阿部暁子のレビュー一覧

  • 金環日蝕

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    本屋で何気なく手に取ってみた小説。札幌の聞き慣れた地名で、位置関係を想像しながら読み進めた。

    ジャンルでいうとミステリーなのかもしれないが、人間関係や心情を巧みに描写し、単純なミステリーとは一線を画す。小説ならではの、ここでこうつながるのか、という驚きもあり、ページ数は多いが、あっという間に読めてしまう。

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    2026年08月23日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    切なさっていうのは人を強くする。どうにもならないからこそ、どうにかしたかった。そんな気持ちがあるから、割り切れないから、前に進むしかなかった。懐かしい気持ちについ浸ってしまう作品。

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    2026年08月21日
  • また君と出会う未来のために

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    会いたいって気持ちは大事にしたい。2度と会えなくても、あなたが元気でいてくれたらいい。そんな気持ちを思い出した作品。

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    2026年08月21日
  • 金環日蝕

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    読み始めは『鎌倉香房メモリーズ』みたいな軽めのミステリー小説っぽいのかなぁと思っていたが、どんどん暗く、ズッシリ重いストーリーになってゆき、逆に引き込まれた。
    最後は明るめに終わっていたけど、残ったものはやっぱり重い感触だったな。それも見事。

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    2026年08月13日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ある男の子の前に女の子がか倒れていた。
    この島は神隠しやマレビトが現れる島で、女の子は今の西暦を1974年と答えた。
    描かれている現代は2017年。
    身元不明の女の子は本当に過去から来たのか。
    もし過去から来たのなら、今も存在していて一体どこにいるのか。
    未来に転生した?七緒との謎と
    島に留学してきた和希の高校生活と人間性を描いていく作品。
    人生は本当いろいろある。必ず何回も傷つきます。立ち直ってたかと思ってもフラッシュバックしたり、過去に引きずり込もうとする人もいます。
    けど助けてくれるのは結局、同じ人間なんです。
    なんだかそんな事を教えてくれる、作品でした。
    人生って何となく自分が一番辛い

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    2026年08月09日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    10月の映画化を前に読んでみた。
    表紙からライトなイメージを持って、中高生向け?と思ったけど、大人にもしっかり響く内容。
    舞台になっている学校は、予想通り島根県の隠岐島前高校。以前、この学校のことを知って島留学させたいと思ったことがあったので、すぐにピンときた。
    心に闇を抱えた子どもたちの心情、島の人の優しさや大らかさ、神隠しの伝説…
    ありそうなテーマだけど、絶妙なバランスで爽やかに切なく描かれていて、思いの外良かった!
    映画も観てみたい。

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    2026年08月02日
  • 金環日蝕

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    TikTokやインスタで読書動画をあげている人たちのを見て、知った作品です。いつか読もうと思ってあたためていました!バディ系探偵小説と思って読んでいったら、第二章からは理緒さんのストーリーへ。ここから話はぐっと深くなり、犯罪に手を出す人、出さない人、その境界線はとても曖昧なんだと考えさせられました。あまり話すとネタバレになるのでここまでにします!ぜひ一度手にとって読んでみてください。

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    2026年07月31日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    10月に映画がやると知って読んでみました。
    タイトルから自分は興味を持ちました!
    読み終わった感想は「この内容を映画で早く見たい!」
    これに尽きます!
    読んでても色んな感情になってページをめくる手が止まりませんでした
    こんな出来事が現実に起きたら自分はどうするのかとか妄想もしてしまった
    とにかく誰が呼んでも感動できる小説なのでおすすめです!

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    2026年07月22日
  • パラ・スター <Side 宝良>

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    感動作でした。障害を持っていても普通なのだ、ということが伝わってきました。
    テニスの試合場面、ドキドキしました。

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    2026年07月02日
  • カフネ

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    ネタバレ

    親からされたことで、許せないことがある

    それはとても強いことばで、自分にもそんなことがあった
    許せなさすぎて1人で声を殺して号泣したこともある

    ただ、人を、それも自分の親を許せないままでいるのってとても辛い

    自分も血を継いでいるってことは、そんな親と同じ道を辿るのかもと不安になったことすらある

    家族という一番欲しいものが手に入らないなら、もう欲しいものなんて何もないと心から思った
    本当に人って何も欲しくなくなる時がある


    でも欲しいものできたよ
    やりたいこともたくさんあるよ
    自分の望む家族が手に入らないのなら、自分で作ろうと思えて今作れてるよ

    そして、やっぱりそんなふうに前向きに思

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    2026年09月01日
  • カラフル

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    素敵な青春小説だった、
    障害にも色々あるし、一人一人性格も育つ環境も違う、日本はまだまだ障害者が暮らしにくい国だ、とても考えさせられる内容でとても良かった。
    ただ、学校行事は学校側がしっかり対応策を考えて本人と相談した上で入学を決めるべきじゃないのかな、その辺がなんだかムカついた

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    2026年06月25日
  • まだいない君に星の舟を

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    『どこよりも遠い場所にいる君へ』の前日譚、他4つの短編。
    過去に同じような体験をしてたと思われる高津のことが気になっていたので続編が出てくれてとても嬉しい。
    彼の苦悩や思いをよく知ることが出来たお話だった。
    短編では、どこよりも~のラストで胸が苦しくなるくらいの切なさと優しさを覚えたのだけど、その時の気持ちが蘇ってきた。
    今回も良かったけどやっぱり一作目が一番好きかな。

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    2026年06月22日
  • カラフル

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    怪我で陸上を失い、行き場をなくしていた伊澄が、六花との出会いを通して再び前を向く物語。
    車椅子で生きる六花の日常に触れることで、伊澄は自分の中にあった無意識の偏見や″わかったつもり”に気づき、他者を見る視線が変わっていく。その変化は劇的ではないが、確かで温かい。周りの同級生も誰も悪者にしない世界の中で、伊澄が少しずつ自分を取り戻し自分の気持ちに素直になっていく姿が爽やかに胸に残る。

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    2026年06月19日
  • カフネ

    匿名

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    一気読み

    あらすじを読んで想像していたよりも濃かったです。でも先が気になり、読みやすい文体でさくさくと全く飽きずに、一気に読み終わりました。面白かったです。

    #感動する #ドキドキハラハラ #深い

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    2026年06月16日
  • また君と出会う未来のために

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    ネタバレ

    どこよりも遠い場所にいる君への続編。
    前作もそうでしたが、表紙がとても綺麗な本であると思いました。
    今作では、前作に登場した和希に加え、支倉爽太の物語が繰り広げられてますが、前作よりもスケールが大きくなったと感じました。というのも、支倉がタイムスリップするからです。

    2030年に、神鳴崎でタイムスリップした支倉は、9歳になってしまいますが、25歳の五鈴と出会い、色々なことを体験していきますが、過去に戻るための方法を探ります。支倉は、もう一度、大学生の時の自分に戻ります。

    戻ってから、支倉はもう一度五鈴に出会いたいといたい気持ちが芽生えますが、なかなか出会うことに苦戦します。そして、現実の世

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    2026年06月14日
  • カフネ

    購入済み

    感想

    子供が産むことができない、夫に離婚を突きつけられ離婚してしまい、現実によくある事象プラス最愛の弟が急死してしまってからの最悪の展開から始まるストーリーの中で、出会いをきっかけで新たな生きがいを見つける、とても心に残る作品だと感じました。

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    2026年06月10日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ネタバレ

    最初は、淡々と物語が進んでいく感じでしたが、物語の中盤で、主人公の月ヶ瀬和希の秘密が明らかになるところから、夢中になって、読んでおりました。

    和希の父親が犯罪を犯してしまったということから、犯罪者の息子というレッテルが貼られ、和希は、転校していたという秘密は、苦しくも切なかったです。

    犯罪も、相手を死亡させてしまうほどの事故ではありましたが、正当防衛なところもあり、和希が完全に父親を糾弾することができないところも、苦しいものでした。

    そんな秘密を抱えた和希は、離島の学校に転校し、あの事件のことを誰も知らない学校に行きたかったのですが、噂は広まってしまいます。そのなかでも、和希を信じてくれ

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    2026年06月10日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    香り専門店「花月香房」に暮らす人の心の動きを香りとして感じる力を持つ高校2年生の香乃。どことなく某作品を彷彿とさせるけど、こちらはちょっとした事件や謎を解決したり大学生の雪弥との恋愛含め柔らかい雰囲気。でも2人共の背負ってるものや抱えてるものが悲しく、親が絡むだけに重たくもある。色んな面で想像以上に好みで楽しめて嬉しい。人の心の動きが匂いでわかってしまうなんてどれだけ苦痛だったり負担なんだろう。親に疎まれたり、早く自立したいと必死だったり、切なくなる。お香や匂い袋など好きで集めたりしてるので参考にもなる。

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    2026年06月03日
  • 金環日蝕

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    世話になっている老女がひったくりに遭う場面に、ひとりの大学生が偶然行き合わせる。居合わせた高校生とともに犯人を追うが、取り逃がしてしまう。犯人が落とした物を手がかりに正体を探りはじめる、その偶然から物語は動き出す。

    ところが読み進めるうちに、その偶然が偶然ではなかったと分かってくる。別々に流れていた出来事がやがて交わり、避けがたい必然として一本の線に結ばれていく。
    本作の核心は謎解き以上に、事件に巻き込まれた人々の心の陰影にある。家族を守りたい切実さ、貧しさゆえに犯罪へ引き寄せられる弱さ、過去に負った傷。登場人物が背負うものが的確に描かれ、善悪を単純に割り切れない領域へ読者を導いていく。

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    2026年06月03日
  • 金環日蝕

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    ネタバレ

     未成年の学生たちが特殊詐欺に切り込んでいくところが上手く描かれていて面白いミステリー作品でした。
     初めの章で「春風」と「練」がタッグを組んでひったくり犯を捕まえようとするのですが、第2章から経済的な事情で特殊詐欺に手を出さざるを得ない女性を書いてました。
     また、この本の解説がわかりやすく書いてました。タイトルの「金環日蝕」はまさにふさわしいと思います。円の円周にあたる被害は明らかになるのですが、円の中心であるの犯人は暗くて判明しないということを表現しているのでしょう。
     最近は自分の周りでも特殊詐欺のニュースを見たり聞いたりするので、より気をつけなければ、と思いました。また知らず知らずの

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    2026年05月29日