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就職後の現実に失望する若者、疲れたミドルと元気なミドルの二極分化……。たった一度の仕事生活を納得して送るにはどうすればいいのか。入社、昇進、転職……人生の節目には自分を見つめ直し将来の方向性をじっくり考える――これが本書のおすすめする「キャリア・デザイン」。これさえすれば、後は偶然に流される生き方も長期的にはプラスに作用する、と著者は言う。心理学にも精通する著者は、経営学の中でも人間の問題に深く関わるトピックを主に研究している。本書では、自分らしく成長していくためのヒントを、代表的なキャリア研究、発達心理学の概念を通して紹介。
<主な内容>◎キャリアは働くみんなの問題 ◎揺れ動くキャリア観―なぜ移行期、節目に注目するのか ◎キャリアをデザインするという発想―ただ流されるのとどう違うのか ◎最初の大きな節目―就職時と入社直後の適応 ◎節目ごとの生涯キャリア発達課題 ◎「賢い働き方」をモノにしよう
働く自分の問題として、世代を超えて役立つ一冊。
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Posted by ブクログ
神戸大学の経営学教授によるキャリアデザイン論。
大学で経営学を専攻していたこともあり、名前は知っていたけど、多分著作を読むのは初めて。
自身のキャリアの中途ではドリフトされるまま(流れに身を任せる)で良いけど、節目節目にはしっかりと自身のキャリアについてデザインしていきましょう、という論旨。
社会人4年目となり、今の業務については慣れてきてはいるけど、本当にこのままでいいのかな等とぼんやり考えていた時期であったので、この本に出会えてよかった。中々、自身の強みや入社の目的等について振り返るきっかけも作らないし、自省が苦手ではあるのだけど、もう少し考えてみたいと感じられた。また、いわゆる自己分析ではないけど、客観的に自分の強みがどこにあるのかについて考えるにあたり、アシストしてくれるような本があれば読みたいと思う。
Posted by ブクログ
2015.3.30
2年目の終わり、ボディーブローのように効いた。
今の仕事は、自分がうまくできるし好きだと思ってやっていることなのに言いようのない違和感を常に抱えている。
得意なことを好きなことだと言い聞かせてきためっきがものの見事に剥がされた。
「なにがほんとうのところしたいことなのか」
「なんでもいろいろ試してみる二十代」
若いときの最大の誤りは、いろんな生き方、働き方があるのに、キャリアの早い時期に、「これしかない」と思ってしまう場合だ。
自分をそこで磨きたいというところではとことん努力する(よいガマンをする)のが大切だ。
その仕事では自分の望むことは実現できないと思ったら、へんに勤めあげるのは美徳などと言って現実にいやいや慣れ合う(わるいガマン)のは、よしたほうがいい。
Posted by ブクログ
『自分の夢を振り返る
いろんな年代における自分の夢を振り返ってメモしてみてください。
1.子供のころのあなたの夢はなんだったのか。
2.会社を選んだとき、会社に入った当初の夢や抱負はなんだっのか。
3.実現された夢はなにか。
4.実現されなかった夢で、人生の残りの時期に実現できそうな夢はなにか。
5.そのためにはなにをなすべきか。
6.もう一生かかっても残りの年数では実現できそうにない夢はなにか。
7.それにどう折り合いをつけるべきか。
8.実現できないと気づいた当時の夢と馴れ合うのはやめて折り合いをつけた後、夢をどのように修正したか。あるいは、どのような新しい夢をもつようになったか。
このような問いを自問するのが、中年への移行期、人生の正午を超える転機の課題である。この時期は、「夢を実現吟味する決算」のときと言ってもよい。』
ものごとを考えるときに重要なのは、あることについて考えることよりも、「問いを正しく立てる」ことである。本当に考えるべき問いを正確に立てなければ、考えることすら意味がない。そういった意味では、本書には考えるに値するさまざまな問いがあり、読んでいて非常に考えさせられる。自分のキャリアを考える上で、そのために熟考・厳選された問いが、問われている。バス・新幹線で読むにはもったいなかった。今度、ノートも用意して、じっくり問いに答えてみたいと思う。
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ビジネス・実用
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