川上弘美のレビュー一覧

  • 東京日記2 ほかに踊りを知らない。

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    たんたんと、時にでこぼこ、どこかシュールに、日々は流れる…。不思議で可笑しく、ちょびっと切ない。カワカミさんの、5分の4(くらい)はホントの、日々のアレコレ。『東京人』連載を単行本化。

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    2018年06月26日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    ふつうに生活していても、けっこう妙なことが起こるもの…。おおむね楽しい、ちょっぴりさみしい。からだ半分、ずれている。カワカミさんの、5分の4はホントの、日々のアレコレ。『東京人』連載を単行本化。

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    2018年06月26日
  • 東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。

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    四月某日の平和な吉祥寺。朝、電車にのると就業規則を読みながら会社に入ったばかりの娘さんがパンツ丸出し大股開きで座っている。昼、散歩をすると短いシャツにレギンスだけでお尻丸出しのぽっちゃり娘さんが歩いている。夜、ジムに行くとバスタオルをまきつけた60代のおばあさんが両方のたれたおっぱい丸出しでのしのし歩きまわっている。いつも丸出しの吉祥寺。おどろおどろしいタイトルとはまったく裏腹で全て世は事もなし。

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    2018年04月21日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    森見さんの竹取物語目当てで読んだ。真面目なようで小馬鹿にした感じが面白い。伊勢物語と堤中納言物語も予想外に面白かった。平安時代って和歌のセンスが問われて大変そう。代筆多かったんだろうな…。

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    2018年04月02日
  • なめらかで熱くて甘苦しくて(新潮文庫)

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     5編からなる短編集。
     川上弘美は好きな作家なのだが、本書とはあまり相性が良くなかったようだ。
     母と子の愛憎をコミカルに描いた「aer」は面白かったのだが、それ以外は今一つ。
     まぁ、そんなこともあるよね。

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    2018年01月04日
  • 龍宮

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    この不思議な世界にどっぷりと浸かりました。 ほとんど訳がわからないのですが、訳がわからないところが好きです。 人間ではないものがたくさん出てきますが、夢のような、でもどこか現実のような気もします。このような世界が現実のどこかにあるような。
    昼も夜も尽きるところ、を目指します。

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    2017年12月31日
  • 龍宮

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    怪しくて、妖しくて、不気味。
    湿り気を帯びていそうな舞台であったり、一見ヒエッと残酷に思えたり。
    けれどどこかどこかあっけらかんとしていてドライなのがおもしろい。

    「ヒト」と「ヒトでないもの」が混じり合った世界。
    この「残酷」、なんていうのも「ヒト」としての感覚、価値観なだけかと納得してみると、なんとなく落ち着かないようなものがあった話にも、親しみが湧いてくる。

    最初の1,2編で苦手に思われた方、『島崎』はいかがでしょう。
    くすんだちょっとダークな色合いの大人の童話という印象。

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    2018年01月12日
  • これでよろしくて?

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    主人公が「これでよろしくて?同好会」に参加し、同好会の活動と日々の生活を送りながら話が進む。

    ここで描かれている同好会の様子を思い浮かべると、皆のびのびと発言していて、うらやましいと感じた。
    私もなんでもないこと、わざわざ話題に挙げるほどではないけれど気になること、好きに発言して楽しみたい。

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    2017年11月14日
  • おめでとう(新潮文庫)

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    男女の恋愛、不倫、同性の恋愛、いろんな形があるけれど根底にあるのはとても普遍的なものであるように思えた。
    失ってしまう不安や、先の見えない未来。それらと静かに闘っている人たち。
    決して幸せな物語ばかりではないのに、幸せな気分になるのはどうしてだろう。

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    2018年05月25日
  • 水声

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    2017/08/26
    ふわふわとした小説だった。
    ママ、サリン事件、弟、チェルノブイリ、夢、がん、父親、パパ、そして死。
    夢か現実かよくわからないその狭間を行ったり来たりしているような感覚。
    なんだか江國香織みたいな本だなと思っていたら解説書いてた。

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    2017年08月26日
  • おめでとう(新潮文庫)

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    「運命の恋人」と「どうにもこうにも」がお気に入り。女性らしさ、というよりも、人間らしさという風に例えることがしっくりくるような感覚。卑怯なところも含めてこそだよなあと思う。女性らしさや男性らしさの定義は人によって違うし、だからこそ色んな人同士が惹かれ合うのかもしれない。どうあるべきなのか、よりも、どうしたいのか。

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    2017年08月21日
  • 七夜物語(下)

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    6日目の夜の世界。
    さよと仄田くんはグリクレルのお茶会に招待され、夜の世界の住人達と、さくらんぼのクラフティーを食べ、楽しいひと時を過ごした。

    だから私は思い込んでしまった。
    7日目の夜の世界は、happy end だろうと.....。

    7日目の夜の世界は、いままでで一番、過酷なものだった。
    さよと仄田くんの姿をした光と影は、残酷で、我儘で、そして強かった。

    児童文学書のくくりに入るのだろうが、どちらかというと大人向けの作品な気がする。
    大人が読んでも難しかったw

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    2017年08月10日
  • 七夜物語(上)

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    過去に読んだ川上さんの作品の世界感というか、雰囲気があまり得意じゃなかったので、この作品はどうだろうと恐る恐る読み始めた。
    あまりにも風変りな母親の登場に、序盤から「あぁ、やっぱり苦手かも」と思いつつ、読み進めていく。

    上巻を読み終わる頃には、この物語の虜になっている私がいた。
    さよちゃんと仄田くんが、『七夜物語』の世界に入ってから、どんどん面白くなっていくのだ。
    クラスという枠の中から、ちょっと外れ気味の二人が、この先『七夜物語』から与えられる試練を、どうやって乗り越えていくのか。
    この先が、とっても楽しみ!!

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    2017年08月02日
  • 古道具 中野商店(新潮文庫)

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    中野商店で働く人や、関係する人との人間模様を描いた話。曖昧な恋愛関係とか。
    こういうのは説教臭い恋愛観を話す人物が出てきて辟易することが多いが、この話はそういうこともなく、ぼんやりものを思うように読める。この感じが心地いい。

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    2017年07月27日
  • センセイの鞄

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    おもわずあっちこっちで、「せ、センセイ〜〜!!」と眉が下がる思いだった。
    なんとこんなきゅんとする物語。

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    2017年06月10日
  • 東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。

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    色々な作家さんのエッセイを読んでいますが、川上さんの面白エピソードは普段の何気ない日常からご自身が引き寄せているのかなぁ、と。類は友を呼ぶ的な・・・。普通なら見過ごしてしまう些細な事を気に留め、そしてすくい上げているからこその面白さみたいな、そんなエッセイでした。

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    2017年06月06日
  • おめでとう(新潮文庫)

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    何だか読みにくい。
    舌足らずの大人が一生懸命に聞いてもらいたいことを伝えているような感じ。なんだけど、解説を読んだらちょっと印象が変わったかな。

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    2017年04月17日
  • おめでとう(新潮文庫)

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    短編集。
    いろんな二人(女同士だったり別れた男女だったり)が出てくるのだけど、なんとなくテンポが快い。

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    2017年03月31日
  • 溺レる

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    いろんな男女が出てきた。
    細かい描写はないものの、やたら交わるのだけど、そんな部分より互いの気持ちや会話の部分の湿度や粘度が高くて驚く。
    さらっとしてる文章に見えるし、男から殺されそうになったり二人して不死身だったりと、なかなか共感できるシチュエーションでもないし、執着だの欲望だのが前面に出るよりは、ぼんやりした淡泊な主人公の一人称が多いのだけど、何故だか知ってる感情のような気がする。

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    2017年03月31日
  • 古道具 中野商店(新潮文庫)

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    川上弘美の作品にしては、登場人物もどこか優しい感じです。どちらかというと、吉本ばななの登場人物のような含みのあるタケオやヒトミと、美しいサキ子さんが特徴的。とてもマイルドで、わりと幸せな最後でした。名前を呼ぶだけで揺さぶられるところや、なにより途中の転機みたいなところがいくつかあるんだけれど、うまく踏み込めない若さみたいなところがとっても好き。

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    2017年02月11日