阿部暁子のレビュー一覧

  • カフネ

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    物語に入り込むまでが苦手な私でも読みやすい作品でした。親と子の関わり合いについて自分に重ね合わせて考えさせられる部分もあった。
    『人間は自分以外の人間のことは何ひとつわからない。わかったような気がしても、それは思い込みに過ぎない。』
    本当にその通りだなと思った。

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    2026年01月11日
  • カフネ

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    主人公がギャーギャーうるさいなと思ったけど、せつなとの対比が途中から心地よくなってきた。
    内容はさておき、しんどいときは家事代行頼むべきだよなと思わされ、年末(結局年始)の大掃除は家事代行をお願いした。

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    2026年01月11日
  • カフネ

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    ネタバレ

    どんなに近くにいても、その人のすべてはわからないし、わかってもらえるわけでもない。
    でも、わかり合おうとすることを諦めようとしてはいけないと思った。
    せつなの言う通りみんないずれ死ぬことは同じだけど、1人で生きてはいけないし健康に生きた方がいいに決まっている。
    食べることは生きることであると全編を通して伝えてくれる作品。

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    2026年01月11日
  • カフネ

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    38歳独身バツイチの身には時々ぎゅっとなる言葉もあったけれど笑、

    ただ自分として生きて、そのために美味しいご飯を食べて、笑っていてほしいと思える人がいるということが人を強くさせるなぁと。

    あと人には見えてる部分だけでなく、抱えてるもの、経験してきたことがたくさんある、と想い合うことが大事なのは改めて。

    でも、言葉にしないと、対話しないと伝わらないということもあるよね。

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    2026年01月11日
  • カフネ

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    最近「こんな不幸な世の中に子供を産み落としたくない」といって出産に積極的になれない人が周囲に多い。でもそんなに悲観的になる必要はないはず、ぬくもりやおいしさを感じられればそれだけで人は生きていけるので。

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    2026年01月10日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    切ない〜!!けど出会えたことはとても幸運、奇跡なことだからその気持ちを大切に和希くんには生きていってほしいな。

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    2026年01月10日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    過去と現在と未来
    自分には遠い過去や未来に思えるものが実は自分を中心に繋がっているとしたら…

    辛い経験をしたらいつ立ち直れるのだろう
    犯罪を犯した家族はその罪を背負う責任が本当にあるのだろうか
    自分の行動が周りにいる大切な人たちの人生を変えてしまったとしたらどのくらい辛いだろう

    主人公の周りは優しさに溢れていたと思う
    たくさんの優しさが彼を強くしたのだと感じた

    ありえないような物語だったが、
    苦しい話もあるなかで、たくさんの優しさに触れられ、読んだあとは何だか心が温かかった

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    2026年01月10日
  • カフネ

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    本屋大賞1位ということで購入

    序盤のストーリーの進み方はミステリ小説かと思った
    昨日まで一緒にご飯を食べてた弟がベッドで亡くなる
    しかも遺言を遺して
    しかし死因が謎

    ミステリーですよね


    家事代行のお料理小説ということで、人に尽くす系のお料理かぁ、ライオンのおやつみたいな感じか。と勝手に思ってたけどまた少し違った

    登録人物全員が特殊な性格すぎてなかなか疲れた
    でも特性がはっきりしてて読み進める分にはおもしろい
    せつなと薫子が仕事終わりに毎回一緒に食事をするシーンが好きだった
    冷蔵庫にあるものでチャチャッと料理作ってしまうのとか大好き

    その分、せつなの料理シーンはもっと具体的に欲しかっ

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    2026年01月09日
  • カフネ

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    食べる事って大切。
    そこから見えてくるもの、感じてくるものがある。
    食べるって人間にとって欠かせない日常だからこそ、そこから人が見えてくる。
    逆に、身体を作っている食べ物を変えれば、人も変わっていける。
    食材だけではなく、食べ方、食との向き合い方も。
    食べるということから、色んな人の苦しさも優しさも感じた。 
    私も今年は食との向き合い方を誠実にしていきたい。

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    2026年01月08日
  • カフネ

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    ネタバレ

    本屋大賞受賞作と聞いて。
    帰省の移動にと購入。

    家庭環境や人間関係など様々な生き辛さを抱えた人達の物語。

    夫との離婚や大切にしていた弟の突然死により
    生きる事に疲れている中で、素っ気ないながらも相手を思いやる料理に、その料理を作る「せつな」に心を動かされ立ち直るきっかけをもらっていく。

    分かり合えていると思っていた相手との行き違いやすれ違い、「どうしたいのか」「どう生きていきたいのか」、そして「相手を想う」という事はどういう事なのか。
    分かり合う、信頼するという事は難しくて、自分の弱いところを見せたり、相手の事を真に思いやる事の困難さと大切さ。
    心のこもった料理を通じて生きる事や人との繋

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    2026年01月07日
  • カフネ

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    面白かった!
    本屋大賞特有の詰め込みセットと強いメッセージ性は感じたものの最後までワクワクしながら読むことができた。慣れつつあった家事代行でトラブル系に巻き込まれるよくある系かと思ったら全然違ってずっと同じ弟の死に関するトラブルと新発見しか出てこない斬新な内容だった。
    元利用者とプリン作る流れとか最後のとことかは、ん?ってなったけどそれ以外は本当に良かった!
    薫子とせつなの掛け合いも良かった
    春彦君みたいなタイプになって生きてしまうと人生しんどいだろうな
    手元に置きたい本だなあ

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    2026年01月07日
  • カフネ

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    読んでいて登場人物たちの考えや感じ方に自分と重なる部分があり苦しくなるところもありました。
    今ちょうど不妊治療中ですが、夫の方がこどもを持つことに前向きで実は毎月妊娠していないことがわかるとちょっとホッとしている自分がいることに気づいて後ろめたさを感じることがあります。でも、子どもがある生活も想像できる。この辺が公隆と重なりました。
    せつなにしても薫子にしても女性の心の機微が繊細に表現されていて、場の雰囲気を感じながら読み進められてあっという間に読み終えてしまいました。
    せつなが子ども時代の過ごし方の影響もあり、他人に寄りかかれないのに、自分は他人に対して不器用な優しさを見せるのもなんとも言え

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    2026年01月06日
  • カフネ

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    食べることは生きることで
    生きることは消費していくこと
    消費していつしか自分がなくなってしまわないように
    好きなものを知って忘れないようにしたい

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    2026年01月07日
  • カフネ

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    ネタバレ

    人をわかったつもりにならず理解しようとすること、食べることは大事に。ラストの薫子さんの決断は突飛ではあるが、それくらいの想いがあるアピール。受ける必要はないがその想いはお節介ながら嬉しいと思う。相手を気にし過ぎてしまう現代だが、古典的お節介も必要かもしれない。

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    2026年01月06日
  • カフネ

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    ちびちび読んだいたので、ストーリーを思い出しながら読みました。
    食べ物の力ってすごいんだなぁ、とシンプルな感想。
    あと、40歳を目前にした自分としてはリアルな内容だなぁと、ちょっと辛くなったりもした。

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    2026年01月05日
  • カラフル

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    スラスラと読める文章で、結末がある程度予想できたが、面白かった。
    後半の展開で主人公が不安になるなか、天使が伝えた、所詮ホームステイだ。というフレーズがおしゃれでいいなと思った。

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    2026年01月03日
  • カラフル

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    健常者や車椅子ユーザーの溝を良い意味でカラフルという。青春の一ページに色を添えるのは情熱と恋愛だ。ふとした時にこういう視点もあるのかもと想像力を膨らませて生活することが大事だと思いました。
    良いお話でした。

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    2025年12月27日
  • パラ・スター <Side 百花>

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    ネタバレ

    車いすエンジニアをフォーカスしたお話は珍しいと思い手に取りました。
    百花サイドのお話は、車いすを利用する人とその家族、エンジニアとしての百花の葛藤や成長が中心です。

    中途障がい者の方は特に車いすユーザーになることで当たり前の人生が変わってしまい、障がいを受け入れたいと思っても絶望と受容が繰り返し、本当に障害受容することは難しいと聞いたことがあります。
    それでも競技用車いすを、ユーザーがさらに自由に自分らしく生きるため、スポーツで世界を目指せるようにという想いで開発した藤沢社長は作中ずっとかっこいいです。

    「車いすなんかいらないから、歩ける自分の足がほしい」と吐露するみちるちゃんと、テニスで

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    2025年12月27日
  • 金環日蝕

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    audibleで。世の中の明暗をあやふやにするような小説に思えた。ストーリー自体は面白くて、次々に露わになる事実関係に引き込まれる。単純に元気な大学生と思われた春風の過去の事件や、高校生の錬の秘めた思いが、このひったくり犯探しのストーリーに緊迫感を添えていく。
    読み終えて思ったのは、子どもが家族を守ろうと、身を削って必死になるようなことはあってはならないなと。そして、あちら側とこちら側の境目は、実はそんなに高い塀で区切られているわけではないのだなと。お金は必要だが、毒でもある。お金がないと辛いな。
    ストーリーに引き込まれる朗読だったが、本で読んだら、自分の春風のイメージは少し違ったかもしれない

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    2025年12月25日
  • 金環日蝕

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    阿部暁子さん著「金環日食」
    著者の作品は2025年本屋大賞「カフネ」以来2作品目。文庫化されていたので購読。

    物語は振り込み詐欺絡みの人情物語。
    設定はベタでよくある設定ではあるものの面白さは最後まで途切れなかった。

    引っ掛かったのが高校生設定の錬、これは流石にないだろう…ちょっと無理があるかな?という設定でどうも馴染めない。
    主人公が高校生や舞台が学園ベースの物語が好みではないため途中から詐欺事件絡みの進行はよかったのだが、彼の行動力がどうしても高校生の範疇を越えた立ち振舞いに思えてしまう。こんな高校生いないだろう?とどうしてもリアルさが自分には感じられず引っ掛かってばかりだった。

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    2025年12月17日