川上弘美のレビュー一覧

  • 古道具 中野商店(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    大きく感情が揺さぶられるような話ではない。かといって滔々と読めるような話でもない。なんだこれは?と不思議な感覚を持って読み切った。 他の作品と違ってズバッと君たちは恋仲!君たちの関係はお終い!ではなく着かず離れずで微妙な距離感の仲がだらだらと続いていくのがリアリティーあるなと思った。

    0
    2017年01月30日
  • ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    16/06/27
    タイトルに惹かれて。
    ゆっくり、さよならを、となえる。
    『なんとなくな日々』は響かなかったけど、こっちのエッセイは好き。角田光代さんぽいかんじ。

    0
    2016年06月27日
  • 光ってみえるもの、あれは

    Posted by ブクログ

    いつだって、ふつう、なのに。

    16歳の翠。母・愛子さん、祖母・匡子さんと暮らしている。ときどき訪ねてくる大鳥さんは遺伝上の父。彼女・平山水江との不自由な距離。小学校からの親友・花田の悩み。不幸ではない、でも煮え切らない、そんな日々を送る翠。ぼんやりした毎日。長崎の小島に旅し、自然の中に命をさらし、それでも生きている意味はつかんだと思えばあやふやで。けれど、また答えを探して歩き続ける。

    青春と一言で片づけてしまえば、簡単だけど、もやもやした感じ、何が不満でもなく、何も確かでなく、もどかしい16歳の頃。

    0
    2016年06月12日
  • 龍宮

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんの「龍宮」、2002.6発行です。不思議な奇妙な男と女の物語・・・、狐塚、荒神、轟など短編8話が収録されています。女性の優しさと気まぐれ、そして母性本能が混然一体となった世界でしょうか・・・?!

    0
    2016年06月09日
  • ハヅキさんのこと

    Posted by ブクログ

    もうちょっと続きが読みたいと思わせる短編集。
    登場人物は若い人も年配の人も。
    不思議な人、不思議な関係の人。
    もう会わない(会えない)人。
    人との繋がりの儚さ、別れの切なさ、またはすっきり感。
    静かに描かれる。

    0
    2016年06月04日
  • 東京日記2 ほかに踊りを知らない。

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんの「東京日記」、東京日記3」を読んだので、ついでに「東京日記2 ほかに踊りを知らない。」(2007.11)を読みました。母から電話で「京都から筍を12本もらいました」「12本のうち、さて、何本をあんたにあげようと思っているでしょう」「正解の場合は、その本数をあげます。不正解の場合は、1本もあげません」ものすごくあせる。京都の筍はとてもおいしい。ほしい。しばらくあせった末、「ヒントは」と聞くと、母は即座に「5引く1」と答えた。ヒントでなく、そのまま、もしかして、ひっかけ?覚悟を決めて「4本!」と

    0
    2016年06月03日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんのエッセイ「東京日記3」を読んだので、「東京日記1 卵一個ぶんのお祝い。」(2005.9)も読みました。風邪をひいたので、6年ぶりに病院へ。張り切ってよそゆきのブラジャーをしていく。迷ったすえ、パンツもよそゆきのにする。先生が聴診器を持ったので、上着とTシャツをまとめてめくりおなかを出す。看護婦が静かにTシャツを下げ、先生はその上から~。釈然としないまま帰る。薬がなくなったので、今度はふだんのブラジャーのまま行った。Tシャツのままでいたら、めくられ肌に聴診器を~。釈然としないまま帰った。

    0
    2016年06月03日
  • 龍宮

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編。

    酒を飲みながら話しだす、昔は蛸だったという男。
    14歳の姿であらわれた神々しい存在となった曾祖母。
    時々ケーンと鳴く老人と、ヘルパーの関係。

    台所の神様と欲求不満主婦。
    人間を拾って歩くモグラ。
    姉たちとの各々の生活、妻との日々。

    先祖に恋をした200歳の子孫。
    海に住んでいた頃の記憶、人間との生活。

    2008年に一度読んでいるので再読。
    お話の最後の終わり方がどれもいい。

    「島崎」
    愛してるの。何回もわたしはつぶやいた。先祖の膝の上で、島崎の夕日をじっと眺めた。

    「海馬」
    私は海馬に戻って、海を泳いだ。~昼も夜も尽きるところをめざして、どこまでも、走りつづけた。

    不思議

    0
    2016年05月24日
  • なめらかで熱くて甘苦しくて(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    川上弘美は面白い、という印象があったのだけれど、最初の数篇はあまり馴染まなかった。馴染まないというか、今の自分には理解出来ないものなのかもしれない。ignisとmundusは、そうそうこれこれ、って感じではあったのだけれど、やはりどこか物足りない感じがあった。
    160503

    0
    2016年05月08日
  • 七夜物語(中)

    Posted by ブクログ

    上巻を読んだまま、すっかり忘れてしまい久々に読んだ中巻。
    児童書の様な読み易さなのだけれど、内容は難しい。
    難解という意味ではなくて、つい考え込んでしまう様な内容。

    表紙が何とも素敵で惹かれます。

    0
    2016年04月06日
  • 龍宮

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんのパスタマシーンの幽霊を探しにいって この本を見つけました
    不思議な人間でわないものの話
    島崎が好きです。

    0
    2016年03月29日
  • ニシノユキヒコの恋と冒険

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どーしようもしょうがないニシノユキヒコ君と、彼を巡る女性達のお話。
    と、読む前にあらすじを眺めて、もしかしたら「悪女について」ばりにどろんどろんしたお話かと戦々恐々しつつ開いたのは内緒。
    そしてどうしようもなさ加減に脱力。
    もし目の前にニシノ君がいたら、もーほんとダメな人だなぁ!って背中ひっぱたいてるかも。

    0
    2025年05月28日
  • いとしい

    Posted by ブクログ

    相変わらずよくわからない世界観。
    淡々と進んでいくんだけど、恋愛小説なのかな? と最後に疑問符がつくような小説。

    0
    2016年02月13日
  • ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    数ページずつのエッセイ集。
    日常の、なんでもないところから話が発展していたりして、う~む。と思ってしまうことが何回か。
    この人の書く小説はあんまり好きじゃなかったけど、これは面白かった。

    0
    2016年02月13日
  • 溺レる

    Posted by ブクログ

    「溺レる」。
    何故「れ」ではなく「レ」なのか。
    なるほど「アイヨク」だから。
    ダメ女達のなんとも言えない「愛」の短編集。「愛」と書くのもはばかられるような、そんな状態だけど。

    冒頭の「さやさや」という短編は、おしっこの音だったとは。

    0
    2016年02月08日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

    Posted by ブクログ

    文学全集なんて・・・!と絶句しないで。このまったく新しいシリーズには漱石も、谷崎も、源氏も古事記も、村上春樹もあります。古典作品は森見登美彦、町田康といった若い作家が訳していてとっつきやすく、この巻の川上弘美訳『伊勢物語』でも、ひたすら恋に泣く男と女の姿が見えてきて古典の印象が変わりますよ◎

    0
    2016年02月04日
  • いとしい

    Posted by ブクログ

    持ってかれる、川上弘美ワールド。登場人物が真っ直ぐ歪んでいるのでわけわからなくなる。最後までわけわからなかった。

    0
    2016年01月22日
  • 七夜物語(下)

    Posted by ブクログ

    主人公は小学生の ファンタジーなのだが、読んでいるうちに、過去や現在の自分に置き換えて考えてしまっていた。
    哲学的?宗教的?不思議な成長物語。
    酒井駒子さんの絵が素敵すぎる。

    0
    2016年01月04日
  • おめでとう(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     自分の誕生日に本屋さんへ行ったら目に飛び込んできたので購入。特に印象的だったのは「春の虫」、「川」。

    0
    2015年11月29日
  • いとしい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    薄い本。
    ページ数的には読みやすいと思うんですが、それよりも何よりも、言葉遣いと感性が独特で、理解できるできないがはっきり別れそうな作品でした。

    話の内容としては。
    ユリエとマリエの姉妹がいて、妹のマリエが主人公。
    彼女たちの母親は、母性よりも女性を匂わせる人。
    そんな中、成長したマリエは、高校教諭になり、教え子であるミドリ子の兄と恋に落ちる。
    ところが、ミドリ子が関係を持っている相手は、母の元恋人だった……
    という感じ。
    なんだか、人間関係複雑そうな話だなあ……と思って手に取ったんですが、それぞれがそれぞれに対して割り切っていて、全然、ドロドロしないです。
    なんか、「あー……そうなんだ……

    0
    2015年10月27日