金井壽宏のレビュー一覧

  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    支援とは、「役に立とうとする意志」のある者と、「支援を受ける意思」のある者との間に成り立つ。
    生返事は関係を損ね、求められていないのに手を貸す行為は信頼関係を壊してしまう。

    「役に立とうとする意志」のある者は、求められる支援が今まで似たようなものがあったとしても、全く新たな要求として捉えること。そして、求められる支援の本質的な意図を探ること。相手が話す内容だけでは、本当に求められていることに応えられないかもしれない。時期尚早に答えず、会話をし、何に困っているのかを明らかにすることが大切。
    また、支援を受ける側をワンダウンの立場に感じさせないことも大切。あくまで対等なので、喜んで支援すること。

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    2014年08月09日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    重要なことはしつこいくらい繰り返されるので、頭に入ってくるけど全体的には読みづらいかも。
    ただ読むよりも、自分のキャリアを振り返りながら読む方が身になるのは確か。

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    2014年03月02日
  • 経営組織

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    初版は古いが今読んでも初心者には勉強になる。組織の全体像がつかめ、多様な考え方も紹介されている。組織の中の個人を視点に書かれており現サラリーマン、もしくは今後なる人は読みやすい内容。新書の割にボリュームがあり一読だけでは全て把握は出来ないが大まかには理解出来た。また時間があれば読み返したい。

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    2013年12月21日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    五年積ん読していました。私に合う形だと思っています。以降は本からの引用です//honest,forward-looking,inspiring,competent.傾聴、共感、癒し、気づき、説得、概念化、先見力、執事役、人々の生長にかかわる、コミュニティづくり。逆ピラミッド型組織。

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    2013年10月13日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    普段は流されて(ドリフト)も良いが、
    節目ではちゃんと考えようということを主張している本。

    大企業の男性中年を想定して書かれているらしいが、
    それ以外の年齢でも参考になる部分は多いはず。
    流されっぱなしだったが、そろそろ考えるか~。

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    2013年12月03日
  • 経営組織

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    経営組織・リーダーシップ論の研究者であり、神戸大学経営学部の看板教授である著者による、経営組織論。日系文庫ということもあり、基本的な内容をわかりやすく解説することに主眼が置かれている。ちょうど、人的資源管理論~組織行動学を学んでいるところなので、その復習にぴったり。主に後者が中心だが、組織の制度設計等、人的資源管理論に関する内容も扱われている。

    肝心の内容というと、組織というものの定義が非常にふわっとしていて、捉えどころがない不定形であるという認識を前提として、その多様性をいかに外部・内部環境の状況に応じて考えていくか、という視点で描かれている。
    具体的な内容で引っかかったのは以下のポイント

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    2013年07月15日
  • リーダーシップ入門

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    リーダーシップを学ぶためにエクササイズを入れた構成となっている。
    リーダーとはフォロワーが自然とついてゆく者のことです。
    自分ならどうするかを常に考えて、リーダーシップの持論を作り、言語化しておくことが大切。
    持論を原理原則として、状況を判断して行動するのがリーダー。

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    2013年04月25日
  • サーバントリーダーシップ

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    I do not sleep a wink! 为什么!! 氏のリーダーシップ論なのに、一番最後の解り易いまとめが氏のNPO元所長のラリー・スピアーズ氏が著わしたものなんて笑えるw。
    1.listening2.empathy3.healing4.awareness5.persuasion6.conceptualization7.foresight8.stewardship9.commitment to the growth of people10.building community

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    2013年02月22日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    リーダーシップの多様性について、考えさせられる本です。

    規模の大小や分野に関わらず応用のきく考え方ですし、
    日頃のちょっとした言動、周囲との接し方についても
    「気づき」の得られる、そういった意味では「役立て
    られそうな」内容でした。

    明確な使命を持ち、それを共有でき、
    使命達成のための各自の行動を支援する形で導く。
    思いやりと奉仕の心が大事なようです。

    いわゆるカリスマちっくなリーダーではないのです。

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    2012年10月21日
  • サーバントリーダーシップ

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    この本を読めば、サーバントリーダーシップの根底にある時代背景や宗教観を感じることができるような気がする。権力を強めるためには、言語化、概念化、情熱、知識、事例、ユーモアが大事かな。

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    2012年10月13日
  • なぜあの人は「イキイキ」としているのか 働く仲間と考えた「モチベーション」「ストレス」の正体

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    お世話になっている人が一部分を執筆されているので購入。最近仕事に前向きでやりがいがあるので、イキイキと働き、生きるという内容の本が非常にしっくりと腹落ちする。

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    2012年09月24日
  • リーダーシップ入門

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    日本のリーダーシップ研究における第一人者、金井壽宏先生(神戸大学大学院 経営学研究科)によるリーダーシップ論とのことです。金井先生が本書で扱うリーダーシップは、ある特定のいわゆる「リーダーが持つ」リーダーシップではなく、誰もが持つことが可能なリーダーシップを扱っています。リーダーシップの定義は、1) それを支えるフォロワーがいること、2) 実践的に言語化されていることとしています。特に 2) 実践的に言語化されていることを強調しており、次のように解説しています。

    誰もが、何かを達成すると言う実践上に得た「持論」がある筈で、そのノウハウを言語として抽象化した概念化すること(例えば、「即決」とか

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    2012年07月31日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    いわゆるリーダーシップ論のイメージとは、ある意味で真逆な論であり、そこがいい。

    奉仕という概念が中心にあるので、キリスト教的価値観がベースにあってこそ理解しやすいリーダーシップ論かもしれない。

    一方で、過度な自己主張を嫌う日本人にとっては、案外、これなら自分にも合うと思えるかも。

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    2012年07月25日
  • サーバントリーダーシップ

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    文書は冗長でわかりづらく、日本人には理解出来ない価値観もある。それでも、とても勉強になるし、一度はざっと読んでおくと良い本。

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    2012年07月11日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    ミッション・方向性は自ら提示し、その実現にメンバーが向かっている限りにおいてサポートし、奉仕するというリーダーのあり方。グイグイ引っ張る以外のひとつのモデルだなぁと思いました。ただし、そもそもメンバーが自律的にミッションの実現に向けて動くという環境を作り出すこと自体が、多くの場合にチャレンジなのだとも感じます。

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    2012年06月06日
  • サーバントリーダーシップ

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    サーバント・リーダーとはサーバントである。
    組織には二種類のリーダーが必要。組織の内部にいて、実際に毎日の任務を遂行していくリーダー。そして、外部にありながらも密接に関わり、距離があることを利用して、実際に活動するリーダー達を監督するリーダーである。後者は「トラスティ(受託者)」と呼ばれる。トラスティの役割とは、奉仕し、導きたいと考える人たちに実行の機会を提供することである。

    トラスティが最高の影響力を及ぼすための第一歩は、組織の方向性を定めることである。トラスティの役割は、組織の活動的な計画の外に位置し、「管理する(manage)」ことである。内部で運営を行う役員にトラスティが任せるのが「

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    2012年01月09日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    リーダーシップの本質
    喜んでついて行く、フォロワーがいる事

    一、信頼できる事、誠実
    二、前向き、ワクワクさせてくれる
    三、有能

    困ったときこそ、イノベーション。

    サーバントリーダーシップ
    相手に奉仕し、その後相手を導くもの。

    グリーンリーフが指摘する要素
    •リードする意識
    •大きな夢
    •傾聴と理解
    •わかりやすい言葉での説明
    •でしゃばらない
    •断らない
    •予知力
    •決断力
    •相手への気づかせ
    •癒しと役立ち

    召使では無い(笑)

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    2012年01月09日
  • リーダーシップ入門

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    リーダーシップをアカデミックに学ぶための入門書。研究者たちの理論がコンパクトにまとめられている。しかし、エッセンスが濃縮されているがゆえに、この本を読んで理論と実践をブリッジするのはなかなか難しいと感じた。迷ったり悩んだりしたときに、理論を確認するために使いたい本。
    リーダーシップとはなんぞや、を学ぶには、共著になるが「リーダーシップの旅」をおすすめしたい。

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    2011年11月29日
  • 完全なる経営

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    久々に読んだ、超骨太の本。
    欲求の5段階(生理的欲求、安全への欲求、社会的欲求、尊敬への欲求、自己実現の欲求)で著名なマズローの書。

    意外だったのは、欲求の5段階を示すピラミッド図でマズローが説明している事実はないということ。

    後年の学者諸氏が、わかりやすく整理し図式化したということだ。

    ・気に入ったフレーズなど。

    幸福とは、何かにともなって生じる状態であり、副産物なのだ

    何か重要なものの一員となる。これが自尊心を回復させる特効薬だ。

    人間はおのれの宿命、運命を受け入れるべきなのだ

    シナジーとは、個人にとっての利益が同時にすべての人間にとっても利益となるような文化であると定義して

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    2011年11月23日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    仕事の都合で読んでみた。もともとこの考え方に興味があったが、一層深く勉強したいと思わせる一冊。内容も簡易で分かりやすい。

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    2011年11月06日