金井壽宏のレビュー一覧
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資生堂元社長で相談役の池田氏と,神戸大学大学院教授の金井氏の共著。
「人を引っ張って導いていく」というイメージが強い「理想のリーダー像」だが,奉仕するという姿勢のリーダーもありうるということを示した本。
リーダーが目指す大義に共有・共感するフォロワーが,その大義に向けた行動をとるために支えるのが,サーバント・リーダーである。
金井教授は,これを子供に対する親の態度だと言っている。子供の成長のためを思って,子供に対する愛情のために,奉仕する親の姿である。
親はサーバント・リーダーであるし,そうあるべきというのは,非常にすっきりと自分の中に入ったし,自分自身の考えを改めさせてもくれた気がする。
学 -
Posted by ブクログ
【なぜ読んだ】 ものごとを変えることに行き詰まりを感じたため。そして、会社の書庫のなかで誰も読んでいない本だったため。
【なにを得たかったか】 変革のヒントとモチベーション維持の方法。
【どう活かすか】 以下1のために2を心がけ、変革へのチャレンジを続けたい。
1.変革は金平糖の角を作るようなもの。 個性を伸ばすこと。
2.変革するリーダーとは、恐れなかった人ではなく、恐れを克服しようとした人である。
【抜粋】
個人も組織も発展のためには変わることが必要。
変革があってその会社らしくなる。
愚痴は希望があることの裏返し。愚痴の権利もあるが、希望を語る義務もある。
組織は、安定こそがふあんて -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「そこに行きたい」という熱い気持ちや情熱(パッション)、「なぜそこに行きたいか」を語る使命(ミッション)や夢、「そこはたどり着けばどのようなところなのか」を目に見えるように(ビジュアルに)描かれたビジョン、「そこに行ける」という自信と勇気、「どうしたらそこに行けるかを示す」シナリオやステップ(足取りの展望)-変革はくぐっているときにはたいへんであっても、変革がかなったときに、それは、それを推進した個人にとっても、組織にとっても、かけがえのない経験となる。
-個人のキャリアにとって、組織の発展にとって、本当に意味のある変革とは?
根本から考えるための書。
[ 目次 ]
プロローグ -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
現実に企業に勤めているビジネスマンにとって、キャリアは重要なものだ。
それは単にビジネスを遂行するうえで重要なばかりでなく、人間としてどう生きるかという問題に肉薄するものだからである。
「キャリアとは何か、どう形成されていくのか」については本論で触れていきたいが、キャリアを考える際の最新で、かつ重要なキーワードが「一皮むけた経験」になる。
本書は、「豊かなキャリア形成へのメッセージ~経営幹部へのインタビュー調査を踏まえて~」という(社)関西経済連合会が実施したプロジェクトでのインタビューが元になっている。
[ 目次 ]
「一皮むける経験」が最大のキャリア・チャンス
「入社初期段 -
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