阿部暁子のレビュー一覧

  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    ほんのり香るようなふわりとした優しい文章。
    1巻で当たりだ!と感じたので二巻も購入。
    今回は人の死や雪弥の過去など人の後暗いところがテーマになっているのか切ない。
    でもそんなに抉くない、すっと読める。
    香乃は綺麗事ばかり言わない、自分の主張を押し付けない。
    本当にこの子は色んなことを乗り越えてこんないい子に育ったんだな。

    最後の章は泣いてしまった。

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    2015年09月19日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    1巻がとても良かったので、2巻も迷わず購入。
    今回もお香と周りの人たちの交流が丁寧に描かれていて、すごく面白かったです。

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    2015年09月05日
  • 小説版 アオハライド5

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    とにかく胸きゅんです。
    批判的な人もいますけど、漫画原作でここまでよく書かれているのも珍しいと思います。
    原作を呼んだことの有無に関わらず読んでほしい。

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    2015年06月04日
  • 小説版 アオハライド3

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    みんなそれぞれ何が間違っているのかなんて分からない。
    自分の気持ちに正直になることが正しいのかどうかも分からない。
    洸を想う双葉の気持ち、双葉を想い始めた冬馬の気持ち、洸の双葉への気持ちを知っているからこそ心配する親友 小湊。そんな小湊の姿を見る修子…
    洸が気にかける博多時代の友人の出現で揺れるそれぞれの内面が描かれます。

    後書きの小説版の作者さんの苦労話に笑いつつ(応援してまス!)
    二人の切ない距離感と心理描写にキュンキュン転
    コミックの愛読者の揺れる乙女達にも、小説版おすすめです!

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    2013年04月28日
  • 小説版 ストロボ・エッジ1【イラストつき】

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    ・仁菜子という女の子が校内で人気の男の子に恋をする話。連・安藤・仁菜子の三角関係。最初は他人の二人が最後には・・・。読んでいるとドキドキ、ワクワクします。
    ・この本には恋をしたことがない高1の仁菜子。ある日ひょんなことで女子に人気の高い連という人に出会いそれが初恋になります仁菜子の初恋がどうなるかが読む前にとても気になりました。

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    2013年01月09日
  • 戦国恋歌 眠れる覇王

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    少女小説らしい信長さまでした。そして意地っ張りなのに泣き虫な濃姫がいいです。どちらもツンデレな二人ですね

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    2010年04月03日
  • カフネ

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    料理を通して人と通じ合うことができる。登場人物に思いを馳せると涙なしでは読めない。。
    素敵な作品でした。
    少しもやっとした部分もありましたが、、

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    2025年12月14日
  • カフネ

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    オーディブルにて。文庫本がでたら買います。
    よく知らない知り合いなのに、つらい時に助けてくれる人って本当にいたらいいな…
    薫子とせつな、幸せになりますように。

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    2025年12月14日
  • カフネ

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    昭和でもなく、平成でもなく、令和だからこその物語。でも、どこか昔の日本のよさも感じさせられるような気もして、自分のなかの何かがアップデートされた気分になった。

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    2025年12月14日
  • カフネ

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    本屋大賞っぽい一冊でした

    窮屈な生き方
    本当の自分
    人との距離

    がテーマかな
    登場人物が少ないのに色んな生き方を描き、なのに全然とっ散らかってなくてとても読みやすかった

    薫子さんとせつなさんの立場?が知らぬ間に逆転する展開も面白かった

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    2025年12月13日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ネタバレ

    「カフネ」と「金環日蝕」が面白かったので読みました。
    夏に公開されるアニメ映画化っぽい…と思いました(七緒のCVはきっと花澤香菜)。

    七緒とたまきの対決シーンが印象的でした。
    「そんなの、好きって言わない」はちょっと言葉が強いのでは、と思いましたが
    「自分のしたことに好きって言葉をつけ足して、まるで仕方なかったことみたいに話すのはやめて」って台詞は正論すぎてぐうの音も出ない…。ハッとしました。
    主義主張がはっきりしててカッコいいです。
    良い教師になっただろうなあと思います。

    序盤から登場していた十六代校長が七緒だったとは。ミステリ要素が入ってくるのが楽しい作家さんだなと思います。

    最後は

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    2025年12月13日
  • カフネ

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    『カフネ』、ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」との事で。
    現代的な話だった。
    人はやはり言葉にして相手に伝えないといけないよねと。
    後悔するぐらいならやり通した方がいいね。

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    2025年12月12日
  • カフネ

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    ネタバレ

    家事って大事
    生活を整えることで、人は元気になれる
    そんなお話かと思ったら、内容は意外とヘビーだった
    心が痛かった

    誰かのためには頑張れる
    でも弱った自分をいたわるのは、時として難しいんだな

    カフネ
    ポルトガル語で「愛しい人の髪に指を絡める仕草」
    忙しすぎて心をなくしかけているような人たちが、こんな時間を持てるようにする仕事がしたい。 それで会社を立ち上げた時、社名にしたんです。

    ステキな名前だと思った

    表紙を見て、ガトーショコラ買ってきちゃった
    甘い物は心の栄養だ

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    2025年12月11日
  • カフネ

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    ネタバレ

    成瀬シリーズから本屋大賞の小説を読むのにハマり、これで3冊目。成瀬や舟を編むと違って、不妊治療や離婚、自死遺児などとてもセンシティブな内容も多く、出てくる登場人物みんな心に影を宿していて、心が苦しくなる場面も多々ある作品であった。そんななかでも料理を通じて、そんな登場人物同士が心を通わせてゆく様子で心が温まる。人生どん底にまで沈んだ薫子が、自分を助けてくれたせつなに、まだ見ぬ子供や公隆に捧げられなかった分の愛を絶え間なく捧げる結末は涙無しでは見れなかった。非常に優しくも儚い作品だったと思う。

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    2025年12月10日
  • 金環日蝕

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    ひったくり事件を追う大学生の 春風 と高校生の 錬、そしてもう一人の主人公ともいえる 理緒 の物語。最初は「ちょっと変わった探偵コンビものかな?」と思って読み始めましたが、進むほどに、犯罪が人の人生と家族をどう壊していくのかが見えてきて、どんどん重くなっていきます。

    錬の父・加々谷潤 は、家族にとっては優しい父親でありながら、裏では詐欺に関わった人物です。世間から見れば「詐欺師」ですが、家族からすればただの“お父さん”でもある。そのギャップに、「親は選べない」「犯罪者の家族というだけで、世間から偏見の目で見られてしまう」という理不尽さを強く感じました。
    一方、理緒 は、家族を支えるヤングケア

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    2025年12月10日
  • カフネ

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    ★4.5
    昨今の新しいを全部詰めた上で、パワーのあるおいしく優しい作品。
    最初と最後でカフェの情景と心情が様変わりするのが粋でぐっとくる。
    「世界の美しさを思い知れ」と同じで、弟に置いていかれた兄姉が再び生きる気力と意味を取り戻す物語だが、死者はわからないと放置せず、きちんとその死に理由をつけてくれたことと、湿っぽい悲劇のヒーローより、強くて人生を切り拓いていくヒロインの方が好きだから、断然「カフネ」に軍配が上がる。

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    2025年12月09日
  • 金環日蝕

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    中盤頃から展開が気になり、ページを捲る手が止まりませんでした。
    金環日蝕の意味や、登場人物の心情がとてもよく描かれていたと思いました。
    カフネ同様、素晴らしい作品です。

    誰もが裏の顔を持っていて、嘘をついている。
    この世の中、詐欺はなくならないね、とほんとそう思いました。

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    2025年12月03日
  • パラ・スター <Side 百花>

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    身体と心はつながってるから。
    ちゃんとごはん食べて、運動して、お風呂で身体温めて、ぐっすり眠って起きたら、きっと今よりは少しマシになって、次にすべきことが見えてくる。

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    2025年12月02日
  • 金環日蝕

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    Audibleにて。
    カフネは自分の好みではないか、と思いスルーしていた。
    同じ作者でミステリーだからとなんとなく。
    めちゃくちゃ面白かったし、ものすごくストーリーがよく練られていると思った。
    筆者は人の気持ちを描写するのが得意なのかな。痛みが隣にいるみたいにリアルに感じる。
    ストーリーが途中から2転3転するので、Audibleで聴くには、かなり集中力が必要かも。
    大学と北海道の風景も頭に浮かんで、さわやかな読後感。
    カフネも絶対読む❗

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    2025年12月01日
  • 金環日蝕

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    2025.11.30
    登場人物のなかで1番の部外者に思える人物を主人公に据えたところに良さがあるというべきか、どうかが評価の別れるポイントなのではなかろうか。主人公の判断基準と他の登場人物のそれとが微妙にずれている感が拭えないのが印象に残る。

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    2025年11月30日