阿部暁子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
カフネで本屋大賞をとられたからか、本屋にコーナーが作られていた。
鎌倉工房メモリーズの作者さんだったのか。
オレンジ文庫のかなり最初の方に出版されてた記憶が…それ以来なので随分久しぶりに読むなぁ。
ストーリー的には予想通りな展開なのだけど、テニスの試合の描写でどんどん引き込まれた。テニスのルールに詳しくないのに、頭の中に映像が浮かぶ感じがした。
嫌味になりすぎない天然のももちゃんが良い味。
所々にクスッと笑える箇所がより読みやすく感じた。こういう軽やかな感じが好き。
side 宝良 とどちらが先か確認せずに読み始めたが、百花が先であっていたらしい。
side宝良は本日購入してきたので -
Posted by ブクログ
『カフネ』が面白かったので、さらに著者の本を読みたいとこちらを読んでみました。
結論から言うと、自分にとってはカフネよりさらに面白かったです。
車いすユーザーの女子高校生と、陸上記録を打ち立てるほどの実力を持っていたがケガをきっかけに走ることを辞めてしまった男子高校生。
始めはベタな恋愛・青春ものかな、と勝手な想像をしていましたが、そうではありませんでした。
差別、という簡単な枠組みだけではない、自分と違う考えやベースをもつ人との人間関係、成長過程でぶつかる事案の戸惑いや疑問、関係の修復など、いろいろな事柄が複雑に織り込まれていて、ぐいぐい引き込まれる感覚でした。
車いすユーザーに限らず、(も -
Posted by ブクログ
期待以上でした。
『どこよりも遠い場所にいる君へ』
もうひとつのエピローグ『天国へ続く橋』
の続編。
前作読んだ余韻がまだ残っていたので感動も2倍
夢中になってしまい一気読み。
前作から4年後の設定で舞台は宮城県
前作の主人公の和希や幹也、高津さんにまた会えるのが嬉しいですね。
幹也の乳母っぷりも健在で和希とも相変わらず微妙な距離感が笑える。
プロローグの和希の言葉に一気に物語に引き込まれる。またあの感動が味わえる。
主人公の爽太は9才のときに行方不明に!
2070年へ?タイムトラベル。
そして時を超えて運命の出会い。
偶然か必然か?
2070年の世界はどんな世界だろうか?今より良い世の中 -
Posted by ブクログ
胸アツ!!感動でボロボロ泣きながら読んだ。
『カフネ』よりもいい!
高校生の会話のやり取りがおもしろいし、過去に諦めた競技や仲間への思いに切なさが込み上げるし、困難に立ち向かうための名言もたくさん出てきて満足度が高い。
「神様は扉を閉める時、別のどこかで窓を開けてくれる」
「幸せの意味は、毎日を思い出にしながら生きていく中にあること」
他は長すぎるから載せないけど、フレーズメモにたくさん登録できた。
また、それらの名言をちゃんと証明するように物語が仕上がっている。
また、この物語は「差別」がテーマにあって、差別とは、物事を問題なく進めるために、誰かが犠牲になっていることを「仕方ない」 -
Posted by ブクログ
全然気付かなかったんだけど更新されてた❗
七緒のその後か描かれたスペシャル短編‼️
もうひとつのエピローグ『天国へ続く橋』
これで全ての伏線が回収されます。
七緒の想いに胸が熱くなります。
是非読んでいない方は読んで欲しい!
タイトルと表紙の絵から切ない感じの物語
かなというのは想像できたのですが
想像を越えてトリハダがたちました。
もし自分がタイムスリップしたら?
と想像すると、とても怖いと思いませんか?
周りには家族や知人もいない、下手すれば言葉も通じない、文化や価値観も違う、
想像しただけでもゾッとします。
本書は主人公和希が神隠しの入江で七緒という少女を助けたところから物語は始まり -
Posted by ブクログ
とっても良かったです!
舞台は公立の綾峰高校の主に1年C組
主な登場人物は、
走るのが速い、荒谷伊澄
車椅子を使う、渡辺六花
高校を舞台にした青春(恋愛)ストーリーですが、そこに車椅子ユーザーのクラスメイトの登場で、障害を持つ人との関わり方や差別について、彼らが悩むのを通して私自身も自分の考え方に向き合うことが出来ました。
また、10代の高校生の友達関係などの悩みや葛藤もとても良く描かれていました。
私が心に残った場面は、1年C組の担任の矢地先生が生徒たちに「差別」ということから、何故、自身が先生になったかを考え言葉を選んで話すところです。
これは、大人から子供への想いがたくさん詰まって -
購入済み
大変良かったです
亡くなった弟の死因に迫るミステリーと思いきや
現代社会の暗い現実と、それを補いながら進んでいく
周囲の人たちのお話で物語の中心、著者さんの伝えたい所はもっと違う所かな?
何だか泣きそうになる場面多数、流石本屋さん大賞
またディグりたい著者さんに出会えました。 -
購入済み
泣いた。
読み進めていくうちに、つっけんどんな態度だったせつなの隠された事情や春彦をめぐる姉すら知らなかった事実など、読んでいて胸が張り裂けそうなくらい辛いものが多かった。
人前ではあんなだけど本当はすごく愛があって相手のことを見てよく考えているせつな、人間味がとってもあって好き。
中学生の男の子と妹に対して本気で心配しはたから見たら若干暴走気味になってたところも胸を打たれた。
本当に、周りをよく見る子でこれから過去の分までいっぱい愛を注がれて受け止められるようになっていけたらいいと思う。