阿部暁子のレビュー一覧

  • カフネ

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    ズドーンというかんじ。前半はあ〜こんなもんか(料理の描写が繊細でツンデレの女性が出てくる系ね)と思っていたが後半では〜なるほどね〜。。と苦しくなった。題材は珍しいものではない(むしろ現代で流行ってる)けどどのエピソードも悲しくやるせない気持ちで1人の空間で読んでたら泣いてたかも。じんわり救ってくれるようなお話ではないけど、また状況が変わった時に読み直したい。

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    2026年04月19日
  • カフネ

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    日常の中で見落としてしまうような些細なことだけど大事なことを思い出させてくれた。
    ご飯を食べること、掃除をすること、毎日たり前にやらなきゃいけないことだけどそれができなくなってしまう人もいて、それが悪いこととかそういうんじゃなくて、他人のそういう状況や自分自身がその状況になった時に気づけるかが大事なんだなって思った。
    人と人が分かりあうことは不可能に近くて、愛し合ってる恋人、どんなに仲の良い友人、一緒に住んでる家族でもきっと知らないことの方が多い。
    食べることは生きること。
    "誰かのために”の前にまずは、『自分のために」生きる選択ができるようになりたい。

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    2026年04月17日
  • カフネ

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    大切な人たちを思い浮かべながら読んだ一冊。
    自分のことを1番自分が理解しているなんて、本当は嘘なのかもしれない。
    1人で生きていくことができないこの世界で、他者という存在を通して初めて自分を見ることができるんだろうな。
    それがもし自分にとって受け入れがたい事実でもそうでなくても、言葉にして、行動にして、形にしなければ、無かったことになってしまう。
    それは自分という存在を否定してしまうことになるし、あまりにも可哀想だから、そんな想いの切れ端を少しでも良いから吐き出せる場所があれば、人は幸せと感じられるのかもしれない。

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    2026年04月16日
  • カフネ

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    暖かい話だと思った。
    各登場人物の苦悩、皆表には出さないけど色々あるんだよなあと。
    夫とはお互い尊重して、生きていけたらと思う。

    家族になってあげたいと養子縁組、パートナーシップ制度は驚いたけど、勢いがあってよかった!普通は思いつかないから、せつなが困惑したのもよく分かる。私もしばらく受け入れられなかった笑

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    2026年04月16日
  • カフネ

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    生きていく色々な形の多さと食べることで満たされる幸せを感じた。人のためになる形は自分の意思が大事だと感じた。

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    2026年04月14日
  • 金環日蝕

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    叙述トリックが効いていて、あ、そうきたらか、と感じさせられるミステリ要素もあり。
    悪いことだとわかっていることを、それが得意かもしれないし、なんなら快すら感じかねないと自覚したあと、どう生きていくか。
    自律する気持ちと、闇に引きずり込まれないように繋いでいてくれる手があると信じられたのなら、そんな自分でも強く生きていけるかもしれない。


    変に恋愛要素がなくてよかった。

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    2026年04月12日
  • カフネ

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     本当に素晴らしい物語でした。

    部屋を片付けて料理を振る舞い人は救われる。毎日当たり前のように料理を作って当たり前のように食べている私にとっていかにどれだけ自分は平和なんだろうと考えさせられた。

    仕事で忙しく料理を作る時間がなかったり、疲れてもう何もしたくなかったり、作ることがまだできない人たちにとっては、すごくありがたくよりによっては命を助けられるケースもあるということを頭にいれながら日々の料理を丁寧にし上達させいつでも誰かを助けられるようにしておきたいと思わずにはいれない一冊でした。

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    2026年04月11日
  • カフネ

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    数年ぶりに本を読みました。ブックカフェで手に取り、ご縁がありました。
    読んでいる間、何度も泣きました。今年一番泣きました。読んでいる間、7,8は泣いたと思います。帯から想像していたよりもお話や登場人物たちは、リアルで生々しく、心の奥底に訴えかけてくるような、、お話でした。

    悲しみ、苦しさ、人の温かさ、優しさ、与えられる喜び。登場人物たちの沢山の感情に共感し、涙が溢れ、優しい気持ちになりました。
     お料理の描写。匂いまでしてくるよう。おいしそう。大切な人とご飯を食べたくなります。
    またいつか読みたいです。

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    2026年04月11日
  • カフネ

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    読んでいてなんだか穏やかな気持ちになった。

    優しい気持ちになる。

    1人でも生きていける時代だけど
    人って孤独では生きていけない

    でも人は必ず助けてくれる

    あと出てくる料理がとても美味しそう。

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    2026年04月11日
  • カフネ

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    ネタバレ

    読み終わって、胸がいっぱいになった。
    せつなは不器用ながらも誰かを救い続けているけれど、本当は自分も支えられるべき側の人で、
    そんなせつなのそばに薫子がいて、
    今度は支えようとしている関係が救いがあって良い
    人は一方的に支えるだけじゃなくて、
    支え合いながら生きていくものなんだと感じた
    人には見えない悩みもあるよなぁと考えさせられた…

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    2026年04月10日
  • 金環日蝕

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    ネタバレ

    正直ひったくりからここまで面白い展開になるとは思わなかった。前半は海外小説のAI翻訳かと思うくらい臭いセリフのオンパレードでフェードアウトしようかと本気で思ったが、加賀谷と里緒の登場でガラッと雰囲気が変わる。登場人物全員、根が善人で真の悪人が登場しない点に少し物足りなさは感じたが。春風の強い覚悟と深い愛情を感じさせる三章最後「大丈夫。そんな顔を、しないで。」は珍しく震えた。句読点って大事な表現方法だね。

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    2026年04月10日
  • カフネ

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    まだ4月ですが、今年読んだ本の中で1番泣けました。食を通して人が立ち直るというような本はいくつか読んできたけれど、それだけでは終わらない人との関わり方や一歩踏み出す勇気のようなものを教えてもらえた気がします。またいつか再読したいです。

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    2026年04月10日
  • 金環日蝕

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    本屋大賞受賞作のカフネよりこっちの方が好き

    読み始めたときは、ひったくり犯とそれを追う無鉄砲な女子大生とはしっこい高校生男子のシンプルなお話かと思ってたけど、徐々に様相が、変わっていき

    良い意味でだいぶ思っていたお話とは違う
    え?そうなの?あれ?とラストあたりでなり、上手い作家さんだなと

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    2026年04月07日
  • カラフル

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    とても読みやすくて面白かったです。
    今まで深く考えてこなかった車椅子ユーザーの気持ちを理解しようとするきっかけになると思います。
    伊澄が六花と出会って気持ちが変化していくところ、二人が打ち解けていくところが良かった。

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    2026年04月04日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    とても面白かった。
    正直、ドラマ仕立て、映画チックなストーリーでしたが
    いろいろ伏線がはられてなかなか読み応えがありました。
    良かったです。

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    2026年04月01日
  • 金環日蝕

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    あらすじを読む限りではあまり面白そうに感じなかったけど、実際に読んでみたら凄く面白かった。春風と理緒の物語はどう関係してるんだろうと思いながら読み進めていたら、繋がった瞬間から面白さが加速度的にアップしてそこからは一気に読んでしまった。
    小説としての面白さはもちろんのこと、特殊詐欺の一例も物語には出てくるので、啓蒙の意味も含めていろんな人に読んでみてもらいたい。

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    2026年03月31日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ネタバレ

    感動した。このひとことに尽きる。
    個人的に修治のくまさん感がすごく良かった。本当に社長の息子だったのはびっくり笑

    心に残った言葉は
    P213“本当に笑えるかどうかではなく、思いやりを向けてくれる人にそうやって思う応えたかった。”
    P315
    “大好きでした。
    ありがとう。
    どうか世界一しあわせになって。
    あなたが笑っていてくれたら、もう、ほかに望むものはない。”

    本当に遠い場所は過去。どれほど手を伸ばしても届くことはない。伝えたい言葉があっても届けることができない。それを強く感じていた和希に残してくれた七緒言葉はどれほどのものだっただろう。

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    2026年03月30日
  • カラフル

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    車椅子ユーザーの六花、クラスメイトの伊澄の会話がとても切なかった。ハンディがある六花の苦労、2人が出会ったことで伊澄が理解できたその気持ち。

    そんな前向きな六花に惹かれた伊澄、2人の未来はカラフルなものになるんだろうな。

    青春の高校生活のはじまり。読み始めたら、とまらなくなりました。

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    2026年03月25日
  • 金環日蝕

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    話題になっていたので手に取りましたが、納得です。
    春風と錬コンビの第一章から一転、第二章は色んな事情で詐欺に加担してしまう理緒の話に。春風と錬の話が明るい探偵小説のような雰囲気もあってか、理緒サイドになるととても辛くて苦しい…。ミステリーなので、きっとどこかで繋がるんだろうなぁとは思っていましたが、予想外の展開に最後まで驚かされっぱなしでした!
    誰しも皆、何かしらの事情があり、明るい部分もあれば暗い部分も併せ持っている。いつだって闇に堕ちることは簡単にできてしまう。だからこそ、自分を戒めながらも前を向いて歩き続ける。勇気づけてもらえる素敵な作品に出会えました。

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    2026年03月17日
  • カフネ

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    主人公薫子の心情の起伏、色々と吹っ切れた後の元から持っていた魅力、の書き方が惹き込まれる。最初は全く折り合わないかに見えた薫子とせつなが、何故か互いに興味を持ち、それぞれの方法で愛を伝えながら、仲を紡いでいくストーリーがとても美しい。

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    2026年04月18日