春
設定の割には重くないのほほんとした雰囲気の前半から、さて、本題というところでしょうか。
思ったよりも、ほほぉ!とガツンとくる巻でしたが、良かったです。
あの暖かな雰囲気からのこの展開は、違和感が出そうな気もするのですが、お話の持って行き方というより、空気の持って生き方がお上手だなと思いました。グラデーションのようにすんなり雪弥の話に入ることができました。
いま、ちょうど季節も被っていますのでよりそう思うのかもしれませんが、、、読み終わった後は少し暖かい、春の風が吹いたような、そんな気持ちになりました。
次巻も、楽しみにしています。