金井壽宏のレビュー一覧

  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~

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    ・ミドルの役割は単に上の考え方を下に垂れ流したり、現場からの要求や突き上げを上層部に具申することではない。上層部の指示をしっかり翻訳し、わかりやすい指示にして下に伝えるとともに、工場の様子、技術動向、消費者の試行などを寄り現場に近い立場から上層部に伝え、場合によってはミドル発の戦略を反映した変革プロジェクトにも従事する
    ・マネジメントは複雑性に、リーダーシップは変革に関わる
    ・裏マネジメント:マネジメントの基本だけでは対応できないもの。みんなで一緒に何とかやってみる。目標そのものをみんなと一緒に探したり、手順がわからない仕事に取り組んだり、試行錯誤を繰り返したりする
    ・成功体験だけでなく、失敗

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    2019年08月18日
  • サーバントリーダーシップ

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    ”著者が使命感をもって広めようとした「サーバントリーダーシップ」の論文集(マズローの『完全なる経営』のようなテイスト)。この時期に出会えてよかった!
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    T:
    P:
    O:
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    ・リーダーがフォロワーに尽くすのがいちばん自然だとさらりと述べた。そして、「導くこと」と「奉仕すること」は両立する、と自信たっぷりに、これまたさらりと述べたのであった。(p.6 監訳者序文)
    ・ガンジー:われわれを破壊させる7つのもの→★*L
     ・労働なき富
     ・良心なき快楽
     ・人格なき学識
     ・道徳なきビジネス
     ・人間性なき科学
     ・献身なき信仰
     ・理念なき政治
     (p.26 前書きに代えて by ステ

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    2019年08月15日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    ネタバレ

    職場の上司の勧めで手に取りました。
    良書だと思います。人間関係や生き方の規範となる本。
    本書では率直な意見を交わすことのできる人間関係を構築するための問いかけの心構えが説かれているいます。

    以下一部抜粋
    信頼関係の構築には謙虚に問いかけることが求められる。
    自らを弱い立場に置いて問いかけることで、支え合える組織を作る。
    弱い自分を見せることが関係性を深めるうえで最も重要。

    職場でのトラブルで最も多いとも言われる人間関係。
    ストレス過多な現代社会で仕事をしているすべての人におすすめしたいです。

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    2019年05月17日
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~

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    自分もプレイングで精一杯で、とてもマネジメントができる環境になく日々ストレスを感じていた。いかに自分がマネジメントのみできるような環境を作り上げていくか、永遠の課題だと思う。

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    2019年05月12日
  • クリエイティブ人事~個人を伸ばす、チームを活かす~

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    サイバーエージェントの急成長期の人事の経験があますことなく公開されている。大小問わず、自分の属するチームやコミュニティの「人」を大切にしたいと思ったら手にとってほしい一冊。

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    2019年04月23日
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~

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    ミドルママネージャーがなぜ魅力なくなってきたのか。
    マネージャーの役割は何か。
    成長するためには、何が必要なのか。
    大人の学びについても深く解説されています。
    学び続けることの重要性を、ひしひしと感じました。
    以下の部分は、自戒を込めて引用。

    世の中でさんざん叩かれている学校教育には、一応、教員免許制度があり、学校内で教師の教育技術を改善するための校内研修がある。教育技術学、教育方法学、教師教育学などの領域も、万全とは言えないものの研究されている。私自身は、現在の教員免許制度で学ばれている内容はけっして十分ではないと思っているが、まがりなりにも原理に基づいた仕組みが存在し、制度化されている。

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    2019年03月30日
  • リーダーは自然体~無理せず、飾らず、ありのまま~

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    BPR(business process reengineering
    ->coaching, career counseling, change management
    ->organiztion develpment
    ->HR

    facilitation, coaching, consulting, competency development, team development, etc.

    日本人特有の思いやり深さ、謙虚さ、段取りのよさ、何でも許容する柔軟性

    influence withoug authority (権威なき影響力)
    リーダーにはフォロワーに対する認知が

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    2019年01月07日
  • リーダーは自然体~無理せず、飾らず、ありのまま~

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    増田さんの人生の選択のしかたがとても軽やかですごく素敵。仕事をしないこともキャリアの一つだと痛感。そして、役職がなくともリーダーシップをもって仕事に取り組めるというところも学び。

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    2018年12月24日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    「支援をする・される」という所に焦点を当てている本。訳本でもあり読み進めるのが少し大変ですが、支援を意識することがある人は読んでおいたほうが良いかも。
    私たちの職業は診断・治療をするという立場で仕事として支援をしているけども、日常に当てはめた場合はまず「プロセス・コンサルタント」という立場で純粋な質問をし続け、一段下になったクライアントを同じ立場に戻してあげることが大事なのですね(仕事の上でもそうかも)。そして、親切な押し売りはありがちだけど、効果を生まないということ。

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    2018年11月04日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    これからのコンサルティングのあり方に触れる一冊

    コンサルティング業務に関る者として、題名に惹かれジャケ買い。
    『謙虚なコンサルティング』と聞くと、クライアントの言う事を素直に受け入れる
    御用聞きの様なコンサルティングスタイルの様に聞こえるがそうではない。

    原題は、“Humble Consulting: How to Provide Real Help Faster”なので、
    本当の意味合いとしては、『控えめなコンサルティング』といった方がしっくりくる様な気がする。

    今までのコンサルティングと言うと企業の課題に対して、状況を把握→課題の抽出→対応策の検討→クライアントへの提案と言った、コン

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    2018年10月12日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    冒頭に「役に立つ支援と、役に立たない支援とがある。」という一文にドキッとし、一気に読んだ。示唆に富んだ内容が続き、「どうしたらあの人の役に立てるのだろう?」という本質に踏み込める一冊。

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    2018年05月10日
  • 戦略人事のビジョン~制度で縛るな、ストーリーを語れ~

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    著者はかつての名物GE人事。導入から中盤まではGEのカルチャーや制度のことが書かれており、今まで何冊も読んできたGE関連本と似たりよったりかと思いページを進める。
    が後半からは一点。古くは子供時代に遡る著者の個人的な経験とそこから導き出された人事感(あえて観ではなく感としている)を書く。
    著者の定義によるリーダー像は1.ビジョンを描き、2.コミュニケーションによって人を巻込み、3.その人たち(フォロワー)とともにビジョンの達成に向けてさまざまなことを実行できる人。
    プラスして「自分の軸」を明確に備えないと本物のリーダーとは呼べるようにはならない。「自分の軸」とは、その人の言動の中核をなす価値観

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    2018年05月06日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    かなり凄い本だと思います。レベル2の関係、パーソナライゼーション、アダプティブ・ムーブ、プロセス。
    基礎となるのは、①力になりたいという積極的な気持ち(commitment )、②クライアントに対する思いやり(caring )、③そして何より好奇心(curiosity )。
    そうだよね、好奇心だよね、と得心しました。最近そこが弱ってるなぁと反省。他の著書も読んでみたいと思います。

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    2018年04月25日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    組織文化を中心とした心理学者で現在MITの名誉教授である著者による企業や幹部へのコンサルティングの事例を通して、それぞれの成功と失敗の分析、学び、まとめ、読者への提案という形式で、著者が謙虚なコンサルティングと名付けたアプローチの内容が語られている。
    どんなに正しい処方箋でもクライアントが受け入れ、実行しなければ、コンサルティングとしては失敗であり、その組織を熟知しているわけではないコンサルタントがいきなり分析と診断を提供しても成功するとは限らない。そうした状況では、役に立ちたいという意志、好奇心、共感をもって、まず相手との忌憚のない対話ができる関係(レベル2の関係)をつくること、そのうえで真

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    2018年02月06日
  • クリエイティブ人事~個人を伸ばす、チームを活かす~

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    わくわくする中身。進んで板挟みになる、しらけのイメトレ、こみみシート、コミュニケーションエンジン、決断経験、などなど、考え方がすごく参考になりました。

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    2018年01月30日
  • シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ

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    この本は良書です。でも、合理的に考えるとよくわからない本なので、頭で考えるのではなく感じることが重要だと思います。リーダーシップの「あるべき(Being)」を考える上では非常に参考になる書籍です。

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    2017年12月15日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    いま70代とかの大先輩コンサルタントは、「正解を教える」「若輩者を指導する」というコンサルタントスタイルだったし、今でも、「私は何でも知っています」という「絶対的な自分」を演出するコンサルもいる。

    が、コンサル10年目にして、そーいうのはなんか違うよなーと、思っていたところに出会った本。

    コンサルと経営者の間には壁がある。
    そして、コンサルがすべてを解決できるわけではない。

    この本に書かれている通り、謙虚になって、お互いに持っているものを持ち寄って良いものを作り上げていこうとする姿勢がすばらしいなと。

    さっそく、見込み客であるクライアントを食事に誘い、本当はどうなりたいのかを知ることに

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    2017年07月31日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    コンサルティングというよりはコーチングに近いことが言われているのかなと思った。ただいずれにしても、相手が得たい答えは相手の中にしかなく、支援者はそれを一緒に探すというよりは、相手が見つけられるようにサポートする、そのための質問を投げかける、見つけるためのプロセスの支援をするというスタンスが何より大事なんだと思った。

    そしてこの本では、そのスタンスをどう取るかよりも、どんな問いかけをすればいいのか、様々な具体的ケースを取り上げながら説明されている。最初のケースの「それであなたはどうしましたか?」という問いかけはシンプルだけど秀逸。

    P.242の”内容に関して、実行可能かつ有用な提案を外部の支

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    2017年07月16日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    ネタバレ

    コンサル業界で働く私にとっては非常に有用な書籍であった。(もちろんコンサル業界でなくても有用かと思う)
    過去コンサルとは、「クライアントの一段高い位置からクライアントの問題を診断し、課題を特定、課題の実行責任はない」というものであった。一方謙虚なコンサルとは、「クライアント自身が納得感のある解を自ら探っていけるよう支援」することであり、役割が変わりつつある。謙虚なコンサルになるには、レベル2の関係、すなわちクライアント自身の懸念を打ち明けられるような個人的な関係を初めから築くことが重要である。それには、なんとかして役に立ちたい、誠実な好奇心、思いやりのある姿勢を持つ必要がある。(とはいえ、馴れ

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    2017年07月12日
  • 新1分間マネジャー

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    アカツキ社にて、マネジメント入門書として読まれていると知り購入。ストーリー仕立てで取っ付きやすくしながらも、エッセンスが過不足なく詰め込まれている様に思いました。問題や目的の言語化を促し、行動にフィードバックを返しながら、心を通わせること。とにかくこれに尽きるということがすっとインプット出来ますね。

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    2017年07月09日