金井壽宏のレビュー一覧

  • リーダーシップ入門

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    リーダーシップってどういうものなのか考え、あえて理論的な本を読んでみた。
    だいぶ研究色が強く、自分には少し難しかった。
    本書では、研究者による理論と実践家リーダーシップ持論から自分なりの持論を作りあげることが重要とある。
    リーダーシップ理論は色々とあるが、簡単に言ってしまうとPM理論のほぼ2軸で説明ができる(あまり深い理解ができていないのかも・・・)。
    実践家については、R・エンリコ、J・ウェルチ、小倉昌男、松下幸之助らの例を挙げているが、単に真似ることはNGで、彼らから自分が納得のいく良い部分を学び、持論とするよう薦めている。
    リーダーシップに必要な要素が詰まっていて、多くの気づきはあったも

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    2011年11月06日
  • 経営組織

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    ちょっとアカデミックすぎてわかりにくかった。最後まで飛ばし読みしただけなので、内容は詳しくわからず。
    働く人の視点から書いたとあるので、労務管理について知りたい時に再読すべきか?

    ミクロ組織論(心理学)とマクロ組織論(組織全体)がある
    10個の組織論のどの立場に立って論議しているか自覚することが大切
    個人が組織を作り出している
    ひとは仕事そのものから満足を感じる
    できるマネージャー、すごいリーダー
    社内ベンチャー制度

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    2019年02月19日
  • 経営組織

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     BBTで学んだ内容の復習に。経営組織は、形となる組織の議論ではなく、リーダーシップやモチベーション、人間科学や社会心理学など多岐にわたる研究を組織に応用したものだと思う。
     組織の規則や手順の本質的機能は下位ユニット間でのコミュニケーションの必要性を減じるためのもの。つまり、「決まりだからさ」ということでやっているお約束の会議や、規則にのっとったルーティンは、実は次に何をしようかということを、下位ユニットに考えさせない工夫であるということだ。組織の中の、下位ユニットにいる限り、考える必要が無いということでもある。
     もうひとつは、改革を求められる組織と、安定を求める組織ではリーダーの存在と役

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    2011年06月20日
  • コーチング・リーダーシップ

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    経営学の立場から、組織開発や働く人のモチベーションに取り組んできた金井壽宏先生が、近年企業経営で目覚しい成果を出しつつあるコーチングをMBAの科目に導入したことがキッカケとなって生まれた意欲的な内容。
    コーチングの基本や企業にとってコーチングが如何に効果的か、企業での導入事例等が、裏付けとなるデータと共に述べられています。
    ややコーチングの宣伝色を感じますが、金井氏の書いた第7章「支援学」がとても勉強になりました。支援学の提唱者、エドガー・H・シャイン教授の考え簡潔にまとめられ、支援が求められるケースを3つのモードにタイプ分けし、コーチングがその中でどこに位置付けられるかを大局的に知ることがで

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    2014年09月04日
  • 完全なる経営

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    ドラッカーからの流れで読んだ。今の私には少々難解。内容が難しいという意味ではなく、そこまで難しく考えなくていいんじゃないか、ということ。
    しかし、書かれた時代のことを考えると、マズローが与えた影響の大きさは分かった。
    目新しさがないのはむしろマズローの偉大さのせいだろう。

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    2010年10月29日
  • サーバントリーダーシップ

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    これまでにないリーダーのあり方、組織の本質的なあり方を提示している点が素晴らしく、共感できます。
    一方で、内容が冗長である、文章が読みづらい(原因が原著にあるのか訳にあるのかは分かりませんが)という印象も受けました。

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    2010年05月05日
  • キャリア・アンカー セルフ・アセスメント

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    【目的】
    就活に向けて自己分析の一環としてキャリアを振り返るためのアセスメントとして利用する

    【引用】
    ・ますます複雑化したグローバル化する世界において、個人はコレまでにも増して自分を頼りにしていかなければなりません。
    ・能力・動機・価値観に関する自己イメージこそは、皆さんの「キャリア・アンカー」です
    ・キャリア・アンカーは、キャリアを決定するにあたって、何かを犠牲にしなければならないときに、どうしてもあきらめたくないと感じた能力・動機・価値観のことをいいます。
    ・自分のアンカーについて知らなければ、周りの手引きに従うまま、つまらない仕事やさえない状況に引き込まれてしまって、やがて「本当の自

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    2010年05月06日
  • 完全なる経営

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    「欲求階層説」、「自己実現」、「心理学第三勢力」などで有名なマズローさんですが、今まで読んだことなし。書評などで好意的に取り上げられているので読んでみました。"Maslaw On Management"をこう訳すのは無理があるが、主著『完全なる人間』にちなんだのでしょう。その原題も"The Psychology of Being"。無理があるのでは?

    正直に言うと、かなり違和感があります。神経症や発展途上国に対するかなり差別的な認識や、生まれながらの優劣の積極的肯定。文中でも何度も、昔の話でありそのため現代の認識とは違う、という訳者注が言い訳のように

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    2009年12月26日
  • 組織行動の考え方―ひとを活かし組織力を高める9つのキーコンセプト

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    組織行動(Organizational Behavior)とは、組織のなかで起こるさまざまな人間の行動を科学的に理解しようとする学問分野で、
    モチベーション、パーソナリティ、職務満足、処遇の公平性、学習、キャリア発達、意思決定、グループダイナミクス、コンフリクト、対人コミュニケーション、リーダーシップ、職場ストレス、組織文化、組織変革等を研究テーマに持つそうです。
    組織内で人が育つ、人を育てるというのも組織行動のひとつであり、領域はほぼ同じようですが、言葉として「人材育成」より大きな概念といえそうです。

    コンピテンシー、モチベーション、評価、リーダーシップ等のカテゴリごとに
    様々な学説を網羅

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    2009年10月07日
  • リーダーシップ入門

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    リーダーシップ:大きな絵を描いてそれに向かって人を巻き込むこと。実践から理論へと抽象化していく構成。実践の重要性を繰り返し説いており、エクササイズ多数収録されている。課題軸と人間軸でリーダーシップを分析する。この単純化されたモデルは汎用性が高いと思われる。あとがきにあった『数年後にリーダーシップのコツ(持論)をもてるように』を実現すべく、一人ブレーン・ストーミングをしてみよう。

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    2009年10月04日
  • リーダーシップ入門

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    理論と実践に重きをおいているが、「で結局?」という感想。

    啓発書として読むべきである。

    けして学者が書いたものとして読まないほうがいい。

    金井先生はこの本を多くの自己矛盾に満ちた中で書いたのだと思う。〈学者としての立場と結局はその学者としての定義を捨てなければいけないという意味で〉

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    2009年10月04日
  • リーダーシップ入門

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    開始:20070806、終了:20070806

    リーダーシップ入門というよりは、リーダーシップの定義づけ、というような内容の本だ。実際のリーダーと各研究者のリーダーシップの捉え方を改めて著者が捉えなおしたような感じだ。決して読みやすくはないが、参考になる点は多々あるし、エクササイズを本気でやってみると自分のリーダーシップ度を自分で実感することもできる。リーダーシップを身につける上で大切なことは、?自分がリーダーシップを直接経験すること、?すごいリーダーと思える人といっしょに仕事をして、その人の言動を観察すること、?それらの経験と観察からの教訓を言語化し、自分なりの持論を構築すること、?学者の

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    2009年10月09日
  • 完全なる経営

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    「ビジネスマンのための心理学入門:和田秀樹著」にて紹介されていて興味があったので購入。研究論文やマズロー氏の説を学ぶことは結構あったけど、心理学者として有名なマズロー博士の著作を購入したのは初めてかも。

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    2009年10月07日