川上弘美のレビュー一覧

  • パスタマシーンの幽霊(新潮文庫)

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    短編集。
    最近気づいたんだけど、わたしは川上弘美の本をつい買って読んでしまう。無自覚的なファン状態なのだと思う。

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    2013年10月01日
  • 神様 2011

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    収録作品は「神様」と「神様2011」。一瞬木で鼻をくくったような内容に戸惑いも。短いし何のこっちゃっ。それでも次第に熊との自然な関わりがじんわり伝わってくる感覚が何だか凄くよかった。原発事故後の2編目も静かな怒りが心に深く染みた。

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    2013年09月16日
  • 神様 2011

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    2013.9.15
    前から『神様』好きだったけど、2011が出てるのは知らなかった。

    書かずにはいれなかったんだろうな。たんたんとしていて、良い。

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    2013年09月15日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    『ゆっくりさよならをとなえる』とほぼ同時期に書かれたエッセイ。
    掲載誌が違うと、文体も異なる。
    力の抜けたかんじ。
    掲載誌の『東京人』の購読者層が若い、ということなのだろうか。
    それともこういうのが都会的なのか?
    私はもうちょっとだけ不器用で硬派っぽいエッセイが好きだ。

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    2013年08月04日
  • あるようなないような

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     ちょっと前の話なのに 懐かしい(今はなき)パソコン通信 ポケベル なんていう単語がでてきた。そんなことで感慨深い。

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    2013年07月16日
  • おめでとう(新潮文庫)

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    きれいな話、ではなくて、
    日常に潜むちょっと生々しい恋愛の1コマ、を、
    感覚的にスパリと切り取ったような短編集。
    きれい、というのは、
    クリーンの意味もビューティフルの意味も兼ねている。

    恋愛においては、
    おそらく倫理観というのは絶対的基準を持たないもので、
    不倫だろうが浮気だろうが復縁だろうが復讐だろうが、
    当人が良しとするならばそれが「善」である。
    よって、この作品中に出てくる様々な女性たちは基本的に自分の立場を恨んでいない。
    悔いてもいない。
    そういう意味では感情面でのドロドロ感は希薄で、
    善とした上で話がどう展開していくのか、
    を、楽しむ要素が大きい。

    んー、しかし、私はこのパター

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    2013年07月14日
  • 夜の公園

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    恋愛小説なんだと思う
    でも、そうじゃないのかもしれない・・・・

    結婚、不倫、妊娠、友情破綻
    ひとは、ちょっとしたキッカケで
    進む道なんて変わってしまうんだろうなぁ。

    わたしは、今のこの道を
    しっかり歩こう(笑)

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    2013年07月03日
  • おめでとう(新潮文庫)

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    どの話も、なぜか息苦しく、切なく、恥ずかしくなる・・・のはきっと、登場人物たちが息苦しく、切なく、恥ずかしい気持ちになっているからなのね、きっと。すごく淡々と語られる人生の機微よ。何だか解ったような解らないような、そんな感じです。

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    2013年06月25日
  • これでよろしくて?

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    『これでよろしくて?同好会』、こんな素敵な会にわたしも参加したい!と強く強く思いました。
    すごく楽しそうだし、実際、同好会の場面は、読んでてもすごく面白かった。
    そんな同好会のなかでの会話で特に共感したのがこれ。

    “ゴミの分別に気を配るのはツマなのに、分別も家じゅうのゴミ袋まとめの大変さも収集時刻もわかっていないオットは、ゴミ集積所にそのきれいに分別されたゴミ袋をただ言いつけられたままに出す、というその行為だけで『俺はちゃんと家事に参加している』と胸をはるわけです。”
    読んでて思わずにやけました(笑)
    (旦那に言ったら笑ってました。笑)

    わたしは煩わしい嫁姑関係じゃなくて良かった……!と、

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    2020年03月25日
  • パスタマシーンの幽霊(新潮文庫)

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    ネタバレ

    コロボックルの山口さんの話が所々に出てくるところは楽しい。あぁ、そうなんだーってね。修三ちゃんが出てくる話は、どうでもいいかな。なので、星三つ!

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    2020年05月02日
  • なんとなくな日々(新潮文庫)

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    keroruuさんのレビューを見て、川上弘美の「ゆっくりとさよならをとなえる」が読みたくなり、本屋をあたったが見つからず本書を購入。やはり、ゆったりと、あるいはまったりと、時間が流れる心地よさに浸ることができた。作者の小説も読んでみよう。

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    2013年06月16日
  • 物語が、始まる

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    難解、というのともまた少し違う。
    とてもわかりやすい言葉で綴られているのではあるが、ぶっ飛んでいる。
    こういうのも才能の一つだろうな、と思った。
    個人的には最後の「墓を探す」が好き。
    姉に親戚や父親がどんどん憑依することを、するりと受容している妹が、小気味よく面白い。

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    2013年05月30日
  • なんとなくな日々(新潮文庫)

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    エッセイはあまり得意ではないけど、これは読めた。くすっと笑っちゃうところもあったり、わかるーと思うところもあったり、変わってるなあって思うところもあって…色々楽しませてもらった。

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    2013年03月21日
  • ハヅキさんのこと

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    エッセイとも小説ともつかないもの
    だそうな。

    小説ならいいけど
    エッセイだったら結構重い。
    短いけど重い。

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    2013年03月17日
  • 夜の公園

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    不倫の話。

    旦那は妻も愛人も好きで
    愛人は恋人も他の男も好きで
    っていうのはわからない。

    でも何よりわからないのは
    女同士の友人関係。

    しかし夜の公園での出来事が
    ほとんどなかったような。

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    2013年03月16日
  • 光ってみえるもの、あれは

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    「世界のあらかたのこと」がつまった青春小説だった。
    川上氏の作品の中では、フレッシュな青春小説といえるけど、
    世間一般の感覚では、全くフレッシュじゃないね・・・・。

    人生ってなんだろうね?
    主人公は、島に渡って少しずつ理解しているんだろうな。
    でも、島に渡る前の悶々とした都会生活のほうが、
    読んでいてしっくりきたなあ。



    やっぱり川上氏の作品は、多少ドロドロとしてないといけない気がした。

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    2013年01月24日
  • 夜の公園

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    不倫のお話し。旦那のことは好きじゃない、不倫する、妊娠する、旦那とも不倫相手とも別れる。勝手すぎる女、でも、旦那は親友と不倫、ドロドロ。

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    2013年01月21日
  • ハヅキさんのこと

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    シュートショートが25話。

    エッセイのような短い話がブツッと終わる感じに最初は馴染めなかったけど、1冊読み終えるころにはこういうのも悪くないなと思うようになっていた。

    言葉の選び方が上手い作家さんだなぁと思った。

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    2013年01月12日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    奇妙でユーモラスなうそばなし。ほとんどが川上弘美さんの夢をもとにしてるとのこと。
    日常からちょっと離れた、でも荒唐無稽ではないこの空間が、川上さん独特の世界観である。一度はまるとクセになる。

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    2013年01月02日
  • ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

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    ゆるゆると流れる日常を綴ったエッセイ。
    川上さんのこのまったりペースにはまると息をすることも大切に感じます。
    本にまつわる話もあり、日常の微妙な出来事だったり、バラエティに富んだ内容です。

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    2012年12月04日