阿部暁子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレside百花、side宝良両方読むと、ふたりは真逆のタイプなのにお互いが唯一無二で親友を超えた存在なのが伝わりました。
宝良は普段はそっけないのに、百花が呼ぶなら世界のどこでも助けに行く。と言い切る愛が重めなところがすきです。
準決勝の前夜に七條選手と宝良が話すシーンは、読みながらひとりの車いすテニス選手のことを思い出しました。
その方はパラリンピックの試合の前日、SNSで「明日の試合はテレビ放送はないらしいです。何のためにメディアに出演してきたかわからなくなりそう。」と投稿されていました。
確かに始まる前は特集が組まれ、注目選手がたくさん紹介されていたのに、実際始まるとやはりパラリンピック -
購入済み
カフネから
入ってきました
本屋さん大賞はホントにいい企画だと思います。
登場人物はダークなのに全員にそう思わせない
フォローの文面が入り著者さんの優しさが
溢れています
巻末の解説の方も書かれている様に
決して読者を裏切らない安心して読める作品
なのでは? -
Posted by ブクログ
何の前情報もなく読んだ本でした。読みはじめて、おっと…高校生の学園物だったか…っとちょっと残念に思いました。でも、読み進めていくうちにあれよあれよと一気に読み終えました。
小説って、当たり前ですが、今という時代がきちんと反映された描写がなされ(私の時代にはワイヤレスイヤホン等はありませんでしたし…www)
地方の高校生ってこんな感じなのかぁ~っと思ったり。
自分も通ってきたはずなのに、全く違った日常生活のようなとても新鮮な気持で読むことができました。
駅員の長谷川さんの立花への言葉、矢地先生の生徒への世の中というもののありようについての話。
とても深く胸を打ちました。
先入観を捨て、新しい世 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わった後、思わず、はあ〜と感嘆してしまった。とても切ないけれど、感動的なラストでした。七緒の正体が、まさか16代校長先生だったなんて全く予想もできなかった。(勝手に男性だと思い込んでいた笑)
七緒が生涯をかけて、自分の人生を犠牲にしてまてシマ高の再建に取り組み、未来に来たことで、七緒が夢見た活気あるシマ高を目の当たりにすることが出来て、本当に良かった。読み終わってからは、文化祭を和希と過ごしてほしかった思えてならなかった。
タイトルのどこよりも遠い場所というのは過去だということ、だけど七緒が残してくれた同じ場所で生きていく和希、確かに過去から未来へと繋がっていたんだなあと感動しました。
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Posted by ブクログ
◾️ページ数 P302
◾️読んで抱いた感情
悲しいけど温かい、ツンデレキャラがむしろ良い、人間愛に溢れている、みんな辛い過去を背負っているそれをプラスに転じさせるかマイナスに転じさせるかはその人自身なんだと考え感じさせられた
◾️感想
とてもおもしろかった。一行目から引き込まれてあっという間に読破できた。辛い時は「温かい心をくれる誰か」を誰もが求めているんじゃないかなと思う。それを料理や掃除を通して壊れてしまった心を修復してくれる、そんな温かい物語だった。登場人物がちょいちょいツンデレでまたそこがよかった。
料理を心込めて作りたいなと思ったし、家族や周りにちょっとだけ温かく接していきた -
購入済み
やっと続編
梅毒しました
途中でそれぞれの登場人物の過去未来現在を
見失いそうになりますが、そんなことは
気にせず読み進めて完読。
前作から変わらず良作
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Posted by ブクログ
ネタバレ本当に読んで良かった。大切にしたい言葉とたくさん出会えた。
何に対しても無関心で、閉じこもって生きていると、無駄に傷ついたり、疲れたりしなくて楽だなと思える。でも、きっと自分のことも人のことも好きになれないんだと思う。伊澄が六花と出会って、刺激を受けて、どんどんとその世界が広がっていく。傷つくことも面倒なことも増えるけれど、一人では感じられない感情や自分の知らない世界とたくさん出会うことができる。そしてそのことを、色褪せていた世界がカラフルになった、と表現するのが、とても素敵だと思った。
個人的には、矢地先生の差別についての話がかなり心に残った。差別って本当に難しい。差別が駄目だということ