あらすじ
霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲は、土方歳三とともに京へと旅をしていた。浮雲は箱根で遼太郎と名乗る謎の青年と出会う。遼太郎は幽霊に憑かれやすい性質で、様々な怪異を引き寄せてしまう。浮かぶ生首、干からびた死体、そして生贄を求める龍。次々と迫る怪異の謎を調べるうちに、浮雲たちは秘められた哀しみと愛にふれていく・・・・・・。そして明らかになる遼太郎の恐るべき正体とは? ラストの謎解きが気持ちいい! いくつもの謎とホラーを融合した、異色の幕末ミステリ!!
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Posted by ブクログ
やっぱりいいねぇ、浮雲&歳三 旅日記
なんか偉い、たいそうなキャラ出てきたなっておもったら
最後の〇〇様とか・・・、ちょいちょいそういう大物織り交ぜつつ
ifな世界観を楽しませてくれるのが浮雲さんのいいところ。
にしても、きっとこの頃の箱根とかほんとに森深くて木々に囲まれた
神妙な雰囲気だったんだろうなぁ〜と想いをはせつつ旅の雰囲気味わえました。
まだまだ目的地には遠いようなので、
各地の旅日記これからも楽しみにしております。
次は静岡、沼津とかですかね? お魚美味しいよねぇ〜
では、次回作、期待してまっております(文庫で出るまで)
Posted by ブクログ
時は幕末、倒幕の機運高まる江戸末期!物語はそんな背景踏まえて主人公を取り巻く怪異や、謎の組織、暗殺集団、京都を目指す旅で新たな登場人物「遼太郎」と出会い思わね方向に向かっていく。物語の上では京都がゴールの様な想いでいたが、この「遼太郎」の存在が歳三や宗次郎、近藤勇と繋がらないはずが無いと個人的にワクワクする。今回は特に旅ならではの地元のエピソードや風習、妙に新鮮に感じた。この人間臭く、どこか奇妙で少し怪異を感じる冒険活劇どこまで続くか、「期待して 待とう!」