阿部暁子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校入学式の朝の駅で荒谷伊澄は車椅子ユーザーの六花と偶然出会う
そして偶然にも同じ高校、同じクラス
六花は低めのアルトの声ではっきりと自分の意見を伝える事のできる人
伊澄は高校生活を何も期待せず当たり障りなくやり過ごすつもりだった
そんな伊澄の高校生活が六花と関わる事で色を帯び始める
この本で起こる事は入学式からGW明けの5月初旬の間の事なのだが、実に濃い
六花が車椅子ユーザーとゆう事で、今まで自分たちの周りにはいなかった人、起こらなかった事、どう関わればいいのか、不安だなわからないな、これは差別なのか、差別とは?
クラスの皆んなが色んな方向からの意見を言う時間がとてもよかった
どう関われ -
Posted by ブクログ
本屋大賞も獲られて、最近気になる作者さん。
フォローしている方のレビューに惹かれて、10年前に書かれたシリーズ物に行ってみる。
人の心の動きを香りとして感じとることができる香乃(高2)は、祖母が営む香り専門店「花月香房」で暮らしている。ゆるりと営業する日常の中、そこで起きる謎というかトラブルめいた出来事にアルバイトの雪弥(大学生)と一緒に対処していくといった設定。
店を訪れた老婦人の“消えた手紙”のゆくえ、訳あり家族の相続にまつわる過去の記憶、大学のゼミ室でなくなったメガネのありか…。
匂い袋、香木、練り香水など店で扱う香りに、香乃が感じる人の動きの香りを絡ませて進む話は、まずまずうまく出来 -
Posted by ブクログ
悔しいので変化球を٩(๑`^´๑)۶
最近ハマっている阿部暁子さんのなんと時代小説です
舞台は室町時代、三代将軍義満のときでまだ南北朝に別れていたときですな
観阿弥、世阿弥の親子も登場
いやーこんなんも書いてたんですなーっていうね
中身は普通に少女漫画の世界でした
ただこのタイプ苦手なのよ
なんで読んだんだろ?w
いわゆる古い時代を舞台にした男の子と女の子のアッチッチの物語ね(アッチッチて!)
いやちゃんと極太のテーマもあんのよ?
正義とは?みたいなね
争乱を断ち切るためになすべきこととはみたいなふっといのが
でも苦手なものは苦手なのよ
しゃーない
面白いところもたくさんあったし、 -
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