金井壽宏のレビュー一覧

  • 戦略人事のビジョン~制度で縛るな、ストーリーを語れ~

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    企業経営におけるリーダーシップのあり方やリーダーに対するコーチングの重要性について、実践と理論がバランスよく記載されていて読みやすくためになる。

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    2017年02月25日
  • クリエイティブ人事~個人を伸ばす、チームを活かす~

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    今年のワールドマーケティングサミットで著者が登壇されてサイバーエージェントにおけるマカロンを始めキャッチーなネーミングの人事施策を話されているのを聞いて、なんてクリエイティブな人事なんだろう、と驚いた時に、そう言えばそういう題名の新書でていたなと思い出して、積読リストから引っ張り出しました。折しも、働き方の問題が社会問題として顕在化するタイミング。「終わらない仕事」については主に36協定の順守などの時間の問題として語られていますが、もちろんそれを前提条件として、仕事の質の問題についても考えられなくてはならないと思います。そして、質の問題は個人のモチベーションの育成と関係し、モチベーションの育成

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    2016年11月19日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    2016年2冊目。
    尊敬する先輩 Yさんの本棚にあったので、
    迷わず購入・大好きな出版社 英治出版さんの本でも
    あった。

    【謙虚に問いかける技術】
    問いかけるとは何か?をとことん深掘りしている一冊。
    普段、後輩にどのような質問をしているのか?
    自分の知識を引け散らかすような質問をしていないか?
    改めて考える機会になった。

    ”自己表現”ばかりにこだわるのではなく、
    あえて"問いかけることで、へりくだることで相手の考えを知る"

    "技術"というよりも、
    "相手を知るための心構え"の大切さを教えてくれた一冊。

    ○謙虚さは3種類存在する

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    2016年05月15日
  • シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ

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    説明するのが難しい。

    この本に出会ったとしか言いようがない。

    すべては繋がっているということ。
    サーバントリーダーシップというものへの確信。

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    2015年12月23日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    そもそもキャリアデザインをいつ、どのように、どのくらい、なぜするのか、についての研究をまとめた本。
    著者の「節目だけはデザインする」という提案には納得した。
    時代的制約もあり、男性サラリーマン中心の書き方になっているが、現代でも適切に読み替える価値がある内容だった。

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    2015年11月23日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    神戸大学の経営学教授によるキャリアデザイン論。

    大学で経営学を専攻していたこともあり、名前は知っていたけど、多分著作を読むのは初めて。

    自身のキャリアの中途ではドリフトされるまま(流れに身を任せる)で良いけど、節目節目にはしっかりと自身のキャリアについてデザインしていきましょう、という論旨。
    社会人4年目となり、今の業務については慣れてきてはいるけど、本当にこのままでいいのかな等とぼんやり考えていた時期であったので、この本に出会えてよかった。中々、自身の強みや入社の目的等について振り返るきっかけも作らないし、自省が苦手ではあるのだけど、もう少し考えてみたいと感じられた。また、いわゆる自己分

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    2015年11月07日
  • リーダーは自然体~無理せず、飾らず、ありのまま~

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    ネタバレ

    ・ThinkよりFeel
    ・Celebrating Failure
    →よかったね!で、次はどうする?
    ・「成果」と「主な役割」を言語化して提示する
    →その時の、その組織に自分が就いている職務がある必要性は何か?自分がいなかったら会社はどうなるのか?を上司に示す。
    ・グローバルリーダー
    ①専門家 × 仕事が超一流
    ②人間力 :言ったことはやりとげる
    ③コミニュケーション力:言いたいことを伝えれるか(比喩)
    ・指示待ち→自分でやる

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    2015年09月15日
  • どうやって社員が会社を変えたのか

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    目の前の仕事をさばくことが普通になっている状況を変えて、チームワークが働く環境に。2割の2割(4%)が変われば会社は変わる。人は本来なまけものだが、何か目標ができて、それを本気で乗り越えたいと思ったときは、想定以上のちからを発揮する。などなど、コンセプトに非常に納得感あり。
    たぶん、ほんで伝えられる情報量の限界なのか、具体的なやり方とか葛藤についてはあんまり書かれていない。
    なんで、柴田さんと北村さんが、稲生さんが蕎麦屋で仲直りさせるくらい喧嘩してのか、とても気になりました。

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    2015年06月30日
  • サーバントリーダーシップ

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    組織が人々を「力」で「操る」のではなく、「奉仕」によって「導く」ことを通じて、社会により大きな価値を生み出すべきであると提言した、リーダーシップ論の古典。

    組織が大規模化するにつれて官僚化・非人間化・凡庸化していくことに対し、著者は、傾聴や共感、直感を大切にしながら、謙虚に気づきや学びを求める「奉仕型」リーダーこそが、フォロワーの信頼を得て、有能な「トラスティ」(取締役会や理事会など)とも協調しつつ、よりフラットな組織を導くことにより、従来の「パワー型」リーダーが率いるピラミッド型組織よりも、社会にとって意義のある貢献ができると主張する。

    原文は著者による1970年代に書かれた論文や講演録

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    2015年06月08日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「自分が話す」のではなく「謙虚に問いかける」ことを心掛ければ、会社も家庭もうまくいく。組織心理学の観点から、「問いかける」ことの重要性とその手法、更には実行面での課題と対処法を明らかにした一冊。

    特に多様な価値観を持ったメンバーとの相互依存によって、複雑性の高い仕事を行う組織では、「まずは自分が話すことで主導権を握る」といった「勝ち負け」の文化を脱却し、地位や立場を超えた人間志向の信頼関係を高めることが不可欠であり、そのためには自分の価値観や先入観を内省し、様々なスタイルの「問いかけ」を通じた、新しいタイプのリーダーシップを身につける必要があると説く。

    このような姿勢は得てして「あいつは弱

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    2015年06月08日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    4年振りに再読。
    医師やコンサルタントといった専門家による公式なものから、職場の同僚のちょっとした相談や手伝い、家庭での家事や介護など、人間関係のあらゆる場面で必要な「支援」を上手く行うことで、よりよい協力関係を築くための指南書。

    往往にして支援が失敗する理由として、著者は支援者・被支援者それぞれに陥りがちな罠があると指摘し、特に支援者には、適切なコミュニケーションによって被支援者との間の認知的・感情的ギャップを克服し、相互理解と信頼関係を土台に、被支援者と共に考え、解決策を探求する「プロセス・コンサルタント」の役割が重要であると説き、その手法は組織のマネジメントにおいても有効であると主張す

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    2015年06月08日
  • 組織変革のビジョン

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    『情熱や使命とともに、将来を展望するビジョンは、このような希望というものと、非常に相性のいい言葉だ。

    「そこに行きたい」という熱い気持ちや情熱(パッション)、「なぜそこに行きたいか」を語る使命(ミッション)や夢、「そこはたどり着けばどのようなところなのか」を目に見えるように(ビジュアルに)描いたビジョン、「そこに行ける」という自信と勇気、「どうしたそこに行けるかを示す」シナリオやステップ(足取りの展望)を持って進んでいきたいものだ。』

    改めて読むと、今、足りないものはなんなのだろうかと考えさせられる。

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    2017年07月20日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    人を助ける・支援するというのは、兎角、 上下の関係に陥ってしまいやすい。

    支援する対象を理解するという手順を欠いた場合、専門性や良心さらには人間関係そ のものを無碍にしてしまう可能性があると いうことがよく分かる一冊。

    そうならないために、正しく寄り添うため の質問「どうしてほしいですか?」が素直 に聞けることの重要性を理解できた。

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    2015年05月19日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「謙虚に問いかける」
    相手の警戒心を解くことができる手法であり、自分では答えが見い出せないことについて質問する技術であり、その人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀である。

    まだ途中ですが、読み進めていく中で、「ふむふむ」と納得する箇所、初めて出会う考え方がたくさんありました。

    続きは読んでからまた書きます!

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    2015年04月21日
  • クリエイティブ人事~個人を伸ばす、チームを活かす~

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    これは非常に示唆に富んだ本です。
    自分の目指す道、辿ってきた道が間違っていないことに気づかされます。
    信念を持ってやり切りたいと強く感じさせてくれました。

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    2015年04月14日
  • クリエイティブ人事~個人を伸ばす、チームを活かす~

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    ネタバレ

    サイバーエージェントの人事制度について、その制度設計がどのようにしてなされたかまでが細かく知れる。人事の仕事をしていなくても身の回りの人の動かし方や接し方など対人関係に参考になる内容が非常に多く参考になった。

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    2015年04月03日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    2015.3.30
    2年目の終わり、ボディーブローのように効いた。
    今の仕事は、自分がうまくできるし好きだと思ってやっていることなのに言いようのない違和感を常に抱えている。
    得意なことを好きなことだと言い聞かせてきためっきがものの見事に剥がされた。
    「なにがほんとうのところしたいことなのか」
    「なんでもいろいろ試してみる二十代」
    若いときの最大の誤りは、いろんな生き方、働き方があるのに、キャリアの早い時期に、「これしかない」と思ってしまう場合だ。
    自分をそこで磨きたいというところではとことん努力する(よいガマンをする)のが大切だ。
    その仕事では自分の望むことは実現できないと思ったら、へんに勤め

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    2015年03月30日
  • 引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバント・リーダーシップ入門

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    本家『サーバントリーダーシップ』よりも読みやすく分かりやすかったです。
    理論的な側面を金井氏が固め、ご自身の経験を資生堂の元社長 池田氏が語る構成になっています。そのため全体を通じて、腑に落ちるという印象がありました。

    リーダーシップを相互作用的で動態的な現象と捉えている点は、非常に興味深いと同時に、一つの真理のように思います。

    本家ではあまり読み取れなかった(理解できなかった)サーバント・リーダーシップと変革型リーダーシップが両立するということについて、非常に重点的に解説されています。この相反すると思われるテーマに対し、むしろサーバントなリーダーこそ変革に向きだと本書は唱えています。

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    2015年02月15日
  • リーダーは自然体~無理せず、飾らず、ありのまま~

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    自分のもとめる(足りない)リーダー像がここにある。リーダーはポジションではない。だれでも自分を理解し、自分のやりたいことを人に対して真摯にコミュニケートしていけばリーダーになれる。もっと早くやみたかった本だけど、いまだから響きくのかな。

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    2015年02月01日
  • シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ

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    著者の自伝。弁護士から、アメリカでリーダーシッププログラムを開発、運営するストーリー。
    様々な場面でおこるシンクロニシティを描く。とても読みやすしし、勇気をもらえる話ばかり。何度でも読み返したい。金井先生のレビューも熱い。

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    2015年01月12日