川上弘美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ川上弘美の作品の中では、わりとマイルドで読みやすい短編集です。表題作の「猫を拾いに」よりも個人的には「ミンミン」「クリスマス・コンサート」「旅は、無料」の続けて3作と、「九月の精霊」がなんといってもお気に入り。順番に。「ミンミン」…小人のお話。ああ良いなぁこういう感覚が持てたら幸せだなと、純粋に思ってしまう童話のようなお話。コロポックル的。「クリスマス・コンサート」「旅は、無料」…登場人物が同じ、視点が違う女性の作品。まず前作を読むと、後作の話がすっと入ってきます。いますよねぇそういう人、でも憎めないし同性としても好きだけれど、でも少し憎らしいっていう感覚は素敵。無意識のうちに人を惹きつける人
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Posted by ブクログ
スパスパ読めていって、なごむー。
ふしぎなことにこだわる人達が出てくる。
風変わりな仕事をしているとか。
名前で呼ばれたくないとか、交通量をはかるカチカチを持って歩いているとか、ふつうは見えないものが見えるとか。
そういう、ふしぎなことの中には、ああ、見てらんない、というザラッと感が含まれている。
……、このザラッと感をうまく説明できない。
ふつうとは違うことを、それがスタンダードでしょう、当たり前でしょうと見せられると、私は時々苦しくなってしまう。
多様性がいいとか、どうとかいう話ではない。
私は私よ、と言ってのけることを羨ましいと感じているのかもしれない。
ただ、そういう部分をあえて前