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異動・昇進・降格・左遷……第一線で活躍するビジネスマンはいつ「一皮むけた」か、豊富なインタビューがあぶり出す。現場で培われたキャリア論、日本で初めての試み。
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Posted by ブクログ
経営幹部へのインタビューから得られた「一皮むけた」エピソードが紹介されている本。 どのエピソードも、言えば「状況を前向きに受け止め、結果を出すなかで視野を広げることができる」という、まあ読む前から分かっていること。ただそれが取材した情報を冷静に分析するという形で書かれているため、素直に受け止めること...続きを読むができた。 「一皮むける」につながる苦境というのはある意味自分の弱さとの勝負というところがある。客観的な事例を知ることは、自分の状況を客観的に捉えるために役立つ。 明日からがんばろうという気になりました。
昔の上司に薦められた。 キャリア・ミストに入ったときに読む本。 キャリアは「履歴」や「経歴」ではない。 仕事を通して自己成長していく。
宝くじに当たるためには宝くじを買うことから。当たり前だが普段の自己啓発では忘れてはいけない教訓。「夢なんか実現しないという人もいるが,実は夢しか実現しない」。節目で逃げない。「自分を探そう,探し続けよう,いくつになっても学習だよ」エドガーシャイン(MITキャリア研究の第一人者)。自分を貫くテーマを発...続きを読む見する(キャリアドメイン)。語るべき物語,物語を語る事で持論めいたものが生まれる。ウェルチの四つのE[Energy/Energize/Edge(尖って切れる)/Execution(とことんやり抜く)]
[ 内容 ] 現実に企業に勤めているビジネスマンにとって、キャリアは重要なものだ。 それは単にビジネスを遂行するうえで重要なばかりでなく、人間としてどう生きるかという問題に肉薄するものだからである。 「キャリアとは何か、どう形成されていくのか」については本論で触れていきたいが、キャリアを考える際の最...続きを読む新で、かつ重要なキーワードが「一皮むけた経験」になる。 本書は、「豊かなキャリア形成へのメッセージ~経営幹部へのインタビュー調査を踏まえて~」という(社)関西経済連合会が実施したプロジェクトでのインタビューが元になっている。 [ 目次 ] 「一皮むける経験」が最大のキャリア・チャンス 「入社初期段階の配属・異動」で一皮むける 「初めての管理職」で一皮むける 「新規事業・新市場のゼロからの立ち上げ」で一皮むける 「海外勤務」で一皮むける 「悲惨な部門・業務の改善と再構築」で一皮むける 「ラインからスタッフ部門・業務への配属」で一皮むける 「プロジェクトチームへの参画」で一皮むける 「降格・左遷を含む困難な環境」に直面して一皮むける 「昇進・昇格による権限の拡大」で一皮むける 「ほかのひとからの影響」で一皮むける 「その他の配属・異動、あるいは業務」で一皮むける 「節目」に一皮むけ、キャリア発達を続けるために 「一皮むけた経験」からリーダーシップ開発へ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
・人に揉まれることが一皮剥けるために必要。 ・人をがっかりさせるような決断をしなくてはいけないときもある。しかし考え抜いた結果の決断ならば、その決断に後悔はしないこと。 ・どんな現状であろうと受け入れ、自分ができること及びやるべきことをやり抜くこと。
リーダーシップ論ではなく、役に立つリーダーシップ開発論を求めて書かれている。 そうした実務家による経験集がまとめられている。 邦訳はないものの以下モーガンマッコールによる書籍の紹介 Lesson of experience ①アジェンダ(大きな構想とその実施細目の両面を示す)を構築し実施する。 ...続きを読む②ひととの関係を扱う。 ③基本価値に基づいて行動する、それをほかの人びとに伝達する。 ④エグゼクティブとしての資質を試される、それを高める。 ⑤自分について深く知り、個人的な自覚を高める。 ⑥ほかの人びとへの依存状況に対処する。 ⑦経営幹部らしい深い思考をする。
最後の1章だけでいいかな。 人生の転機とは、そこにまさに立っているときに「転機」だと認識できるかどうか。 これが全てだということ。
国内企業の経営幹部の仕事を通して「一皮むけた経験」を44のケースを挙げながら、働く大人の発達課題とその取り組みへのヒントが盛り込まれている。 どのケースも節目となる経験、例えば異動、新規事業開発、海外勤務、降格、昇進から、そこでの辛い状況、修羅場を以下4つのパターンの行動(組合せ含む)で乗り越えてき...続きを読むたと説明している。 ①学習などによって自己の新たな強みをつける。 ②性格など自己変革を行う。 ③助言を求めるなどによって新しい状況への対応をはかる。 ④部下を増員したり、他に任せたりすることなどで自己の能力不足を補う。 節目で現実を直視した上でこのような行動を取っていたとの共通項が示されているが、本書を読んで特に銘記したいと感じたのは「節目の局面から逃げない」ということ。辛く、困難な状況においても、逃げずに自分の使命や責任を自覚して行動した人だけが「一皮むける」経験を獲得する。局面を自分のステップアップに繋げるも、捨てるも己次第なのだと改めて感じた。
インプットとしては読みにくいが、ディクショナリーとしてはとても豊富で整理されている。キャリアを単なる職歴としてだけではなく経験として捉えられる。
自身のキャリアを考える上では「働くひとのためのキャリア・デザイン」が示唆に富んでいたが、他者の成長を考える上ではこちらがとても参考になりますね。
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