阿部暁子のレビュー一覧

  • とっておきのおやつ。 5つのおやつアンソロジー

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    美味しいたい焼き食べたくなりました。あと、昔地元のたい焼きやさんで売ってたツナマヨ味のやつ好きだったなーと、思い出した。マドレーヌは自分で作って焼きたてをたくさん食べたいし、あんみつも大人になってから美味しく思えるようになってきていいなぁと。食べ物を中心にした人となり。どれも穏やかで良い。

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    2018年11月12日
  • とっておきのおやつ。 5つのおやつアンソロジー

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    おやつにまつわるアンソロジー。
    表紙同様可愛らしいお話が5つ。
    全て初見さんばかりでしたが、アンソロジーであるのが不思議なくらい同じ人が書いているのかと思った。
    さくっと読むのにうってつけの可愛らしさ軽さ。

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    2018年10月15日
  • 鎌倉香房メモリーズ5

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    最終巻。気持ちを通わせやっぱり落ち着かない香乃や、言葉選びや言葉遣いのどことないオタクっぽさがくたびれない瀬戸際?つらい気持ちにそっと寄り添う瑞々しさがとてもすき。束縛する叔父の本音が可愛く、彼と唯一対等に渡り合える警察官みずきが格好良い。チヨの家に泊まり曾祖父の戦争中の後悔に触れる話が特に印象的。

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    2018年10月12日
  • 鎌倉香房メモリーズ4

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    姿を消した雪弥のことで人に話を聞いてまわる香乃がもどかしかったから、過去の事件を知った上で本人にぶち当たる様子にほっとした。ふたりが一緒にいると和んでとてもすき。同級生の母で茶道部の特別講師の自殺未遂の真相もきれいじゃない自分と向き合いそれでもきれいに浄化されるよう。鈍臭い香乃がかわいいなあ。

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    2018年10月10日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    ネタバレ

    1高橋さんにそんな事情があったとは。養子に行った先の家がいい家族でよかった。2香乃の文化祭にて。これまでも雪弥さんのヤキモチはチョコチョコ見られましたが、今回はおばあちゃんにはめられたな。一年生のあきらさんこれからいい方向に変わっていってくれるといいな。3星月亭の若女将の話を通して両親とも分かり合えた香乃。でも終盤で事件に遭遇した香乃と雪弥。和馬の発した「三度目」て?雪弥はまたいなくなってしまうのか。

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    2018年09月02日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    人の心を香りで感じ取ってしまう主人公。
    それ故に、1人祖母のいる香房で暮らしている。

    そしてそこには、ものすごく古風なお兄さんが1人。
    連続短編になっていて、最初の登場人物は
    迷ってきたおばあちゃん。
    年をとっても、こういう関係になりたいものです。
    というか、こんな事されたら、ときめきそうな…w

    2話目のお兄さんは…誠実そうです。
    3兄弟、真ん中が典型的な金食い虫、という感じですが
    他がきれいに育っていれば大丈夫?
    決めつけていたからこそ、の気まずい関係。
    言えなかった謝罪。
    きちっと見てなかったから、という
    自分の不甲斐なさもばれてしまった現実。
    犬、賢いというより凄いです。
    素晴らしい

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    2018年06月25日
  • 鎌倉香房メモリーズ4

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    いろいろな人々が
    相手の気持ちを考え
    行動する優しい物語でした。

    スターアニス(八角)についての
    知識が学べた本でした。

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    2018年02月11日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    香りに興味があり、鎌倉が舞台なので手に取った。
    表紙で分かるが、やはり若い人向けのストーリーだった。でも内容やキャラクターは好きなので、続編も読んでみようと思う。

    10

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    2018年02月09日
  • 鎌倉香房メモリーズ

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    鎌倉が舞台の本、好きだわー。
    シリーズものなので、最初は星3.5くらいで。
    後半にかけて4.5になるといいなー。

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    2018年01月17日
  • 鎌倉香房メモリーズ5

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    完結編。

    だけど、力んでなくて、
    お話は終わるけど彼らは続いていく、
    そんな感じがして、
    とても爽やかな感じがした。

    4作の中では伊助さんのお話がよかった。
    戦争の話はつらいけど、
    やっぱり書かないといけない話なんだなぁ。

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    2017年12月19日
  • 鎌倉香房メモリーズ5

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    シリーズ五冊目最終巻。
    人から発せられる独自の香りを嗅ぎ取り、その人の感情がわかるという特殊な能力を持つ女子高生と、その周りの人たちとの人間模様を描いた作品。
    鎌倉にある香房屋を舞台に、行方不明の仏像や源氏香図の暗号を解いたり、香りに関する謎を解決しつつ、こじれた人間模様も解けていく。

    ハッピーエンドだとは思うが、完全に全てがハッキリして当人同士もスッキリするわけではない。
    このくらいの終わり方がむしろちょうどいい気がする。

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    2017年07月23日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    今回の物語で
    文香というものがあることを知りました。

    最近は手紙よりもメールの時代。

    メールでは出来ない
    日本の文化の美しさ
    心を感じたね

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    2017年07月06日
  • 鎌倉香房メモリーズ5

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    ネタバレ

    完結、だけど完全なる消化不良。確かに二人は纏まったし、雪弥の出生問題は落ち着いて、彼の方はずいぶん成長してめでたい、けれども、香乃の方は正直最初からほとんど成長してない。むしろこれから、三春さんの実家の跡取り問題とか、これからまさに成長していく途上にあるのに、雪弥が片付いて香乃が受け止めたらハイ終わり、というのは、あれ、これって香舗の話じゃなかったの?という肩すかし感が多分にあります。香乃がもう少し年長なら、くっついて終わりもありかもしれないけど、これから受験生じゃ高校二年生、正直女の子としての成長はこれからだと思うので、香舗としての話をもう一巻加えても良かったんじゃないかなあとかなり思いまし

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    2017年03月19日
  • 鎌倉香房メモリーズ4

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    シリーズもの、短編連作。

    鎌倉にある香りのお店を舞台に、心に傷を持つ同士の成長を描いた作品。
    今回は雪弥の過去と家庭の事情が明らかになり、ストーリー的には一段落する。
    お寺と児童養護施設に関する話が描かれていて、経験したことがない人が想像できない部分が描かれていて勉強になる。

    個人的には児童養護施設に関する話が立て続けに二冊目で、先に読んだ作品とはまた別の視点からの描かれ方をしていたので、いろんな視点からの児童養護施設を知れて勉強になった。

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    2017年03月18日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    シリーズ第3巻。
    鎌倉の花月香房を舞台に展開される人間ドラマ。
    今回は文香だけ入った中身のない手紙の意味を考える話から始まる。
    そして、香乃自身のことも話が進む。
    文化祭の話、懐かしく、こういうこともあるよねと思い、余計に感情移入してしまう。
    この作者は、いじめたこともいじめられたこともあるのかな。
    もしくは、何か社会的弱者になるようなことでもあったんだろうか。
    割とその辺の話が得意みたいで、そういう話に弱い私はいつも泣きながら読んでしまう。

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    2017年01月09日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    シリーズ2作目。
    夫婦、親子、家族、恋人、
    それぞれに切ない話が多かったですが
    レギュラーメンバーのキャラに救われます。

    どんな一面を持っていても、
    受け入れ大切に思っているという
    香乃ちゃんの気持ちはなかなかの男前です。

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    2016年12月10日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    ちょっとうるっと来ました。

    物語に登場してくる人々の
    家族の話でしたね

    なぜ、仏壇にお線香をあげるのだろう
    とふと思っていたことが
    この本を読んでわかりました。

    せめて香だけでも
    届いて欲しいですね

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    2016年11月06日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    なんだかだんだん香乃の体質の話から、香乃や雪弥の生い立ちのほうへ話が寄っていってます。個人的には過去の話(特に雪弥)は要らないんじゃ無いかと思いますが、心を開かせるのには必要なのかな?香乃の鋭敏な香り感覚による美しい感情描写が少ないので物足りなくはあります。

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    2016年03月01日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    【収録作品】第1話 星の川を渡って/第2話 あなたとずっと/第3話 祈りのケーキ/第4話 亡き人に捧げる香り

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    2016年01月05日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    鎌倉の御香のお店を舞台に孫娘とアルバイトの雪弥が色々なことに巻き込まれながら成長していく物語。今回は色々な形の愛情の話。親子、夫婦、恋人、家族。こんがらがった感情の先。いい雰囲気になってきました。

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    2015年09月04日