阿部暁子のレビュー一覧

  • カフネ

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    ずっと読みたかった話題作をついに手に。
    八王子が舞台で胸熱。主人公薫子が年齢の割におばさん臭いキャラで、そこがどうも阿佐ヶ谷姉妹みたいなキャラを想像してしまいフィットしなかったけれど
    せめて松下奈緒みたいな感じで想像し直して読んでみた。一軒一軒家を回るのをずっとやるのかと思ったけれどそうでもなかった。
    二人の奇妙なやり取りと展開を興味深く見守る不思議な小説だった。

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    2026年09月30日
  • カフネ

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    ご飯が美味しそう、ほっこり優しいお話なのかなーと読み始めた序盤。後半いろんなことが明らかになり、弟の苦悩、親との関わり方がどんどん重くなり苦しかった。
    最初、不妊治療・離婚でヒステリックに描かれていた主人公の薫子が、途中で努力家の真面目すぎる女だと分かって俄然面白くなった。ピーマンを克服するのにピーマン柄のパジャマ着るとか面白い女すぎる。
    元気に美味しいご飯を食べて生きて欲しいって、家族じゃなくてもすごく愛だった。すごくいい読後感。

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    2026年09月30日
  • 金環日蝕

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    何を感じ、何を思おうと、それは当人の自由であり、それは決して侵害されてはならない。
    依存性と愛情、打算と真心、感情はいつも切り分けがたく絡み合って自分自身にも見極められない。
    命や人生というものは綱渡りのような偶然の上に成り立っている。
    人を害する能力を持っていながらそうはせず、嘘をつく能力を持ちながら真実を語り、他者を押しのけてでも欲望を果たそうとする自分を戒める人々。
    真実であってほしいと願うものを信じると決めるしかない。

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    2026年09月28日
  • パラ・スター <Side 百花>

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    とっても良かった〜久々に温かい感動で泣けました。
    素直で真っ直ぐで一生懸命な百花がすごくいい。

    車椅子のエンジニア…こんな世界があるんだと、新しいことに出会った喜びもあり。

    宝良バージョンも楽しみ期待大!

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    2026年09月24日
  • カラフル

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    ネタバレ

    車椅子青春小説。高校生の青春小説の中に、障害をテーマにして差別と区別の違いという正解のない問いにどう向き合うのかというメッセージ性のある内容を盛り込んできている。全体としてはすごく読みやすいしキャラクターも個性的で面白かったが、終盤の差別問題のところがメッセージ性が強く少し説教臭く感じてしまう部分があり、高校生と新米教師のやりとりとしては若干浮いているように感じてしまった。

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    2026年09月05日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    白川紺子さんの名前があったから購入したアンソロジーではあったけれど、12作品も読めたので満腹感いっぱいです。しかもさすが新人賞を取っただけのことはあると納得できるくらい、どの作品も良かった。
    初めて読んだ作家さんも多く、また読書の幅が広がりそうで楽しみです。

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    2026年09月04日
  • まだいない君に星の舟を

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    シリーズ全作を読んでからだいぶ時間が経っていたので細かいところは覚えていなかった…これから読む人は一気に読むといいと思う。

    気になった表記揺れ:
    P. 141
    酸化膜

    P. 142
    酸化被膜

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    2026年09月02日
  • まだいない君に星の舟を

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    「どこよりも…」に繋がるストーリー。あの感動が再び、また切ない離島での不思議な時間を
    「また君と出会う未来のために」早速読もう

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    2026年09月02日
  • カラフル

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    主人公伊澄のキャラに好感が持てる。
    車椅子ユーザーの渡辺さんに色眼鏡をかけずに触れ合っていく純粋な姿と心境の変化、心の成長があって 青春のあるストーリーだった。

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    2026年08月29日
  • まだいない君に星の舟を

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    ネタバレ

    中2の高津は離島の由緒ある家に生まれたが、父の愛人とその息子の所為で母は出ていってしまった。狭い島は事情は全て筒抜けで鬱屈した思いを抱いていた。そんな時、神隠しの入り江と呼ばれる海岸で若い女性が発見される。彼女ら2079年から来たと言うが…

    中々ヘビーな生い立ちの高津だけど、恵まれている事を本当は誰よりも感じている。そしてタイムリープしてきたみかげが高津家に居候する事になり、そこから少しずつ高津の意識が良い方向に向かってくれて良かったです。
    恩師の為にブロンズ像を作るために奔走し、そして未来でまたみかげに再会したのが熱かったです。

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    2026年08月27日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    ネタバレ

    知ってる作家さんが2人入ってるからまあ読んでみるか、と思ったら全部そこそこ良かった。何より三浦しをんさんが巻頭文と選評を書いている!
    呂姫の話と水恋花の話が好き。特に後者はサスペンス要素と誰の恋も叶わないところが。
    あと二位の君ってタイトルはずるいですよね。平安時代の話かと思ったじゃん。え、私だけ?

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    2026年08月24日
  • 金環日蝕

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    本屋で何気なく手に取ってみた小説。札幌の聞き慣れた地名で、位置関係を想像しながら読み進めた。

    ジャンルでいうとミステリーなのかもしれないが、人間関係や心情を巧みに描写し、単純なミステリーとは一線を画す。小説ならではの、ここでこうつながるのか、という驚きもあり、ページ数は多いが、あっという間に読めてしまう。

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    2026年08月23日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    切なさっていうのは人を強くする。どうにもならないからこそ、どうにかしたかった。そんな気持ちがあるから、割り切れないから、前に進むしかなかった。懐かしい気持ちについ浸ってしまう作品。

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    2026年08月21日
  • また君と出会う未来のために

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    会いたいって気持ちは大事にしたい。2度と会えなくても、あなたが元気でいてくれたらいい。そんな気持ちを思い出した作品。

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    2026年08月21日
  • 金環日蝕

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    読み始めは『鎌倉香房メモリーズ』みたいな軽めのミステリー小説っぽいのかなぁと思っていたが、どんどん暗く、ズッシリ重いストーリーになってゆき、逆に引き込まれた。
    最後は明るめに終わっていたけど、残ったものはやっぱり重い感触だったな。それも見事。

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    2026年08月13日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ある男の子の前に女の子がか倒れていた。
    この島は神隠しやマレビトが現れる島で、女の子は今の西暦を1974年と答えた。
    描かれている現代は2017年。
    身元不明の女の子は本当に過去から来たのか。
    もし過去から来たのなら、今も存在していて一体どこにいるのか。
    未来に転生した?七緒との謎と
    島に留学してきた和希の高校生活と人間性を描いていく作品。
    人生は本当いろいろある。必ず何回も傷つきます。立ち直ってたかと思ってもフラッシュバックしたり、過去に引きずり込もうとする人もいます。
    けど助けてくれるのは結局、同じ人間なんです。
    なんだかそんな事を教えてくれる、作品でした。
    人生って何となく自分が一番辛いのではないかと思ってしまいます。世の中、自分の想像を遥かに上回って辛い思いをしてる人がいるけど、見た目じゃわからないんだよな。

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    2026年08月09日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    10月の映画化を前に読んでみた。
    表紙からライトなイメージを持って、中高生向け?と思ったけど、大人にもしっかり響く内容。
    舞台になっている学校は、予想通り島根県の隠岐島前高校。以前、この学校のことを知って島留学させたいと思ったことがあったので、すぐにピンときた。
    心に闇を抱えた子どもたちの心情、島の人の優しさや大らかさ、神隠しの伝説…
    ありそうなテーマだけど、絶妙なバランスで爽やかに切なく描かれていて、思いの外良かった!
    映画も観てみたい。

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    2026年08月02日
  • 金環日蝕

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    TikTokやインスタで読書動画をあげている人たちのを見て、知った作品です。いつか読もうと思ってあたためていました!バディ系探偵小説と思って読んでいったら、第二章からは理緒さんのストーリーへ。ここから話はぐっと深くなり、犯罪に手を出す人、出さない人、その境界線はとても曖昧なんだと考えさせられました。あまり話すとネタバレになるのでここまでにします!ぜひ一度手にとって読んでみてください。

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    2026年07月31日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    10月に映画がやると知って読んでみました。
    タイトルから自分は興味を持ちました!
    読み終わった感想は「この内容を映画で早く見たい!」
    これに尽きます!
    読んでても色んな感情になってページをめくる手が止まりませんでした
    こんな出来事が現実に起きたら自分はどうするのかとか妄想もしてしまった
    とにかく誰が呼んでも感動できる小説なのでおすすめです!

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    2026年07月22日
  • パラ・スター <Side 宝良>

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    感動作でした。障害を持っていても普通なのだ、ということが伝わってきました。
    テニスの試合場面、ドキドキしました。

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    2026年07月02日