阿部暁子のレビュー一覧

  • どこよりも遠い場所にいる君へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わった後、思わず、はあ〜と感嘆してしまった。とても切ないけれど、感動的なラストでした。七緒の正体が、まさか16代校長先生だったなんて全く予想もできなかった。(勝手に男性だと思い込んでいた笑)
    七緒が生涯をかけて、自分の人生を犠牲にしてまてシマ高の再建に取り組み、未来に来たことで、七緒が夢見た活気あるシマ高を目の当たりにすることが出来て、本当に良かった。読み終わってからは、文化祭を和希と過ごしてほしかった思えてならなかった。
    タイトルのどこよりも遠い場所というのは過去だということ、だけど七緒が残してくれた同じ場所で生きていく和希、確かに過去から未来へと繋がっていたんだなあと感動しました。

    0
    2025年10月18日
  • パラ・スター <Side 宝良>

    Posted by ブクログ

    Side百花の続編。そして車椅子テニスプレイヤーの宝良目線でのお話。

    試合の臨場感が伝わる。テニスをやっていたからかな。実際に見てるくらい、応援しながら読んでいた。

    女王との試合が終わった後の2人のやり取りに涙。お互いをヒーローとして尊敬できるなんて素晴らしい関係性だな。

    新しいコーチもいいキャラしてる。

    0
    2025年10月16日
  • 金環日蝕

    Posted by ブクログ

    audible 。「カフネ」の作家。特殊詐欺を扱ってもこんなすごい物語を創れるのだ。映画化のあれとは雲泥の差。読むべし。

    0
    2025年10月13日
  • 金環日蝕

    Posted by ブクログ

    謎解きミステリー仕立てで展開が読めず最後まで飽きない。
    前半と後半の雰囲気が変わるのも面白かった。
    主人公二人のウィットに富んだ会話が面白い。
    詐欺グループのやり方は興味深かった。

    0
    2025年10月11日
  • 金環日蝕

    Posted by ブクログ

    ひったくり現場に居合わせた二人が二日間だけのコンビを組み犯人を見つけるだけの話と、、、思っていたら、、、もっと深い闇が

    前半は軽く読んでいたのが後半は重い物語に

    人の見えない部分の闇、葛藤、嘘、罪、
    誰かを騙して生きるその先とは、
    単純な物語ではなかった

    あと、舞台は北海道の札幌で個人的には馴染み深い場所もあり、いろんな面で楽しめた

    0
    2025年10月03日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    渡辺六花りつかと荒谷伊澄あらやいすみの再生と恋の物語。カラフル という題名は人それぞれを感じさせる。高校生のさわやかさ、それを乗り越えていく 周りの描写もとても良かった。

    0
    2025年10月01日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

    Posted by ブクログ

    1日で一気に読み終えた。どんどん引き込まれて伏線が全て回収される終盤は胸熱だった。とてもよく出来た青春ストーリー。読後感良し!

    0
    2025年10月01日
  • 金環日蝕

    Posted by ブクログ

    そうきたかー!!って感じ。
    文章が読みやすくてサラサラ進むし、途中からは先が気になって気になって、積極的に時間を作って読んだ。
    いろいろあるとそんな考え方になるのかなぁ。
    どんでん返しもあって、おもしろかった〜

    0
    2025年09月19日
  • また君と出会う未来のために

    Posted by ブクログ

    久しぶりに、本を読みながら泣きました。
    でも、哀しいだけでなく生きていく力を感じ、とても感動しました!

    0
    2025年09月10日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

    Posted by ブクログ

    阿部暁子さんの優しい文体で描かれる切なく優しい青春ファンタジー!全ての伏線が回収されてタイトルの意味が解った時ミョーに切なくなりました…

    1
    2025年09月07日
  • 金環日蝕

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった!
    タイトルからすぐに内容が想像できる安易な話ではなかった
    まさかまさかと話がリンクしていく
    時には予想をしなかった繋がりも出て来てすごい!と唸っちゃった

    誰にでも人に言わない、見せてない一面があるだろうし 
    いい面も、悪い面もある
    どの視点からとらえるかでいろんなことが変わってくる
    見えないところにも目をこらして、想像したいと思わせた本でした
    でも、、、詐欺はいけん!

    0
    2025年09月05日
  • また君と出会う未来のために

    Posted by ブクログ

    阿部さんの物語は登場人物が魅力的だし、毎回ひきこまれてしまい一気読みです。
    この本は「どこよりも遠い場所にいる君へ」に出ていた和希や幹也の4年後の話です。少し成長して、前に進んでいる2人が頼もしい。2人は出てきますが主人公は過去に未来に行ったことがある爽太です。幹也が爽太のバイトの先輩として繋がります。
    未来は努力し、もがき、願い続ける自分たちの手で築いていける…すごく希望に溢れ、元気がもらえる話でした。

    0
    2025年09月02日
  • パラ・スター <Side 百花>

    Posted by ブクログ

    主人公の素直で、真っ直ぐな姿勢が読んでいて好感が持てるし、応援したくなる。車いすのことも勉強になった。Side宝良も楽しみ。

    0
    2025年08月23日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

    Posted by ブクログ

    「カフネ」で一躍有名になった阿部さんの本。
    集英社オレンジ文庫から出版されているので、読む対象は中高生が多いかも知れませんが、大人が読んでもめちゃ感動できるお話でした。
    読み進めていくうちにどこよりも遠い場所の意味がわかります。
    主人公の和希の友達や先生の会話が面白いし、先が気になって引き込まれました。
    良い作品に出会えてよかった。

    0
    2025年08月15日
  • 金環日蝕

    Posted by ブクログ

    こういうミステリーが読みたかった。
    事件が起き、その事件の先には大きな事件がありって展開。
    心に傷を持った2人の若人。
    その2人の心の闇も良い感じに影響していて。そして、我が故郷が舞台なのも嬉しい

    0
    2025年08月13日
  • 金環日蝕

    Posted by ブクログ

    序盤はライトなバディもののミステリかなと思い、正直軽い気持ちで読み進めていたのだけど、第二章あたりから徐々に不穏な空気が漂い始め、中盤以降はあれよあれよという間にものすごい展開に。プロットは相当練られており、これがほぼ初めてのミステリ作品というのは驚きだ。
    作中では現在社会問題化しているある犯罪を扱っており、その具体的な中身はここには書けないが、ニュースなどで目にする内容から一歩踏み込んだ描写もあって、よく調べられていると思う。
    全体を通して文章はリズムがあって読みやすく、キャラクターの描き分けがちゃんとできているので登場人物それぞれに個性を感じられる点も素晴らしい。一方で、個性を生かそうとし

    0
    2025年08月12日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    カフネを読む前から知っていて、気になっていた本ですが、とても良かったです
    本でカラフルといえば森絵都さんなんですけど、こちらもかなりお勧めしたい

    世界には、自分と同じように考える人ばかりじゃない
    そんなこと、知ってるくせについ忘れがち
    こっちの意見が多いから、多数派の方が大事なんだってことじゃなくて、みんながより良く生きやすい社会を
    それは優遇されてるとかされてないとかじゃなくて、それが当たり前にある世の中になってほしい

    0
    2025年08月09日
  • また君と出会う未来のために

    購入済み

    やっと続編

    梅毒しました

    途中でそれぞれの登場人物の過去未来現在を
    見失いそうになりますが、そんなことは
    気にせず読み進めて完読。

    前作から変わらず良作

    #エモい

    0
    2025年08月04日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本当に読んで良かった。大切にしたい言葉とたくさん出会えた。

    何に対しても無関心で、閉じこもって生きていると、無駄に傷ついたり、疲れたりしなくて楽だなと思える。でも、きっと自分のことも人のことも好きになれないんだと思う。伊澄が六花と出会って、刺激を受けて、どんどんとその世界が広がっていく。傷つくことも面倒なことも増えるけれど、一人では感じられない感情や自分の知らない世界とたくさん出会うことができる。そしてそのことを、色褪せていた世界がカラフルになった、と表現するのが、とても素敵だと思った。

    個人的には、矢地先生の差別についての話がかなり心に残った。差別って本当に難しい。差別が駄目だということ

    1
    2025年07月30日
  • また君と出会う未来のために

    Posted by ブクログ

    前作からの登場人物たちが違和感なく、溶け込んでいました。なので、前作とセットで星5です。必ず読んでから、今作を読んでください。本作もファンタジーなのですが、後悔しない人生を生きることの大切さを教えてくれました。また、今いる周りの人を大事にするということも…。彼らの未来の物語がまた読みたいです。

    0
    2025年07月21日