阿部暁子のレビュー一覧

  • パラ・スター <Side 百花>

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    身体と心はつながってるから。
    ちゃんとごはん食べて、運動して、お風呂で身体温めて、ぐっすり眠って起きたら、きっと今よりは少しマシになって、次にすべきことが見えてくる。

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    2025年12月02日
  • カフネ

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    かなり重い内容が詰め込まれているのに、救いがある。普通に食べて、暮らすことが、どれだけ幸せなことか思い知らされる

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    2025年12月02日
  • 金環日蝕

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    Audibleにて。
    カフネは自分の好みではないか、と思いスルーしていた。
    同じ作者でミステリーだからとなんとなく。
    めちゃくちゃ面白かったし、ものすごくストーリーがよく練られていると思った。
    筆者は人の気持ちを描写するのが得意なのかな。痛みが隣にいるみたいにリアルに感じる。
    ストーリーが途中から2転3転するので、Audibleで聴くには、かなり集中力が必要かも。
    大学と北海道の風景も頭に浮かんで、さわやかな読後感。
    カフネも絶対読む❗

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    2025年12月01日
  • 金環日蝕

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    2025.11.30
    登場人物のなかで1番の部外者に思える人物を主人公に据えたところに良さがあるというべきか、どうかが評価の別れるポイントなのではなかろうか。主人公の判断基準と他の登場人物のそれとが微妙にずれている感が拭えないのが印象に残る。

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    2025年11月30日
  • カラフル

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    高校生の息子に読んでもらいたいと思った1冊。
    友達とのいざこざ、親だから何を言っても大丈夫と思い込んでる傲慢さ、考えるきっかけになるだろうなという本。

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    2025年11月23日
  • また君と出会う未来のために

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    『どこよりも遠い場所にいる君へ』の続編

    疲れてる時と、かなしい時と、お腹がすいてる時は、重大なことを考えちゃだめ。絶対にいい考えなんか浮かばないから。

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    2025年11月18日
  • パラ・スター <Side 宝良>

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    胸が熱くなる物語だった、ジーンとくる。
    自分の過去に向き合いながら、葛藤しながらも、意志を確かにプレーする選手があまりにかっこいい。それをサポートする車椅子メーカーの面々もかっこいい。

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    2025年11月15日
  • 金環日蝕

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    2025/11/15 オーディブル
    後半からそっちかーとなった後にやっぱりこっち?え?あっちなの?と自分の予想と違って楽しかった。夕飯はすき焼きにしました。

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    2025年11月15日
  • 金環日蝕

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    率直に言って面白かった。
    オセロのように二転三転するストーリーに、個性的な登場人物たち。コメディのようなテンポの良い掛け合いがあるかと思ったら、暗く重く話が織り交ぜられ、感情が忙しい。
    詐欺師たちも本当に根っから悪い人間ではなく、この境遇だったらそうなっても仕方ないと思わせる人物の背景が描かれており、各キャラクターに感情移入した。
    唯一、双子の言動にちょっと違和感というか現実味が感じられず星ひとつマイナスにしたが、それは好みなだけな気もする。
    著者の他の本も読んでみようと思うほど、面白かった。

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    2025年11月06日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    好きなタイプのタイムリープ青春ラブストーリー、"時かけ"や"君名は"に通ずるところはあるが、現代的な社会問題をしっかり盛り込んで考えさせられたりキュンキュンさせられたり、笑わせる言葉があったりと盛りだくざん。最後はちゃんと伏線回収してなを爽やかにエンドロール。"あの"昭和の音楽の教科書にも載っていたフォークソングが今聞くとタイムリープストーリーにピタリとハマるからやられたって感じがした。遠い昔の幼い恋心まで思い出させてくれる素敵な作品でした。阿部暁子にはまってます。

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    2025年11月03日
  • 金環日蝕

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    札幌を舞台に描かれた、阿部暁子さんの作品ということで気になり購入しました。

    1章、2章と異なる人物の話で、彼らがこれからどう交わっていくんだろうと思っていたら、3章に思わぬ展開が待っていて、そこからはスピード感を持って読み進めていきました。

    読む前はもう少しライトな作品かと思いきや、登場人物達が過去に辛い経験をしていたり、詐欺だったり、次々と事実が明らかになる度に苦しくなったりしましたが、奈緒が最後私の予想を良い方に裏切ってくれたのが救いでした。

    また阿部さんは岩手県在住なのに、札幌の景色、秋から冬にかけての空気感もすごくリアルに描かれていて、ちょうど小説内の時期と同時期に読めて良かった

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    2025年11月02日
  • 金環日蝕

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    ネタバレ

    女子大生と男子高校生がたまたま遭遇した引ったくり事件が予想もつかない一大詐欺事件へと変貌していく。正義感にまつわる探偵ごっこだったのが次第に手に負えない事件へと繋がっていく流れは見事でリーダビリティも高く、半分に差し掛かった時点で事件の概要や主人公との血縁関係もあらかた読めたと思いきや、主人公の隠してた嘘が明らかになるなどストーリーの方向性が急角度で変わったりと意外と読めない部分も多く、中弛みすることなく最後まで楽しく読み終えることができた。

    途中に出てくるモブのキャラクターがややラノベチックではあるものの、キャラクターのバックボーンは犯罪加害者遺族に性犯罪被害者と青春ミステリにしては意外と

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    2025年10月29日
  • カフネ

    購入済み

    家事代行カフネをご利用ください

    どうしようもなく疲れて食事や掃除、片付けが疎かになり、立ち上がれなくなることは誰にでもある。大切な人を失ったり、仕事や子育て、介護に追われて別人のように疲れ果ててしまう。誰にも助けを求められず、落ちていくしかないんだなと。頑張る人ほど助けを求めるのが下手クソで。でも知ってる?不器用だけど、助けてくれる人は、あなたの力になりたいと思っている人はこんなにもたくさんいるんですよ。そう教えてくれる、優しい物語。ペイフォワード。

    #憧れる #カッコいい #共感する

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    2025年10月29日
  • また君と出会う未来のために

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    ネタバレ

    育ての親や姉との関係が修復されるなど、前作よりは主人公の過去の暗さにまだ救いがある点は良かったけど、前作の和希の方が人物として魅力的で、今作でも和希のピアノの能力とか、幹也の変わらぬ乳母っぷりとか、そちらの方により感情移入した。タイムトラベルの真実が判っていくところなど、ストーリーは今作の方が楽しく読めたが、高校生の五鈴と大学生の爽太の出会いから心を結ぶまでのシーンには無理があるため、もう少し丁寧に描いて欲しかった。

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    2025年10月27日
  • 金環日蝕

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    積ん読本。
    Audibleで聴きながら散歩していたが、先が気になって。
    積ん読から引きずり出す。
    おかげで金曜日の午後休みが瞑れた(笑)
    春風と練の話が続くのかと思いきゃ、思いっきり貧困、格差、
    それに繋がる詐欺の話になり、闇深く。
    とくに、理緒姉妹のお話は辛い。
    でもまさか、練が。。
    とか、春風の過去が。。
    とか驚きの連続で。
    練の母が「何があっても愛してる」と。最大の言葉をかける。
    練とともに救われた
    このお話に出てくるみんな、いろんな事あるけど希望は持って歩んで欲しい。
    側に居てくれる人を大切にして。
    後書きに阿部さんは安易な綺麗事は書かないが、読者に絶望はさせないと書いてありましたがま

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    2025年10月18日
  • 金環日蝕

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    ネタバレ

    タイトル買い。
    何度も訪れた札幌の地名、北大などの名前が出てきてそれだけで身近に感じられて入り込めた。

    春風サイドの探偵物語が進んでいくと思いきや、理緒サイドのダークな話が始まって意表を突かれた。

    本作は両サイドの繋がりが明示されるのは後の方だけど、こういう一つの出来事を軸に違う視点の話が進んでいくスタイルは結構ワクワクする。

    タイトルについて語られる場面は僅かだけど、作品の扱うテーマを暗喩しているようなタイトルも良い。

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    2025年10月15日
  • カラフル

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    ネタバレ

    カラフルといったら森絵都さんの方を浮かべ、読み始めたら恩田陸さんの夜のピクニックを思い浮かべました。そんなタイトルや設定の二番煎じは関係なくなるくらい内容は阿部暁子さんのカラフルでした。
    要所要所で深く話し合うシーンがありますが、あんなに話し合えるものなのか、そうだとしたら少子化な今ですが未来は明るいなぁと思える、そうじゃなくても教材として本当に考える事ができる良い内容でした。

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    2025年10月13日
  • パラ・スター <Side 百花>

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    車いすメーカーでの物語。
    エンジニア目線での話で色々と知れて面白かったです。
    先にside 宝良を読んでしまった…。

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    2025年10月12日
  • また君と出会う未来のために

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    「どこよりも遠い場所にいる君へ」の続編。
    なるほど〜となりました。よく考えられてて面白く読めました。前作の「どこよりも〜」の方が良かったかな。でと2冊続きで読むべき本です。

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    2025年10月11日
  • 金環日蝕

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    ネタバレ

    『カフカ』で本屋大賞をとった阿部暁子さんの推理小説。

    ある日、春風は偶然ひったくり事件に遭遇し、仲居合わせた錬とともに犯人を追いますが、逃げられてしまいます。現場に落とされたストラップを手がかりに、春風と錬は調査を始めます。

    二日間だけの“探偵コンビ”結成――春風と錬は「二日間だけ」協力して犯人捜しをすることに合意します。ふたりは大学内・周辺の購入者リストや当日の行動を洗い、ストラップ所有者の聞き取りを一軒ずつ進めていきます。聞き込みを通じて小さな糸口を拾って行きます。
    やがて顕になるのは、単なる引ったくりという事件ではなく、大きな詐欺組織、そして社会事象でした。

    春風、錬、理緒と言った

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    2025年10月05日