あらすじ
赤い瞳で死者の霊を見る“憑きもの落とし”の浮雲が、絵師を目指す八十八(やそはち)と共に幕末の怪異を斬る! 廃寺で出会った艶めかしい女と白い蛇。人を喰らうという猫又の怪。狐に憑依された商家の娘……。これは現(うつつ)か夢まぼろしか。『心霊探偵八雲』のルーツがここに!! 好調シリーズ第4弾!
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Posted by ブクログ
4作目もとても面白かったです!
ただ、1番苦手な蛇が最初に出てくるから、もう怖くて薄目を開けて読みました。笑
にしても、宗次郎が好戦的すぎてヤンチャな子供感がとても可愛いです。あと、ピンチのいい所で現れる土方さん、さすがです。変わらず2人は活躍してますが、近藤さんはちょこちょこ名前出てくるのみでまだ大きい見せ場はないので、今後が楽しみです!
最後の『狐憑の理』で浮雲の過去がちらっと見え隠れしました。遊山は知っているんですよね…そう考えたらもっともっと絡んで欲しい…( 知りたいので )
浮雲の「日の本全体を呑み込んじまうような、大きな嵐だ」という台詞で今後も大変なことが起こるのだろうなぁ。と思います。読者的( 私は )には楽しみですが、実際その時代( 世界 )を生きている時にそんなことを聞いたら不安で仕方なくなるんだろうなぁと笑ってしまいました。
Posted by ブクログ
読み出してしまえハマあっという間に終わってしまう。ショートストーリー仕立てなのがいいのかな?
基本歴史物はちょっと苦手なんだけど、でも面白く読めた。
この話の着地点はどこなのかな?狩野遊山との決着なのか、浮雲の最期なのか...
とにかく期待せよ!てとこか。
Posted by ブクログ
白蛇の理/猫又の理/狐憑の理
八十八の優しさというか気弱なところに目が行ってしまう。浮雲は凄いんだけど住んでいる世界が違う感じ。八十八の身近な感じにホッとする。