残らない娯楽本。

限りなく☆☆に近い☆☆☆。

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2024年12月14日

シリーズ作品レビュー

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