阿部暁子のレビュー一覧

  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    それぞれが家族と向き合った1冊。
    じんわり優しい文章は相変わらず。
    でも、最後が。
    最後どうなるのよ…。
    3度目って前にもあったってことなの!?

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    2016年05月08日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    シリーズ3作目。
    今作も色々な香りとともに、ほろ苦かったり、ほっこりしたり、ドキドキしたり、色々な感情が揺れ動いた。
    いつも明るい高橋の生い立ちにまつわる話「拝啓 忘れえぬ人」が一番印象強かった。でも、それを覆すほど最後がとても気になる終わり方。この先どうなってしまうのか… 心配。。

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    2016年04月19日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    作者の美的感覚とセリフのキレのよさ
    教養と伝統文化への思いの深さにに
    いつも感心してしまう。

    今回は高橋の生い立ちにまつわる
    エピソードが秀逸。

    雪弥と和馬の言葉の応酬にも くすっ。

    主人公二人の恋にも急展開があったのに
    さらなる嵐の到来を思わせて。

    まだまだシリーズは面白くなりそう。
    新刊お待ちしています。

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    2016年03月04日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    文庫創設の趣旨とは違うのかもしれませんが
    この作品の装丁は、もう少し品格のあるもの
    がよいと思います。
    表紙の漫画のキャラクターチックな主人公
    おふたりは、どう譲っても作品の中の実際には
    似ても似つきません。

    舞台設定も小道具も、そこに暮らす人たちも、
    とても高い品性と知性を感じます。
    人の心の機微を、抑制の効いた筆運びで
    丁寧に解きほぐしてゆく作者の力量に
    やはり心惹かれてしまいます。

    主人公のおふたりは本当に人として魅力的で
    このストーリーには軽薄な恋愛は似つかわしく
    ないのです。

    古風なふたりには、それにふさわしい装丁を。
    そう願わずにはいられません。

    同じ文庫の「下鴨アンティーク」のように。

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    2015年08月30日
  • 小説版 アオハライド1

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    原作を読んでいませんが楽しめます。
    まだ1巻なのでこれからですが、複雑に絡み合って面白そうですね。
    活字苦手の人にもオススメです。

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    2015年05月23日
  • 小説版 ストロボ・エッジ1【イラストつき】

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    高校1年生仁菜子の初恋の話。
    さらっと読んだ。
    コバルトって・・・初めて。
    でも、胸がきゅんきゅんした。これ続くみたいね。

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    2010年12月08日
  • 戦国恋歌 眠れる覇王

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    信長と正室濃姫のお話です。
    時間軸としては結婚から弟信行の死まで。この話での信長は・・・天然というか、結構幼い感じの描写も結構見られました。まだ若年なので、けっこう悩んだりふてくされたりしてます。
    そんな信長に時にいらいらしながらも一生懸命支える帰蝶(濃姫)がかわいかった。

    みんな信長を通してしか自分を見ていない、信長を倒さなければ自分は自由になれない、という信行の言葉がとても印象的でしたよ。

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    2010年04月28日
  • カフネ

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    弟を突然亡くし、その彼女とお姉さんの人間関係模様の話。ただあなたといたい、それに気づくためのものかだり。今度は無くならないように、ただ側で共に生を全うしていきたい、そんな祈りに近い言葉が、お互いの関係構築の中で発露した。意地っ張りなところや角度が違ったとしても他者を領分関係なく思いやれるところが似ているのかなぁと勝手に感じた。

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    2026年11月01日
  • カフネ

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    ネタバレ

    夫と弟を失った女性が立ち直っていく物語。涙の奥が熱くなる時も多々あった。最後の養子縁組やパートナーシップの話は、なんでそうなった!?となったというのが正直な感想。愛の形は多様だということをいいたいのかもしれないが、そこの変遷が自分の読解力も低いのがあってあまり感じ切ることができなかった。

    ただ、人の暖かさは非常に感られ、心が温まる物語ではあった。助けるには助けられる側が助けられる意思がないと上手くいかず、助けられる側の自尊心を大切にすることも大事だと思った。

    あとはシンプルに「カフネ」がいい言葉だなと思った。

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    2026年10月31日
  • カフネ

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    詰め込みすぎ感があったかな…。各々が抱く家族への不信、不妊治療、離婚、アル中、味覚障害、LGBTQ、家族の死、孤独etc。
    もちろん一つ一つ繋がってることもあるし、人間はそれぞれに悩みや葛藤がある。
    それでも少ない登場人物に背負わせ過ぎている感じが私にはありました。
    ラストの薫子の想いには感情が追い付かなくて?!となってしまった。
    私の想像力が足りないのかも。

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    2026年10月30日
  • カフネ

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    小説はあまり得意ではないが、本屋大賞受賞作品と聞いて、読んでみた。
    人は何事もなく普通に過ごしているように見えて、実際は誰にも知り得ない気持ちがあること、各家庭にはいろいろな事情があり、それをカフネという会社が訪問し、家事を代行すること。
    心が少しざわざわしたが、没頭してしまうような内容でした。

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    2026年10月29日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    それぞれに事情や生い立ちを抱えているのが最後にわかり、そこで初めて色々なことが繋がってきて寂しさや、感動が押し寄せてきた。
    逆に、最初のうち、それぞれに何かを抱えているんだろうけど、それが何かわからないもやもやの時間があり、人物関係も複雑で我慢をする時間があったのが苦しかった。そこを越えた100ページあたりから一気読みで爽快でした。

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    2026年10月18日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    入り江で水に浸りながら倒れている1974年から来たという謎の少女と秘密を抱え島に引っ越してきた主人公和希が出会う。
    謎に包まれているストーリーだが、読み進めていくうちに主人公和希の過去。和希の友人幹也のずっと言えなかった秘密。高津の過去・人間関係。入り江の少女七緒の秘密。が明かされていく。

    後半で、シマ高にて和希の過去が広まり収集がつかなくなるシーンがあるが、あの黒幕がまさかすぎて悲しかった。でも、その1件があったからこそ。ってのも頷ける。
    最後の七緒の手紙は泣けるな( ; ; )まさかのね....
    でも、和希にとっては悲しいかもしれないけど、この手紙で和希も心が救われてたらな、、と思う。
    最終的にそれぞれがそれぞれの道を生きようとするエンドよかった。
    私はこれからも、方舟に大切な人を乗せて尚且つ、自分も乗ってしっかり助かろう。生きる価値がある。と堂々といえる人生を送っていきたいと思った。
    映画化されてるみたいだから、原作知ってるからこそ観たいなと思った!

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    2026年10月18日
  • 金環日蝕

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    ネタバレ

    後半から、ついに真相が明らかに…?という感じで読み進めていたが、オチの部分が私的には尻すぼみ感があった。
    作者は、最後に対決して〜みたいな話を書きたかったのではないだろう。
    「金環日蝕」のような作品を書きたかったのだなと読み終わって思った。

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    2026年10月08日
  • まだいない君に星の舟を

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    「どこきみ」(作者曰く)シリーズの第3弾
    「どこよりも遠い場所にいる君へ」、「また君に出会う未来のために」に続く本作です。
    前2作を読んでから少し時間が経っていたので、おぼろげに登場人物を思い出しながら読みましたが、やはりこのシリーズはなかなか面白いです。
    ただ本作は前2作に比べると話の厚みがちょっと薄く感じられました。前2作の記憶が薄くなってるからかもしれませんが、、、
    本作を読むなら、第1弾から続けて記憶が鮮明な内に次作へと読み進めるのが良いでしょう。

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    2026年10月01日
  • 金環日蝕

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     罪を犯す側は本当に追い込まれてどうしようもなくなって、善悪の境界がわからなくなって被害者を生み出してしまう。その被害者はトラウマを抱えていく。
     いや、犯罪を犯す側が100%悪いんだけど、そこまでに至ってしまった経緯や環境を考えると、みんな被害者。やるせない気持ちにもなる。
     なんとなーく外側の枠組みだけを見ていて真ん中の黒い部分を見ていない。見えない。見ようとしない。黒の濃淡や良し悪しはそれぞれ異なるけれど、皆んなにあるもの。

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    2026年09月29日
  • まだいない君に星の舟を

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    気づかないでほしい気持ちに気づいてしまった時、どうにも逃げ場がない。こういった気持ちが、「切ない」ことなのかもしれない。人との出会いが生む「形なきもの」に触れられる作品。

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    2026年09月25日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ライトノベル調というか主人公の設定盛りすぎだろと思ったけどストーリーはうまくまとまっていて、手紙の最後は最上級の愛だと思った。

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    2026年09月24日
  • また君と出会う未来のために

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    前作読んでから間空けずに読みました。和希、幹也、高津の個性、相変わらず素敵です。七緒の事変わらず大切な思い出にしてる和希。颯太は勇気あるし一本気、若さって良いわ。少し間置いて再読したい。

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    2026年09月20日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    作家12人のデビュー作アンソロジー。書評付きなのが面白かった。
    阿部暁子「陸の魚」、泉サリ「林ちゃん」、後白河安寿「傾城の美女呂姫」が良かったです。

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    2026年09月09日