阿部暁子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレとても面白かった。
スポーツを題材にした作品という事もあってか、試合の描写やその時の動きなどの場面がとても躍動感があってとても楽しめた。
また、会社に勤める百花の視点というところからもお仕事エンタメという部分としてとても楽しめて面白かった。
この後の、宝良sideも読んでいきたい。
最後にこの小説をアニメ化したときの声優陣を自分なりにキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください。
山路百花:安野希世乃
君島宝良:小松未可子
小田切夏樹:細谷佳正
藤沢由利子:園崎未恵
君島紗栄子:椎名へきる
雪代和章:関俊彦
志摩:榎木淳弥
七條玲:上坂すみれ
三國智司:杉田智和
佐山みちる:小原好美
佐山佳代子:平野文 -
Posted by ブクログ
最終巻を読み終わったあと、しばらく余韻に浸っていました。
もっともっとこの2人の、そしてほかのみんなの物語を読みたいと思うほど、登場人物や世界観が大好きでした。優しくて、ほんわかした文章と雰囲気に、いつの間にか夢中になっていました。登場人物みんなが魅力的で、愛おしくなりました。早く先が読みたいと思うと同時に、物語の終盤に近づくにつれて終わってほしくないと思う矛盾した気持ちも芽生えてきました。本は完結してしまったけれど、もう少し、その先もずっと続く彼らの物語に思いを馳せようと思います。
表紙に描かれている二人の距離も内容とあっていて、それに気づいた時はもうずっと見つめていました。少しずつ近づいて、一度離れてしまって、でも最後は手を繋いで…もう、愛おしい…
今までお香のことを何も知らなかったけれど、この本を読んでからお店でお香を見つけると立ち止まるようになりました。そして、そのときに必ず思い出すのは、この本のこと。それほど、私にとって大きな存在になっていたということなのでしょうか。 -
Posted by ブクログ
読み始め 2021.8.7
読み終わり 2021.8.21
パラ•スター(Side 百花)の続きで読んだ。宝良の視点メインで描かれている。高2の時に事故で下半身不随となった宝良が東京五輪に出場するまでの、軌跡を書いたスポーツ小説。テニスの試合の描写が事細かに書かれていて、リアルだったし、幼馴染2人の会話や宝良とコーチとのやり取りは感動する場面もあった。お気に入りのシーンは、雪代コーチと宝良がコンビを解消する場面。雪代コーチの病気をきっかけに雪代から志摩コーチに代わるところ。宝良は幼い頃から雪代の元で教わってきたから、すごく辛い別れだったのだと思う。しかし、雪代とは別の視点から教えてくれる志摩を信頼して、練習して、物語終盤のジャパンカップでは七條との熱戦を繰り広げており、すごかった。
とにかくたくさんの感動をもらった1冊だった。
-
Posted by ブクログ
読み始め 2021.7.21
読み終わり 2021.8.5
この本、めちゃ面白くてあっという間に読んでしまった。車椅子メーカーである藤沢製作所で働く百花と宝良(中学生の時に事故で脚が動かなくなった)の車椅子テニスを題材にした青春小説。百花は小学校の時から、スポーツ万能で強気な女の子宝良に憧れを抱いていた。テニスは先輩たちからも恨まれるくらいの実力者。ある日自動車事故に遭い、下半身不随となってしまったが、百花と観戦に出かけた国際大会をきっかけに車椅子テニスに打ち込むようになった。一方、百花はそんなに宝良を応援、サポートしようと専門学校卒業後、車椅子メーカーである藤沢製作所に入社。
指導社員でもある営業設計の小田切との会話も熱い。今の時期はオリンピックで盛り上がってる時期だし、タイミング的にはぴったりの1冊。
心に残った言葉
藤沢製作所社長の藤沢由利子が仕事で落ち込む百花にかけた言葉。
「持ち前の容量の良さで得たものより、もがいて手に入れた物の方が強いと私は思ってます。」
努力して、手に入れたものはその過程も自信にもなると思った。
-
Posted by ブクログ
序盤の雪代コーチと車いす選手 宝良とのくだりで、早くも作品に引き込まれました。
無愛想でクールと言われる宝良と表情豊かな親友の百花。エンジニアの小田切さん他、登場人物がみんなすごく魅力的。
宝良と百花の関係も素敵♪
面白くてページをめくる手が止まりませんでした。
宝良の一途に夢を追う姿に圧倒される。
感情移入するあまり何度も涙したし、読後は感動と爽快感でいっぱい!
お薦めの作品です♪
『強いって、悩まないことでも、傷つかないことでもないんだと思う。それは、何度でも自分の弱さから立ち上がるってことなんだと思う』
『学校に行くことそのものが一番大事なわけじゃない。一番大事なのは、どうしたらあなたが幸せに生きられるかってことで、学校はその手がかりを探しに行く場所だよ。』 -
購入済み
離島にある有名校に通う少年が、『神隠しの入り江』と呼ばれる場所で海に浮かぶ少女を助ける所から始まる物語。入り江は『マレビト』と呼ばれる違う時代からの客人が訪れたり、神隠しにあい後に戻ってきた人・戻ってこない人が居ると言う…要はタイムスリップしてしまう場所。主人公が抱える事情は重た過ぎて胸が痛くなりましたが、それだけに最後の手紙が心に沁みました。そう、あの状況で他者を思い遣れる彼は本当に素敵な人です。姉妹作【また君と出会う未来のために】と合わせて、大好きな作品です^^❤
-
購入済み
大切なモノ
沢山の出来事がある思春期のなかで、一人一人の事情や背景が物語を興味深くしていき時間さえあれば一気に読んでしまいたい作品でした!
大人になってしまった人達に読んでなりました。 -
ネタバレ
考察というか願望に近いかも
和希が高津に名乗った時に月ヶ瀬の方でなく名前を繰り返した理由、額に飾っていた恐らく高価で売れるだろう絵をいくら気に入った相手だからとはいえお使い程度で和希にあげた理由、マレビトや神隠しの話を和希には伝えているのに葵が知らない理由。
もしかしたら2079年から2001年に来ていたマレビトの苗字は「月ヶ瀬」だったのではないかと思いました。
そうだとしたら色々辻褄が合うような気がして…誰も弾かないはずのピアノをわざわざ調律師に頼んで調律してたのも「あいつ」がピアノを弾いていたのかもとか。
真相は作者のみぞ知る所でしょうがもしそうなら高津は2079年からきた「あいつ」に特別な何かを残せたんじゃないかなー -
思わぬ展開の連続に涙
高校生の私でも時間を忘れて読むほど面白かった。タイトルと表紙と設定に惹かれて購入した感じであったが、購入して良かったと心から思える。
主人公の体験、心情を自分のことのように書きつくす情報量、表現力に感動した。そして、どの登場人物の個性もしっかり出ていて、愛着が湧く。アニメ化したら面白そうだなと思う作品でした。