阿部暁子のレビュー一覧
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本屋大賞1位ということで購入
序盤のストーリーの進み方はミステリ小説かと思った
昨日まで一緒にご飯を食べてた弟がベッドで亡くなる
しかも遺言を遺して
しかし死因が謎
ミステリーですよね
家事代行のお料理小説ということで、人に尽くす系のお料理かぁ、ライオンのおやつみたいな感じか。と勝手に思ってたけどまた少し違った
登録人物全員が特殊な性格すぎてなかなか疲れた
でも特性がはっきりしてて読み進める分にはおもしろい
せつなと薫子が仕事終わりに毎回一緒に食事をするシーンが好きだった
冷蔵庫にあるものでチャチャッと料理作ってしまうのとか大好き
その分、せつなの料理シーンはもっと具体的に欲しかっ -
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ネタバレ本屋大賞受賞作と聞いて。
帰省の移動にと購入。
家庭環境や人間関係など様々な生き辛さを抱えた人達の物語。
夫との離婚や大切にしていた弟の突然死により
生きる事に疲れている中で、素っ気ないながらも相手を思いやる料理に、その料理を作る「せつな」に心を動かされ立ち直るきっかけをもらっていく。
分かり合えていると思っていた相手との行き違いやすれ違い、「どうしたいのか」「どう生きていきたいのか」、そして「相手を想う」という事はどういう事なのか。
分かり合う、信頼するという事は難しくて、自分の弱いところを見せたり、相手の事を真に思いやる事の困難さと大切さ。
心のこもった料理を通じて生きる事や人との繋 -
Posted by ブクログ
読んでいて登場人物たちの考えや感じ方に自分と重なる部分があり苦しくなるところもありました。
今ちょうど不妊治療中ですが、夫の方がこどもを持つことに前向きで実は毎月妊娠していないことがわかるとちょっとホッとしている自分がいることに気づいて後ろめたさを感じることがあります。でも、子どもがある生活も想像できる。この辺が公隆と重なりました。
せつなにしても薫子にしても女性の心の機微が繊細に表現されていて、場の雰囲気を感じながら読み進められてあっという間に読み終えてしまいました。
せつなが子ども時代の過ごし方の影響もあり、他人に寄りかかれないのに、自分は他人に対して不器用な優しさを見せるのもなんとも言え -
Posted by ブクログ
ネタバレ車いすエンジニアをフォーカスしたお話は珍しいと思い手に取りました。
百花サイドのお話は、車いすを利用する人とその家族、エンジニアとしての百花の葛藤や成長が中心です。
中途障がい者の方は特に車いすユーザーになることで当たり前の人生が変わってしまい、障がいを受け入れたいと思っても絶望と受容が繰り返し、本当に障害受容することは難しいと聞いたことがあります。
それでも競技用車いすを、ユーザーがさらに自由に自分らしく生きるため、スポーツで世界を目指せるようにという想いで開発した藤沢社長は作中ずっとかっこいいです。
「車いすなんかいらないから、歩ける自分の足がほしい」と吐露するみちるちゃんと、テニスで -
Posted by ブクログ
audibleで。世の中の明暗をあやふやにするような小説に思えた。ストーリー自体は面白くて、次々に露わになる事実関係に引き込まれる。単純に元気な大学生と思われた春風の過去の事件や、高校生の錬の秘めた思いが、このひったくり犯探しのストーリーに緊迫感を添えていく。
読み終えて思ったのは、子どもが家族を守ろうと、身を削って必死になるようなことはあってはならないなと。そして、あちら側とこちら側の境目は、実はそんなに高い塀で区切られているわけではないのだなと。お金は必要だが、毒でもある。お金がないと辛いな。
ストーリーに引き込まれる朗読だったが、本で読んだら、自分の春風のイメージは少し違ったかもしれない -
Posted by ブクログ
阿部暁子さん著「金環日食」
著者の作品は2025年本屋大賞「カフネ」以来2作品目。文庫化されていたので購読。
物語は振り込み詐欺絡みの人情物語。
設定はベタでよくある設定ではあるものの面白さは最後まで途切れなかった。
引っ掛かったのが高校生設定の錬、これは流石にないだろう…ちょっと無理があるかな?という設定でどうも馴染めない。
主人公が高校生や舞台が学園ベースの物語が好みではないため途中から詐欺事件絡みの進行はよかったのだが、彼の行動力がどうしても高校生の範疇を越えた立ち振舞いに思えてしまう。こんな高校生いないだろう?とどうしてもリアルさが自分には感じられず引っ掛かってばかりだった。
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