金井壽宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
支援を受ける側と支援を与える側の両面から価値のある支援のかたちを探る。本書で提案されるプロセスコンサルテーションはまさに自分自身の関心分野に近く明快に言語化された感覚である。
支援には役割が必要でありながら、相手の信頼を得られていない関係性では機能しない。専門家的な役割が決してダメなのではなく、適切な切り替えが必要である。相手が本質的に求めることを時間をかけて探る。などなど、多くの発見があった。
また対話型ファシリテーションの共有する価値観も多い。両者ともプロセスに視点を当て、相手の自己尊厳を高めたうえで、事実に基づいた問いを重ね、課題と解決策を自己発見させる。改めてこれまでの支援のあり方 -
Posted by ブクログ
●サーバント・リーダーシップの定義
リーダーである人は、「まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」という実践哲学をサーバント・リーダーシップといいます。サーバント・リーダーは相手に対し奉仕する人です。相手への奉仕を通じて、相手を導きたいという気持ちになり、その後リーダーとして相手を導く役割を受け入れる人なのです。サーバント・リーダーはつねに他者がいちばん必要としているものを提供しようと努めます。
●サーバント・リーダーシップの考え方
リーダーシップはとてもシンプルな現象。信じてついていってもいいと思える人に、フォロワーたちが喜んでついていっている状態がリーダーシップという社会現象であり -
Posted by ブクログ
私の敬愛する講師にキャリア相談していた時のことから、改めてPlaned happenstance theoryについて学びたいと思った。
・キャリアについて毎朝自問自答している日が長らく続いている人も調子が良くない。
→このままでいんだろうか?というのは、3カ月に1度考える時間と、考えるためのFWを作ることが大切。
・自分は何が得意か?いったい何をやりたいのか?結局は自分が得意、これをやりたい、と思うものが大切。アドバイスはもちろん大切だが最終的には自己決定。
→志なんて言うと途端に難しくなる。内向きにベクトルを向けて、今のは楽しかった、昨日は●●に腹が立った、と感情を問うところから始める -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書はグローバルリーダーとしてアメリカ等世界各地で活躍した増田さんの実際の経験談と神戸大学の金井先生のまとめ、対談からなるリーダーシップに関する著書である。ポジティブで元気づけられ、すがすがしい読後感を持てた。
非常に印象的なのがタイトルの「リーダーは自然体」にもあるとおり、増田さんは日本人としては稀にみるグローバルで活躍された方であったにもかかわらず、そのキャリアの積み方や、その時々の本人の行動は本当に素直で自然体であったことだ。最後の章で彼女は「ロールモデルをもつということは、その人みたいになろうとすることではなくもっと自分らしくなること」と述べている点もなるほどと思えた。
リーダー -
Posted by ブクログ
「なんとなくは理解できる」というのが今の感想です。
私にはまだしっくりこない部分があるというか、理解できない未熟さがあるのだと思いました。
手にとった理由は、ピーター・センゲ氏による序文、金井壽宏氏による解説である点です。
センゲ氏にいたっては、「リーダーシップを本気で学ぼうとしている人が読むべきものはただ一冊、ロバート・K・グリーンリーフの『サーバントリーダーシップ』だけだと述べてきた」にこの一冊を加えているのだから、尚更読まずにはいられなかったのです。
内容はオカルト、とまでは言わないまでも、精神的な記述・エピソードも含まれており、また自伝的な物語になっていますが、「How to」的