金井壽宏のレビュー一覧

  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    「新卒入社時」と「ミドルのキャリア開発時」という人生の2箇所でのキャリア転機をターゲットとして書かれた指南書。
    著者の長年の経験に基づいた研究の成果が本書で読める!
    エクササイズ付きなので、自分のことを考えながら読み進めることができる。

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    2019年05月04日
  • 新1分間マネジャー

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    マネジメントの本。ヒントは多い、書かれている事はシンプル。でも、なかなか実践は難しいそう。やり方を指示するのではなく、質問する。担当が、決められることは担当に決めさせる。安易にマネージャーが巻き取らない。
    結果に対するフィードバックが働く人の動機になる。フィードバックは早く、また、多くを一度にフィードバックしない。そして、厳しく、優しいの順でする。
    ちゃんと終わった作業にスポットライトを当ててみたら。問題ではなくできている事に着目する。
    まずはできている事に着目してフィードバックすることをやってみよう

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    2019年04月11日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    支援とは信頼のやり取り

    効果的な支援の原則
    ・支援する側もされる側も用意ができている
    ・支援関係が公平なものだとみなされている
    - 支援を必要とする側が「一段低い位置」にいることを忘れさせることが必要
    - まず「控えめな問いかけ」によってお互いの無知を取り除き、立場上の格差を縮める
    - どうすれば最高の支援ができるか必ず尋ねるべき
    - クライアントは、なにが役に立ち、なにが役に立たないかというフィードバックをする機会を探すべき
    ・支援者が以下三つから適切な支援の形を選択し、その役割を果たしている
    - 具体的知識やサービスを与える専門家
    - 診断し、処方箋を

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    2019年03月10日
  • 新1分間マネジャー

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    目標設定、称賛、修正をそれぞれ1分間という短い時間を軸にして部下をマネジメントしていく方法を記した本。
    1分間修正は今の自分が覚えたいと思う内容であり、なるべく早く行い、最初に行動に対して指摘し、自分が感じることをつたえ、後半は人間として評価していることを伝えること。部下を成長させるための1分間修正ができるように実践していきたい内容。

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    2019年01月11日
  • 働くひとのためのキャリア・デザイン

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    キャリアは「節目」で考えよ、というメッセージ、
    とてもよい。

    しかし、これだけ非正規労働者が増えると、
    いつもいつもキャリアを考えていなければならない国に
    なりつつあるようには思う。

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    2019年01月10日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    支援についての考察。
    キャリアコンサルタントの勉強中もよく言われたけど、相手の話をよく聞いて、困っていること、助けを求めていることは何か、そもそも支援は必要なのか確かめることが大事なのだ。
    言っていることにすぐ反応するんじゃなくて、何でそう言ったのかな?って視点を持つこと。
    また、何かを達成したい、やってもらいたい時は強制するのではなく、(できていない・やらない)妨げになっているものは何かという視点も重要。
    さらには目の前のクライエントだけではなく、その先への影響についても考える必要がある。

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    2018年12月12日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「人を助けるとはどういうことか」という同著者の本をわかりやすく、より実用的、一般向けにまとめた一冊。謙虚に問いかけることの大切さや有用性がわかる。

    ・ああしろこうしろではなく協力を求める
    ・文化的差異の可能性を考慮する
    例えばフィリピン人は偉い人の目を見ない
    ・4種の問いかけ
    1.謙虚 自分の無知を認め、興味を持って聞く
    2.診断的 相手の思考に影響する
    感情、理由や動機、実際の行為やったことやろうとしていること、体系的、他者は?
    3.対決的 自分の考えを挟み込む
    4.プロセス指向 会話そのもの
    気を悪くされましたか?など

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    2018年12月12日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    最初は翻訳のせいもあり、極めて読みにくく感じたが、先に読んだ知人の'第3章を過ぎたところから面白くなるよ'という言葉を信じて何とか読み進めたところ、確かにその通りだった。

    この本のポイントは、第3章「成功する支援関係」に書かれている簡単な原理、「支援を求める立場は、心理的に一段低い位置(ワンダウン)に置かれ、支援を求められる立場は、逆に高い位置(ワンアップ)に立つ」ということだと感じた。一見簡単なことのようだが、この心理的な'あや'の部分をあえて言葉にして意識することが、スムーズに支援を進めていく上で極めて重要だという。

    特に、支援を求める側はワンダ

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    2018年11月19日
  • 新1分間マネジャー

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    シンプルかつ端的にリーダーに必要な行動を示している良書である。完璧を求めるよりも回数を増やすほうが効果が高いということを「1分間でできること」と置いたところに妙がある。

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    2018年08月16日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「謙虚に問いかける」という態度の重要性とその実践方法について理論と具体例を用いて表現されている。課題思考の関係、人間思考の関係、リーダーとしてはどちらの関係も構築する必要があると自身は感じた。その為には相手を知る(あるいは属する文化を知る)という謙虚な態度が必要である。昨今の複雑化する環境の中、「話し方」にフォーカスされつつある現状に、問いかけるという忘れかけていた姿勢を思い出し、正してくれる。そんな一冊だった。

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    2018年08月14日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    ■「謙虚に問いかける」は、
    ・相手の警戒心を解くことができる手法であり、
    ・自分では答えが見いだせないことについて質問する技術であり、
    ・その人のことを理解したいという純粋な気持ちを持って関係を築いていくための流儀、
    である

    一方で、現代では「尋ねること」よりも「自分が話すこと」が優先されてしまっている。
    しかし人間関係を築くのは謙虚な質問によってこそ。
    その態度を持たなかったがゆえに、信頼関係が築かれず、大組織では大きな事故が発生している現実もある。

    ■質問をすることで信頼関係が築かれる
    自分が話す:知らないから教えてあげる、という上からの示唆が含まれる。
    質問をする:会話の主導権を相手

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    2018年06月16日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    自分でもよくある、そんなつもりで言ったわけではないのに、相手に不快な思いをさせることの防止法を示唆してくれる。ただし、これを実行するための前提として、自分自身にゆとりを確保する必要があると実感した。

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    2018年03月19日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    真に問題を解決するには、コンサルタントは問題に対する解決策を提示することではなく、クライアント自身が実行可能なように動いてあげること(アダプティブムーブ)が重要であると説いている。
    途中エピソードが多く流し読みしてしまったが、コンサルティングだけでなくあらゆる場面で使える話で示唆に富んでいると思う。
    次回作は謙虚なリーダーシップというのも頷ける。

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    2018年02月02日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    プロコンとしてのバイブル。少なくとも現在自分が持っている仕事観と最もマッチする考え方。こういう議論を仲間内でしたことはないが、おそらくこれまでの同業他者が、このような感覚と価値観をもって業務に取り組んでいるとは聞いたことがないので、それだけでも差別化になると言える。
    いずれにせよ、今後もこのスタイルでやり続けられるのか(していくのか)、検証(実験)しながら貴美を目指したい。

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    2018年01月17日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「謙虚に問いかける」とはその人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀。ほんの少し、自分が変わることでうまくいくということが凍ろに響きました。

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    2017年09月25日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    「謙虚なコンサルティング」を読んで、著者の考えをもっと知りたくなり、読んだ本。

    が、組織開発の権威である著者であるからこその理想を描いた本。なんとかお客を集めて稼がなければならない一般的なコンサルタント業は、私はすべてを知っている、という顔をしなければならない。

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    自分が私人として生きていることと、経営コンサルタントであることは、今まで切り離して考えていたが、この本によってそれが統合された。

    私は、クライアントに親切にしなければいけない。クライアントを助けなければいけない。

    それは、必ず相手の望む成果を出す、という文脈において。

    そのために、どのような態度が必要か、教えて

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    2019年03月22日
  • 新1分間マネジャー

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    人との関わり合いで仕事が成り立っていることを忘れず、この本に書いていることを実行していきたい。

    けど、人を褒めるのは難しい。。

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    2017年06月09日
  • 新1分間マネジャー

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    1分間がさすものとは、こまめにフィードバックを与えるということである。行為に対して、間髪入れずに、個別に具体的にフィードバックをすることである。賞賛も指摘もわけ隔たりなく瞬時に行う。
    そうすることでいいことが褒められ、改善点が指摘を受ける、当たり前の習慣を身につけさせることができるのだ。

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    2017年05月18日
  • 人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

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    コーチングとか、コンサルティングとか、サーバント・リーダーシップとか、ビジネスにおいて人を支援するという概念が注目されているが、この本は、そういうことも含みつつ、そもそも「人を助けること」ということを、例えば道を尋ねる人に道を教える、というところまで戻って考える本。

    という意味では、とても根源的である。

    一見、分かりやすそうでありつつ、あまりにも日常的なシチュエーションで議論が進むので、かえって当たり前のことをいっているのか、深淵なことを言っているのか、分からなくなる印象。

    「支援」という行為がなぜうまく行かないかということを徹底的に考えていて、大変勉強になる反面、そんなにいろいろ

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    2017年05月03日
  • 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる

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    「人を助けるとはどういうことか?」につづく、組織行動論の大家シャイン先生の「人助け」シリーズの2冊目。

    「人を助ける・・・」を読んだときには、なるほどと思いつつも、なんて、人間って、面倒くさいんだろう。そんなに相手に気を使わずに、率直に話せばいいじゃん的に思った。

    今回の「問いかける技術」(humble inquiry: the gentle art of asking instead of telling)は、さらに面倒くさい感が高まった感じです。

    たしかに、人間って、社会的な関係性のなかにあって、言いにくいこと、聞きにくいことがいろいろあったり、立場や言葉が作り出す微妙な上下関係みた

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    2017年05月03日