金井壽宏のレビュー一覧

  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    支援を人間関係の側面から再定義し、支援とは何かという問いに向き合う本。支援を大きく、①クライアントが必要としている具体的な知識や具体的なサービスという形で支援を与える専門家、②クライアントの状態を診断し、処方箋や専門的なサービスを与える医師、③実際に必要なものを判断するため、共同で調べることによってクライアントを参加させ、情報をすべて打ち明けてもらえるほどの信頼関係を築くプロセス・コンサルタント、に大別しており、状況に応じたこれらの使い分けが肝要としている。
    最後に並べられているプロセスコンサルタントの10原則は定期的に見返したいキラーフレーズに満ちている。特に「問題と解決に向き合うのはあくま

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    2025年06月17日
  • 新1分間マネジャー

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    目標設定、称賛、叱責をそれぞれ一分間で実行する。超シンプルな内容だが相手をしっかり観察してこそ出来る内容。頭で理解していても実行が難しいのだと思う。

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    2025年01月04日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    ★謙虚に問いかける
    個人的な繋がりを持つ
    →思いやり・リスペクト、純粋な好奇心
    →→会話の質が高まり、顧客理解&関係構築

    ジョハリの窓
    →開かれた自己
    →盲目の自己
    →隠された自己
    →未知の自己

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    2024年12月08日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    サーバントリーダーシップとは何か、実際の企業での動きをメインに解説されていて、わかりやすかった。
    一方でメカニズム的な部分は少ない(割と根性論?)ので、学術寄りの本もぜひ読んでみようと思います。

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    2024年11月05日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    本書のキーワードは「謙虚に問いかける」だ。
    内容も共感する部分も多く欧米と日本の文化の違いを感じざるを得ない。
    謙虚さは日本人には馴染み深くDNAにすり込まれてすらいるようだが、どちらかと言えば「遠慮」に近いかもしれない。

    最近はディベートのごとく言い負かす、喋り倒すことが目につくため改めて「謙虚に問いかける」 は意識しておくべき。
    必要以上に話し手にならず、カウンターのように反射的な言動をとらず、相手が何を求めているのかを理解し、一拍置いてポジティブな謙虚さを持って良質な会話へとつなげていきたい。

    傾聴だけでなく、問いかけることも意識しよう。
    「謙虚な問いかけ」は相手への興味を示すと共に

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    2024年09月08日
  • 新1分間マネジャー

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    この本を勧めてくれた人(今の上司みたいな立場の人)がそもそもここに書かれていることできてなくてげんなりした

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    2024年01月07日
  • 新1分間マネジャー

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    物語形式だしページ数も少ないので、めちゃくちゃ読みやすかった。2時間かからずに読めた。

    内容は
    「部下と一緒にシンプルに目標をたて、こまめに部下を評価し褒めてモチベーション上げる。叱責する時は行動を否定するが人間は否定しない。」
    みたいな感じ。

    そりゃそうじゃんみたいな内容だったけど、わかりやすく且つ端的且つ具体例を混ぜて説明していたので、結講しっくり来た。

    他の新1分間シリーズも読んでもいいかもしれない。

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    2023年12月31日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「謙虚に問いかける」は、相手の警戒心を解くことができる手法であり、自分では答えが見出せないことについて質問する技術であり、その人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀である。

    第1章 謙虚に問いかける
    ■自分に言い聞かせること
    ①自分から一方的に話すのを控える
    ②「謙虚に問いかける」という姿勢を学び、相手にもっと質問するように心がける
    ③傾聴し、相手を認める努力をする

     これらはすべて、リーダーであるブラウン医師の配慮が足りなかったことに起因している。社会的地位の差を乗り越えて相手に意見を言うことに関してはさまざまなルールが存在するのだが、ブラウン医師はそれ

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    2023年11月26日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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     「問いかける技術ー確かな人間関係と優れた組織をつくる」からの流れ、本著者の著作は2冊目だ。
     なるほど、著者は「プロセス・コンサルテーション」を開発・実践してきた組織心理学の第一人者だ。
     クライアントは一段低い位置(ワン・ダウン)にいて、支援者は一段高い位置(ワン・アップ)にいる。この力の不均衡がクライアントと支援者の双方の関係をうまくいかなくする。支援者は常にワン・ダウンすることを意識し、クラアントと対等な立場でクライアントに依存、信頼してもいいのだという安心感を与えることが望まれると。
     そこで意識するといいのが「控えめな問いかけ」、クライアントに主導権をとってもらいながら能動的に解決

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    2023年08月31日
  • 新1分間マネジャー

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    ベストセラー作家のケン・ブランチャード博士と、「チーズはどこへ消えた?」の著者、スペンサー・ジョンソン氏によるベストセラー本。

    マネージャーがとるべき秘策として、1分間目標、1分間称賛、1分間修正の3つを提言する。マネージャーの最終目的は、部下自身が自分のマネージャーとなり、そのことに喜びを覚えて、マネージャーがいなくても成功できるようにすることと説く。
    終盤に「新1分間マネージャーのゲームプラン」としてマネージャーがとるべき上記の秘策が簡潔にまとめられている。本書のエッセンスを忘れかけたときに見返して、日常のマネジメントに役立てることができそう。
    リーダーと、若い利き手の対話形式で書かれて

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    2023年06月19日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    ネタバレ

     本著者は心理学と社会心理学を学び組織心理学の研究者並びにコンサルタントとして著名な米企業で活躍した方だ。1928年 生まれ、 2023年1月に他界されている。
     リーダーこそ遜(へりくだ)ってコミュニケーションをとることでメンバーに心理的な安心感が生まれ、率直な意見が聞けるということだ。
     部下との面談で自分がしゃべりつくすことを毎回繰り返している管理監督者にぜひ読んでほしい一冊だ。まあ、そういうひとがこの本を読んで改心するとも思えないが...。
     人のふり見て我がフリ直せ、そう思える人にぜひ読んでほしい一冊だ。

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    2023年06月01日
  • 新1分間マネジャー

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    1分間リーダーシップに続いて読みました。
    こちらも1人の若者が新1分間マネージャーとその部下に出会い学んでいくストーリー形式で話が進みます。
    1分間「目標」「称賛」「修正」の3つの秘訣が解説されています。
    内容自体は基本的なことが多い印象でした。
    読みやすいので後輩を持つようになった若手にお勧めしたい1冊です。

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    2023年05月23日
  • 新1分間マネジャー

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    目標を立てること、できていた行動はすぐ褒めること、間違った行動はすぐ指摘すること、行動と人格は別であること。
    ストーリー仕立てで読みやすいがその分却って具体的なことが分かりづらく感じた。

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    2023年03月21日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    キャリアコンサルタント試験対策及びその後の学びのために購入。 

    2002年第一版のためか、(今となっては?)常識的な感じで響く部分はあまりなかった。
    ただ、常識的な部分はわかる。

    払ってもいい金額:300円
    貼った付箋の数:1

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    2022年08月23日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    キャリアコンサルタント試験対策及びその後の学びのために購入。
    大企業での組織論がメインな印象。
    現在の私の立ち位置とはちょっと違う(苦笑)
    しかし、示唆に富む部分は普通にある。

    払ってもいい金額:800円
    貼った付箋の数:11

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    2022年08月23日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    ネタバレ

    関連施設で「組織を動かす」ための課題図書となっていた(第1章)。

    資生堂相談役の池田さんが実践した例をもとにサーバントリーダーに関する概念を中心に書かれた本。引っ張るリーダーから支えるリーダーへ、場面に応じて前に出ることの重要性、身近な場面で実践できることを説明している。全体としては繰り返しの内容が多く含まれており内容の濃さとしては5段階評価で3になる。
    印象に残った言葉は以下。

    ・信頼できる人の特徴4つはhonest誠実、forward-looking前向き、inspiringわくわくさせてくれる、competent有能
    ・サーバントリーダーは、大きなビジョンを描いて部下が本当に困ってい

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    2022年07月12日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    会社のキャリアセミナーでの推薦図書。
    普段あまりキャリアについて考えないので、今までのキャリアと今後のキャリアを考える良いきっかけとなった。

    ・せめて節目だけはキャリアについて真剣に考える。
    ・キャリアに方向感を持つ。
    ・キャリアのドリフトのパワーを信じる、流されることも楽しむ。
    ・キャリアは準備→遭遇→順応→安定化 のサイクルが繰り返される。これを深く生き抜く事。

    この4つを意識しながら、「一皮むけるたびに行動や発想のレパートリーを広げながらも、ひとりの人間としての深み統合感、存在感、人間的魅力を絶えず磨きあげているようなキャリア」を歩んでいきたい。

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    2022年03月26日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    問いかける。をさらに分類して説明しており、ただ、問いかけさえすればよい。という自らの勘違いを認識させられる『謙虚な問いかけ』の意義を丁寧に説明してくれる。

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    2022年02月02日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    いいものに出会うためには、むしろ全てをデザイン仕切らない方が良い。
    ドリフトしてもいいというより、節目以外はドリフトすべきだといってもいい。
    ひとは、自分で選ぶと、ある範囲内から、行動プランを選んでしまう。

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    2022年01月16日
  • 経営組織

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    松下電器が例に出てくるぐらい古い本だけど、診断士一次の知識を俯瞰して肉付けするには深度もボリュームも丁度いい。モチベーション、リーダーシップ、組織構造、企業文化など。デュポンの多角化のきっかけの話とか面白かった。

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    2021年12月28日