金井壽宏のレビュー一覧
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どんな人でも組織に入るまでは、「あれをしたい」「これをしたい」という希望をもっている。会社に入ったばかりの新人や若い社員たちは、多少なりとも自らの「内なる声」に耳を傾け、個の論理に従って生きようともがく。しかし、組織の中で生きるうちに、そのことを忘れてしまう。内なる声は何と叫んでいたのか、自分という個は本当は何をしたかったのか
第二章 なぜリーダーシップが必要なのか
を忘れ、与えられたポジションにおさまって組織のために働くようになる。そんな人たちが皆さんの属する組織にはたくさんいるのではないだろうか。
人はいったん組織の論理に従って生きる様を身につけてしまうと、いつの間にか慣行に従い、みんなと -
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● 2025年2月13日、Yahooフリマのクーポンあるので「シンクロニシティ」で検索して出た本。
●2025年3月31日、高円寺・中央書籍(中古)にあった。会場調査のため高円寺降りた日。
300円で購入。3冊目/3冊。中央書籍で合計3冊、計600円支払い(現金)。この日は高円寺で古本合計7冊購入し支出合計1,650円だった。
状態は傷や汚れあり。手に取って確認のうえ買ってるが中身にピンクの蛍光マーカーで書き込みのあるページは多い。書き込みがあるのを知ってて本を買ったのは初めてかも。表紙は上部などに凹んだシワあり、こすれた小傷複数あり。帯あり、オレンジ色が退色・色あせしている。
●20 -
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人事は、2種類に分けられる。
「戦略性の人事」「継続性の人事」の2種類である。
戦略性の人事とは、「現在」を見て、「課題や問題」をみつけ、それを「解決」することを主眼としている。未来を良くすることを目的にしている。
継続性の人事では、「過去」を踏襲し、「伝統や文化」を大切にし、それを「維持」することを主眼てしている。今をこなすことを目的にしている。
現状維持は退化の始まりというように、現状は常に変化する。変化に問題はつきものであり、その問題に向き合うことで人類は成長してきた。一個人も、同様である。
変化を恐れず、問題を探し、自分の正しいと思う方法で解決していくことが、成長するために必要。
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・関係の深さは、人が自らをさらけ出す中で、自分のために安心して要求できる価値の量という観点から定義されるのだ。
・より広範囲の専門知識を支援者に頼るようになると、クライアントは一層弱体化する。セールスやサービスを伴う関係では、容易に手を引くことができるため、クライアントはより高い地位にあり、権力を備えている。一方、クライアントが手ほどきを受けるような形式的な支援関係では、一層高い地位につき、権力を備えているのは支援者の方だ。
・クライアントの本当のモチベーションはなにか
・重要なのは、問題を前提とした質問で話を促さないことだ。それこそクライアントが否定従っていることかもしれないからである。質問 -
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裸の王様にならないための本。
組織やチームにおいて、メンバー同士が良好な関係を築くために「謙虚な問いかけ」が必要である。
この「謙虚」は、へりくだるということではない。「自分は周りに助けられている」と自覚することと、相手に対して良い意味で「興味と好奇心を持つこと」であると解釈。
著者は「謙虚な問いかけ」について「こういう風に問いかけなければいけない」という技術的なものは存在しないという。大切なのは自分が話す・相手に対して決めつけをすることなく、謙虚な気持ちを待って様々な問いかけをしていくことだと思う。そうすれば自然と周りの空気も良くなっていくだろう。
また、これは肩書を持つ役職者やチーム -
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【なぜ】会社推奨本かつ金井さんの本は以前も心打たれた記憶があり一読
【どう】4.0点の★4(みんながみんな組織に興味あるものではないため全員に響く内容ではないだろう。個人的には理解のため再読したい)
体調不良の中読んだため、細かいところまで頭に入っていないのが正直なところ。個人的には非常にためになりそうな本。もう一度読みたい。その中でも、第6章の一文は忘れずに書き留めておきたい。
「自分自身の価値、欲求、期待、希望、夢に対する理解も深まっていないのに、どうして社員の心を動かすようなビジョンを書くことができるだろうか。」
【学び、備忘録】
・組織という時に組織図を思い浮かべてしまった。
・組 -
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◾️リーダーはなろうと思ってなるものではなく、結果としてなるもの
この本を読むまで、自分もまさに「すごいリーダー像」を描いており、リーダーはもともと素質がある人がなるものであり、リーダーに向いていない人もいると思っていた。しかしこの本を読んで、誰にでもリーダーになることはできると価値観が変わった。
また、最初からリーダーとして存在するのではなく、自らの行動の中でフォロワーが現れ、結果としてリーダーになるという一節を読み、リーダーシップは一部の限られた人のものではないことを学んだ。
◾️リーダーになるのに3つのプロセスがあること
リード・ザ・セルフ→リード・ザ・ピープル→リード・ザ・ソサエティ