あらすじ
雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。真意を知りたい香乃だが、積極的に動くこともできず落ち込んでいた。友人たちによると、雪弥は顔色も悪く、思い詰めている様子だという。それを知り、戻ってきてもらうために行動しようと決意した香乃は、原因は雪弥が過去に起こした事件によるものだと知って……?
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香乃ちゃんの前から姿を消して2ヶ月、雪弥さんの事が気になる。雪弥さんの過去に一体何があったのか矢代みずきさんの力をかり色々知ることができる。和馬さんの雪弥、お姉さん、家族への愛情が高感度UP⤴︎⤴︎^ ^。
P74「すみません、私、不純な動機でここに来たんです〜」
P281「うそだよ。怒ってるよ。〜大人なんかみんな大嫌いだ!」
審良とサトシの言葉。素直な心の声。響きます。
そんな子供達を優しく受け止める ふみ先生。
そんなふみ先生にも後悔している辛い過去が...
夫の政史さんに全て打ち明けたふみさん。
「〜どうして私と結婚までしたの?」という問いに「それはおまえ〜おまえのことを、好いたからじゃないか」(//∇//)優しい〜政史さん素敵♪
もうこれは完結では^ ^かなり濃い内容面白かった。
雪弥さんも復活!ラスト5巻は二人の(//∇//)かな
〜
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内容(ブックデータベースより)
雪弥が香月香房と香乃の前から姿を消した。
バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。
真意を知りたい香乃だが、積極的に動く事も出来ず落ち込んでいた。友達によると、雪弥は顔色も悪く、思い詰めている様子だと言う。それを知り、戻って来てもらうために行動しようと決意した香乃は、原因は雪弥が過去に起こした事件によるものだと知って・・・。
令和6年9月6日~8日
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前巻をふまえ、今回はどんよりした内容を想像していたので、香乃ちゃんの強さに救われました。あー香乃ちゃん。香乃ちゃんにホレボレします。ゆっきーとは正反対の強さ。われなべにとじぶた、というやつでしょうか。
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■冬の鎌倉。温もりの「香り」ミステリー
花月香房からも、香乃の前からも姿を消してしまった雪弥。雪弥の気持ちを想像し、積極的に動くことも出来ずに落ち込む香乃だったけれど、雪弥の行動には、彼の過去が影を落としていることを知り!?
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一気に読みました。
スターアニスと樒が今回のキーワード。
殿岡くんと三角関係になるかと思いきや、、そういうことはなくって感じだった。
ゆきやが戻ってきてくれてよかった。
次が最終巻。このまま一気にいきます。
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【あらすじ】
雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。真意を知りたい香乃だが、積極的に動くこともできず落ち込んでいた。友人たちによると、雪弥は顔色も悪く、思い詰めている様子だという。それを知り、戻ってきてもらうために行動しようと決意した香乃は、原因は雪弥が過去に起こした事件によるものだと知って……?
【感想】
春
設定の割には重くないのほほんとした雰囲気の前半から、さて、本題というところでしょうか。
思ったよりも、ほほぉ!とガツンとくる巻でしたが、良かったです。
あの暖かな雰囲気からのこの展開は、違和感が出そうな気もするのですが、お話の持って行き方というより、空気の持って生き方がお上手だなと思いました。グラデーションのようにすんなり雪弥の話に入ることができました。
いま、ちょうど季節も被っていますのでよりそう思うのかもしれませんが、、、読み終わった後は少し暖かい、春の風が吹いたような、そんな気持ちになりました。
次巻も、楽しみにしています。
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漫画チックな表紙とは裏腹に
この物語の登場人物はみんな
その生きてきた軌跡に
見合わないほどの
重く苦しいものを抱えている。
それぞれの重みに耐えかねて
いつしかほかの誰かに つい
その重みを垣間見せてしまう。
互いの重みを支え合い
ひとりで背負う必要など
なかったのだと知った時。
自分はひとりではなく
愛してくれるひと
大切に思ってくれるひとが
こんなにもいるのだと知った時。
古都鎌倉の
由緒正しい香房にゆかりある
心根の優しい人々は
風に舞う
たくさんの桜の
花びらのような笑みを取り戻す。
時に読むのが辛くなる物語でしたが
読んでよかったと心から思います。
このまま 鎌倉の春が穏やかに
人々の心を包み込んでくれますように…。
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阿部暁子さんの鎌倉を舞台にした香りミステリーの第4弾!3巻の最後の事件で香乃の前から姿を消した雪弥……香乃が勇気を出して雪弥に思いを伝えてそこにミステリーも絡まって相変わらず泣かされました…
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前巻最後の事件により香月香房から姿を消した雪弥。雪弥の隠された事情を知った香乃。雪弥の親族は優秀だけど不器用な人ばかり。上の叔父さんとも分かり合えるといいんだけど。和馬さんとみずきさんのコンビもいいなぁ。住職はすべてを知っているうえでふみ先生と一緒になったのね。お友達にしたことは許されないけど、それと彼女の死は関係ないと受け入れる日は来るのかな。香乃の家族も香凜がいい味出してるなぁ。
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やっぱり高橋さんがすき。高橋さんが雪弥さんの友達で良かったなあと心から思います!雪弥さんの周りにはたくさんの友人や家族がいるし自分は孤独だと思っていても知らないところで多くのひとが居てくれるんだなあと心があったかくなりました。
間違いは誰にだってあるからそのせいで未来を狭めるんじゃなくて、その間違いをどう受け止めて生きていくかの方が大事、みたいな台詞が心に残りました。
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シリーズ4作目。本当の自分を拒まれるのを恐れ、「自分は誰にも必要とされない、だから誰にも頼らず期待せず、自分の力だけで生きていく」と思うことで、自分自身を守ろうとする。この気持ち、すごくわかる。過去の出来事が原因で、心の中に抱えるようになってしまったものを完全に無くすのは難しい。でもそんな中で、自分の全てを肯定して受け入れてくれる存在がいるというのはほんと素敵なこと。香乃ちゃんの雪弥さんに対する真っ直ぐな想いにうるっとしてしまった。それにしても香乃ちゃん、つよくなったなぁ
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ちょうど年末年始の内容で、読む時季にぴったり!(^o^)と楽しみに思って読んでいたけれど、切なくて苦しくて胸が痛んだ(T-T)でも優しい人達が大切な人を守るため、自分の出来る事を最大限頑張って、良い結果に繋がるとても素敵なお話し(*´∇`*)香乃ちゃんよく頑張った( v^-゜)♪
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今回は、消えた雪弥がメインで、お香の話はほとんど出てきませんでした。感情の香りを聞くことのできる香乃の能力が話を進めている感じで、最初の頃とはかなり感じが変わったなーと。強気大王のはずの和馬の凹み方とみずきさんの相変わらずな調子も楽しかったですが、香乃が一方的に強くて、相変わらず救援を頼まれると神がかった洞察を見せて助けるくせに逃げる雪弥の気持ちがなんとなくかみあっていないように感じたので☆マイナス1です。大事な女の子を守りたくて身を引いちゃうあたりが、だいぶ様相は違うけど下鴨アンティークに似てるなあと途中から思いながら読んでました(笑)
香乃も家族の中の居場所を見つけ(いつの間にか蟠りがなくなっていて吃驚です)雪弥も歩み寄りができて大団円なのかな?春のお話も是非読みたいです。
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3巻からもう少し間をあけるつもりだったけど、前に読んだ本で気分が沈んだので、間違いないものとして4巻を手に。間違いなかった。シリーズものは便利だけど次で終わってしまうなー。
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シリーズ4作目。
過去のトラウマを迷いながらも克服する香乃と雪弥。そしてその仲間達の心暖まる物語。
そしてもう一人、茶道部の顧問のふみ先生の回りで起きる事件の謎解きも又優しさとすれ違いの試行錯誤
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姿を消した雪弥のことで人に話を聞いてまわる香乃がもどかしかったから、過去の事件を知った上で本人にぶち当たる様子にほっとした。ふたりが一緒にいると和んでとてもすき。同級生の母で茶道部の特別講師の自殺未遂の真相もきれいじゃない自分と向き合いそれでもきれいに浄化されるよう。鈍臭い香乃がかわいいなあ。