阿部暁子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ある男の子の前に女の子がか倒れていた。
この島は神隠しやマレビトが現れる島で、女の子は今の西暦を1974年と答えた。
描かれている現代は2017年。
身元不明の女の子は本当に過去から来たのか。
もし過去から来たのなら、今も存在していて一体どこにいるのか。
未来に転生した?七緒との謎と
島に留学してきた和希の高校生活と人間性を描いていく作品。
人生は本当いろいろある。必ず何回も傷つきます。立ち直ってたかと思ってもフラッシュバックしたり、過去に引きずり込もうとする人もいます。
けど助けてくれるのは結局、同じ人間なんです。
なんだかそんな事を教えてくれる、作品でした。
人生って何となく自分が一番辛い -
Posted by ブクログ
ネタバレ親からされたことで、許せないことがある
それはとても強いことばで、自分にもそんなことがあった
許せなさすぎて1人で声を殺して号泣したこともある
ただ、人を、それも自分の親を許せないままでいるのってとても辛い
自分も血を継いでいるってことは、そんな親と同じ道を辿るのかもと不安になったことすらある
家族という一番欲しいものが手に入らないなら、もう欲しいものなんて何もないと心から思った
本当に人って何も欲しくなくなる時がある
でも欲しいものできたよ
やりたいこともたくさんあるよ
自分の望む家族が手に入らないのなら、自分で作ろうと思えて今作れてるよ
そして、やっぱりそんなふうに前向きに思 -
Posted by ブクログ
ネタバレどこよりも遠い場所にいる君への続編。
前作もそうでしたが、表紙がとても綺麗な本であると思いました。
今作では、前作に登場した和希に加え、支倉爽太の物語が繰り広げられてますが、前作よりもスケールが大きくなったと感じました。というのも、支倉がタイムスリップするからです。
2030年に、神鳴崎でタイムスリップした支倉は、9歳になってしまいますが、25歳の五鈴と出会い、色々なことを体験していきますが、過去に戻るための方法を探ります。支倉は、もう一度、大学生の時の自分に戻ります。
戻ってから、支倉はもう一度五鈴に出会いたいといたい気持ちが芽生えますが、なかなか出会うことに苦戦します。そして、現実の世 -
購入済み
感想
子供が産むことができない、夫に離婚を突きつけられ離婚してしまい、現実によくある事象プラス最愛の弟が急死してしまってからの最悪の展開から始まるストーリーの中で、出会いをきっかけで新たな生きがいを見つける、とても心に残る作品だと感じました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ最初は、淡々と物語が進んでいく感じでしたが、物語の中盤で、主人公の月ヶ瀬和希の秘密が明らかになるところから、夢中になって、読んでおりました。
和希の父親が犯罪を犯してしまったということから、犯罪者の息子というレッテルが貼られ、和希は、転校していたという秘密は、苦しくも切なかったです。
犯罪も、相手を死亡させてしまうほどの事故ではありましたが、正当防衛なところもあり、和希が完全に父親を糾弾することができないところも、苦しいものでした。
そんな秘密を抱えた和希は、離島の学校に転校し、あの事件のことを誰も知らない学校に行きたかったのですが、噂は広まってしまいます。そのなかでも、和希を信じてくれ -
Posted by ブクログ
世話になっている老女がひったくりに遭う場面に、ひとりの大学生が偶然行き合わせる。居合わせた高校生とともに犯人を追うが、取り逃がしてしまう。犯人が落とした物を手がかりに正体を探りはじめる、その偶然から物語は動き出す。
ところが読み進めるうちに、その偶然が偶然ではなかったと分かってくる。別々に流れていた出来事がやがて交わり、避けがたい必然として一本の線に結ばれていく。
本作の核心は謎解き以上に、事件に巻き込まれた人々の心の陰影にある。家族を守りたい切実さ、貧しさゆえに犯罪へ引き寄せられる弱さ、過去に負った傷。登場人物が背負うものが的確に描かれ、善悪を単純に割り切れない領域へ読者を導いていく。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ未成年の学生たちが特殊詐欺に切り込んでいくところが上手く描かれていて面白いミステリー作品でした。
初めの章で「春風」と「練」がタッグを組んでひったくり犯を捕まえようとするのですが、第2章から経済的な事情で特殊詐欺に手を出さざるを得ない女性を書いてました。
また、この本の解説がわかりやすく書いてました。タイトルの「金環日蝕」はまさにふさわしいと思います。円の円周にあたる被害は明らかになるのですが、円の中心であるの犯人は暗くて判明しないということを表現しているのでしょう。
最近は自分の周りでも特殊詐欺のニュースを見たり聞いたりするので、より気をつけなければ、と思いました。また知らず知らずの