川内有緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ田舎を持たない小さな娘のために、自然の中に小屋を建てる、という体験記。
モノを買う以外の選択肢、としてまずDIYした机に続く、第二弾が建物!
3年ほど?の時間をかけて、途中、コロナ期も経ての、大作業でした。
シンプルな小屋を建てるにも、
作業工程は季節を考慮する必要があること。
箱モノの前に、まず土台が本当に重要で千問技術を要するものなのだとあらためて知る。
そして家にも、壁、窓、など、
一つ一つのパーツがまた大変そうでした。
トイレ、井戸はナイスチャレンジだったのだろうと思います。
小屋も家も、物理的にはいつどうなるか分からないけれど、
確かなことは、ここまでの時間の積み -
Posted by ブクログ
28人の著名人が紹介する大好きなお店。食べ歩きが趣味の人にピッタリの本でした。餃子が美味しそう。食べたいっ
美味しい物を食べる時ってほんとに幸せ。外で食べると、意外な食材の組み合わせとか、味付けとか参考になる事がいっぱい。帰ってから、新メニューに挑戦するのもいいな。
私のお気に入りの和食屋さんは、マスターが骨折してしばらくお休みだったけど、今週から再開。今が旬の鱧食べたいなぁ。年に一度のお楽しみ。スーパーの湯引きは細かな骨が気になり残念な時があるけど、こちらは骨切りが上手い。生肝を胡麻油と塩で。揚げたらサク、ふわ。煮ものとの優しい味わい。しゃぶしゃぶは、さっとくぐらせ、はながひらいたら食べ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ好きな作家さんが名前を連ねていたので手に取った1冊
作家さんだけでなく、タレントさん、漫画家さんなど
28名の方が 自分のイチオシだったり、思い出のお店を紹介しているエッセイ集。
作家さんが食べ物ネタの取材に行きつけのお店を使っていたり、行きたいけど著名人だから顔を覚えられて、気恥ずかしくて足が遠のいたり・・・いつもは本の末尾で名前を拝見するだけの方の日常生活がのぞけて 楽しい。
お店の名前も住所もついているから 近くに行く機会があったら寄ってみたい。
まずは 塩谷舞さんお勧めの「あのガパオ」
オチも含めて 私も食べてみたいと思う。 -
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Posted by ブクログ
本書は、経済的に余裕のある人が小屋づくりに挑戦した単なる趣味的なDIYエッセイではなく、困難な時代を生き抜く力があふれる6年間の軌跡です。
不器用な著者が、なぜ小屋造りへと突き動かされたのか? そのきっかけ、経緯、完成までが詳細に記録されています。
しかし本書の肝は、その小屋が出来上がっていく物理的な変化以上に、娘の成長の記録であり、周囲を巻き込んで一つ一つ困難をクリアし、行きつ戻りつしながら親も成長していく記録、まさに人生の縮図を著している点にあると思います。
シンプルに「娘に心の原風景を与えたい」という想いから、よくぞ頑張ったなと感心します。
これこそ「生きる力」ですね。変化 -
Posted by ブクログ
福島県いわき市に暮らす一人のオトコと中国人アーティストの生き様とふたりを筆者の目から描いたルポルタージュ。
川内さんのすごいと思うのは、取材した内容を読んでるこちらが実際にその場にいるような生き生きした文章にしてしまうところ。
今回も行ったことのない海外の美術館やいわき市にまるで自分がいるような錯覚を起こしてくれる。
そして尚且、合間合間に的確な筆者の視点やコメントがあるのだが
それもわざとらしくないし、考えが偏ることもない。
あくまで冷静な視点なのだ。
ふたりの生き様もだが、一冊を通して夢や希望、そして土臭さや人間くささが詰まっている。
また川内ワールドで知らない世界を見せてもらった、