阿部暁子のレビュー一覧

  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    シリーズ3作目で、進展してきました。いろいろと過去の謎が解けてくるけど、まだまだ解決してないこともあるし、最後には大きな出来事もあったし、さてどう展開させる?

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    2016年08月06日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    2作目になるとだんだんそれぞれの過去などが出てきて、それもまた良し。お香をやってみたくなる話ですね。ただ、香乃ちゃん、ちょっとぐじゃぐじゃしたところあって、少し鬱陶しいと感じるところはある。付き合うと疲れそう~

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    2016年07月16日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    それぞれが家族と向き合った1冊。
    じんわり優しい文章は相変わらず。
    でも、最後が。
    最後どうなるのよ…。
    3度目って前にもあったってことなの!?

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    2016年05月08日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    シリーズ3作目。
    今作も色々な香りとともに、ほろ苦かったり、ほっこりしたり、ドキドキしたり、色々な感情が揺れ動いた。
    いつも明るい高橋の生い立ちにまつわる話「拝啓 忘れえぬ人」が一番印象強かった。でも、それを覆すほど最後がとても気になる終わり方。この先どうなってしまうのか… 心配。。

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    2016年04月19日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    作者の美的感覚とセリフのキレのよさ
    教養と伝統文化への思いの深さにに
    いつも感心してしまう。

    今回は高橋の生い立ちにまつわる
    エピソードが秀逸。

    雪弥と和馬の言葉の応酬にも くすっ。

    主人公二人の恋にも急展開があったのに
    さらなる嵐の到来を思わせて。

    まだまだシリーズは面白くなりそう。
    新刊お待ちしています。

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    2016年03月04日
  • 鎌倉香房メモリーズ2

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    文庫創設の趣旨とは違うのかもしれませんが
    この作品の装丁は、もう少し品格のあるもの
    がよいと思います。
    表紙の漫画のキャラクターチックな主人公
    おふたりは、どう譲っても作品の中の実際には
    似ても似つきません。

    舞台設定も小道具も、そこに暮らす人たちも、
    とても高い品性と知性を感じます。
    人の心の機微を、抑制の効いた筆運びで
    丁寧に解きほぐしてゆく作者の力量に
    やはり心惹かれてしまいます。

    主人公のおふたりは本当に人として魅力的で
    このストーリーには軽薄な恋愛は似つかわしく
    ないのです。

    古風なふたりには、それにふさわしい装丁を。
    そう願わずにはいられません。

    同じ文庫の「下鴨アンティー

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    2015年08月30日
  • 小説版 アオハライド1

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    原作を読んでいませんが楽しめます。
    まだ1巻なのでこれからですが、複雑に絡み合って面白そうですね。
    活字苦手の人にもオススメです。

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    2015年05月23日
  • 小説版 ストロボ・エッジ1【イラストつき】

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    高校1年生仁菜子の初恋の話。
    さらっと読んだ。
    コバルトって・・・初めて。
    でも、胸がきゅんきゅんした。これ続くみたいね。

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    2010年12月08日
  • 戦国恋歌 眠れる覇王

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    信長と正室濃姫のお話です。
    時間軸としては結婚から弟信行の死まで。この話での信長は・・・天然というか、結構幼い感じの描写も結構見られました。まだ若年なので、けっこう悩んだりふてくされたりしてます。
    そんな信長に時にいらいらしながらも一生懸命支える帰蝶(濃姫)がかわいかった。

    みんな信長を通してしか自分を見ていない、信長を倒さなければ自分は自由になれない、という信行の言葉がとても印象的でしたよ。

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    2010年04月28日
  • カフネ

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    面白かった!
    けど、登場人物の関係者の死が多すぎ。死を起点としたドラマ作りはなんとなく不自然な感じがしてそういうとこは個人的に好きになれなかった。

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    2025年12月06日
  • カフネ

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    最近の社会問題がたくさん詰まっていると感じる。
    貧困、ネグレクト、性差、諸々
    私自身が当事者では無いけれど、今、社会問題として様々なところで目にするのでとても勉強になった。
    自分の事なのにわからない、
    人とぶつかるって、
    気持ちを言えないって…、
    寂しいって、
    こういう事なんだって思った。
    恵まれて生きているのか、そこまで悩まない性格なのか、わからないけれど、少し遠くの話だった。

    話はよくわかったし、展開も面白い。
    流して読むところは無かったし、ビターチョコレート色の目も、私にはいつも同じ色には見えなかった。
    感動したし、応援したし、悲しくなったし、安堵した話だった。

    ただ少しお腹いっぱい

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    2025年12月06日
  • 鎌倉香房メモリーズ3

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    「鎌倉香房メモリーズ」の3冊目。

    高橋クンに届いた文香だけが入れられている封書の謎解きに始まって、学園祭でいたずらをするシーツお化けの正体を突き止めたり、いつもの通りの流れに、雪弥や香乃の家庭の事情が挟まる3つのお話。
    いつも通りと言いながら、なんとなく雪弥だけがいつもとちょっと違っていて、だけども、高橋クンを慮っての徹夜の影響とか叔父に対する屈折した思いとか何より香乃に対する感情の変化だと、違和感を抱きながらもまあそんなもんかと読み進む。
    第3話が終わる頃には、香乃と雪弥の距離がこれまでより縮まった感じで、お約束の面倒くささも次のステップかねと思っていたが……、残りも10頁くらいになって、

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    2025年11月29日
  • 金環日蝕

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    最初はラノベっぽくてサクサク読みましたが後半どんどん重く、どんどん面白く、一気読み。
    面白い構成だなと思いました。
    表紙、私ならこれにしないなーなどと素人考え。

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    2025年11月27日
  • 金環日蝕

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    ネタバレ

    キャラが濃すぎてアニメチック。
    登場人物がごちゃごちゃしてる。
    というので、面白いかも〜!と、ちょっと私の好みでないかも、、の振り幅があり評価が難しい、、

    ひったくり犯見つける、から詐欺?!にはワクワクしたけど、
    お兄ちゃん大好きな男女の双子の中学生登場で、一気に現実味がなくなり。小学生ならわかるけども中学生って。お兄ちゃんの命令は絶対で、直立!と言われたらはい!となる双子とは。すごくアニメっぽい。
    あとは加賀谷潤のふりをしたカガヤはかつて「良い子」と言われていた社員のはずなのに、
    「謎めいた色男」というあだ名がつけられるという変貌ぶり。頭でうまく思い描けない。。
    どんでん返しのためには色々

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    2025年11月21日
  • 金環日蝕

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    ひったくり犯人を追うことで出会った
    女子大生と高校生男子
    ひょんな出会いの後ふたりが追う事件とは…

    青春ミステリーもの?
    と思いきや…
    思ったより闇は深い

    本来守られるべき対象、老人、女性、子供、に
    当たり前のように牙を剥く輩が存在する
    狙われたら最後、どうすることもできないのか
    嫌悪感、いや、憤りを感じると同時に
    息苦しさや悪寒さえ感じてしまう
    圧倒的な力を前にしたら?
    そして頼りにできる人間が周りにいなければ?
    自分はどれだけ正しくいられるのか?
    ちょっと考えさせられた

    一方でメインキャラたちのやり取りは軽妙で
    ワキキャラの双子たちも良いキャラ
    この点が1番良かった一方で
    悪キャラは

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    2025年10月28日
  • また君と出会う未来のために

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    ネタバレ

    阿部暁子さんの作品。

    仙台の大学に通う支倉 爽太は、人には言えない過去を抱えていました。小学校三年生のとき、溺れたことがきっかけとなり、なんと遠い未来――2070年の世界へ時間を超えて迷い込んでしまったのです。現代に戻った後も、その「未来で助けてくれた女性」のことを忘れられず、大学とアルバイトに明け暮れていました。

    あるとき、爽太はアルバイトを通じて知り合った青年の八宮 和希と親しくなります。和希はある日、爽太にこう言います――「おれは、過去から来た人に会ったことがある」。この言葉をきっかけに、爽太の“過去/未来”という時間を超えた記憶と、和希と結びつく“今”の出来事が交錯し始めます。

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    2025年10月20日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ネタバレ

    離島・采岐島高校に進学した和希。彼は知り合いがいない環境を選んでやって来たのには、自分にしか言えない事情がありました。高校生活を寮で始め、クラスメイトとの交流や島ならではの雰囲気に少しずつ慣れていきます。

    初夏、島の“神隠しの入り江”と呼ばれる入り江のほとりで、和希は倒れている少女・七緒を発見します。黒髪の少女が波打ち際に倒れ、意識を取り戻すと「1974年」とつぶやきます。七緒は身元も記憶もはっきりせず、自分がなぜそこにいたのか、どうして倒れていたのかを語ることができません。和希は彼女を気にかけることになります。島での生活や寮生活、クラスメイトとのやりとりを通じて、七緒との距離を縮めていきま

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    2025年10月20日
  • 金環日蝕

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    女子大生と男子高校生がひったくり犯を追うところからはじまるこのお話。
    ひったくり犯がわかってもまたそこからはじまる不穏な感じ。
    特殊詐欺って案外近いところにあるんだなぁと怖くなる。騙されるだけでなく、騙しているほうだったり。

    最初は軽めな感じのひったくり犯探しのミステリーかぁと読み始めたが、そんなことでは終わらない。もうなんか犯罪盛りだくさんでちょっとお腹いっぱい。みんないろいろ背負いすぎだし、時系列途中わかんなくなってきたり...読み終わり疲れたー。

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    2025年10月19日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ネタバレ

    そこまでここが動かされる作品ではありませんでした。
    シマ高を再建した校長とナナオが同一人物というのがポイントかなと思いましたが、そこのタイムトラベルが上手くストーリーに組み込まれていたかというとそうでもなく、主人公と寮の仲間たちのストーリーと主人公とナナオたちのストーリー、主人公自身のストーリーがそこまで交差しているわけではないので、別々の物語を並行して眺めているような気分になりました。
    ただ全体的に綺麗な作品だと思いました。

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    2025年09月02日
  • 金環日蝕

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    最初はつまらないなーと思った。
    特に会話が、私たちこんなウィットに富んだトークもできるのよ、と見せつけられてるような…
    アニメっぽい?ライトノベルっぽい?感じ。苦手。
    理央の章に入ってから雰囲気ががらりと変わり、ミステリぽさが出てきてよかった!
    闇バイト、性犯罪、特殊詐欺、誘拐、貧困世帯などの社会問題を絡めながら、前向きに綺麗にまとまっていた。

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    2025年08月23日