阿部暁子のレビュー一覧
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ネタバレ不妊治療の末にようやく授かった子を稽留流産で失い、夫からは突然離婚を告げられ、さらに大切にしていた弟まで亡くしてしまった薫子。生きる希望を失っていた彼女が、弟の元恋人・せつなと出会い、家事代行サービス「カフネ」のボランティアを通して少しずつ関係を築いていく物語。
初めはお互いにあまり良い印象を抱いていなかった二人が、一緒に過ごし、食事や家事を通して相手を知るうちに、かけがえのない存在になっていく過程がとても温かかった。
すべてを失い、自分の人生に希望を持てなくなっていた薫子が、最後にはせつなに何かあったとき「自分が駆けつけたい」と思えるようになる。自分のために生きることが難しくても、大切な -
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元旦那の公隆と春彦にものすごく感情移入した。
春彦は誰しもの光で救いであり続けて、自分の傷に気付くことができなくなっていた。
公隆の、子供を産むことは不幸な人間を増やすことだと思ってしまう、子供は親のエゴだ、みたいなセリフが本当に刺さりすぎてしまった。
表面が柔らかく穏やかな人ほど、心の中で激しいものを抱えている。
表面が鉄のような人ほど、心は繊細で子供みたいな面があったりする。
改めて人と関わる中で見える1面なんて、その人の氷山の一角でしかないんだな、どんなに近い人間でも、本当の意味で全部をわかることは出来ない、それでも一緒にいるのはなんだかとても美しいことだなと思えた -
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ネタバレオーディブルにて
最初の心が痛くなる出来事があり、もう聴くのをやめようかと思った
でもコメントや感想を読んで、心を奮い立たせて最後まで聴きました
途中からは一気に読み進めることができました(現金だなー)
印象にのこったところ
ラスト、春風がタクティカルペンを川に投げ捨てるかと思った
そうだとちょっと興醒めだ、と思っていたらそのまままたポケットへ
この部分の動作に人の心の弱さ、でも少しづつでも前に進んでいる、葛藤のようなものを感じることができた
そうなんだ、簡単になんでも割り切れるはずはない
りおも強気な顔を見せてはいるが、きっと奥にはいろんな感情が決心が、揺らぎが隠れているのだろう
錬く -
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ネタバレ面白かった!
読み応えあり、ちょっとしたどんでん返しもあり、
最後は心温まる感じ。
スタートから、物語の状況設定に引き込まれる。
主人公は弟に先立たれたアラフォーバリキャリ女性。
その弟の遺言書に記された、弟の元カノに遺産分割の手続きのために、会うところからスタート。
つっけんどんな元カノの素顔、
なんで弟は遺言書を残していたのか。。
元カノと一緒にボランティアをしながら、徐々に開かれていく心やら、謎を解明していく感じがよき。
食事の描写が素敵な本って、それだけで手元に置いておきたくなるよねー
丁寧にご飯を作りたくなった。
主人公の長女としての生きにくさとか、親とのすれ違い、なーんか共感 -
Posted by ブクログ
『どこよりも遠い場所にいる君へ』『また君と出会う未来のために』に続くスピンオフ的な作品です(o^^o)
『どこよりも遠い場所にいる君へ』(どこキミというらしい)を読んでから2年経っていまして、
すっかり詳細を忘れてしまってたので、いろんなレビューやあらすじを読んで復習してから読みました(^^)
読み出すとあーそうそう!と思い出すこともあったけど、
こういうスピンオフ的な作品は、前作読みたてほやほやの熱が残ってる時に読むのが一番面白いと思ってます(勝手な持論)
再読してから読んでもよかったかなーと思いました(°▽°)
そしたら星10くらいだったかも(*゚▽゚*)
前作未 -
ネタバレ 購入済み
自分を大切にしようと思える本
悲しさや優しさが入り混じる、温かい物語。
強さ、生きるということ、助け合い。
野宮薫子は夫の公隆から離婚を切り出され、弟の春彦を亡くし、荒んだ生活を送っていた。そもそも薫子はつらい幼少期を過ごし、真面目で生きにくいところがある。
そんな折、春彦の遺した遺言書を通して春彦の元恋人だという小野寺せつなに会う。
せつなが薫子に料理を作ってくれたり、カフネの家事代行サービスでやっている週一のボランティアに誘ってくれたりして、薫子を絶望の生活から救い出す。
薫子はせつなとペアでいろんなお宅にボランティアに行くうち、生き生きと活力を取り戻す。
せつなが料理をするシーン、人に正直に真っ直ぐに言葉を放つとこ