司馬遼太郎のレビュー一覧
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【司馬遼太郎 街道をゆく 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか】司馬遼太郎著、朝日新聞出版者、1971年
また、長い本に手を出してしまった。。。
本好きが誰でも知る司馬遼太郎が1971年の47歳の時から、1996年の72歳で亡くなるまでの25年間をかけて綴った「街道をゆく」全43巻だ。
いままでも、新しい土地を訪ねるときは、できるだけ読んでみようと心がけて、東北地方を中心に読んでいた。
2 陸奥のみち、肥薩のみちほか
26 嵯峨散歩、仙台・石巻
33 白河・会津のみち、赤坂散歩
40 台湾紀行
塩釜の御釜神社や、会津の慧日寺跡などに立ち寄ったのは、これらの本で学んだからだ。
先日 -
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司馬作品というと、どちらかというと長編小説群に目が行く人も多いのではないでしょうか。この作品は、戦国期を舞台にした7編の短編集です。司馬作品は長編ばかりではなく、短編でもその魅力を十分に発揮していることが、この本でよくわかると思います。
いずれの作品も限られた紙面の中で、主人公の魅力を遺憾なく発揮し、その主人公の人生にどんどん引き込まれます。歯切れのよいストーリー展開で、一息に読み通してしまいました。
また、これらの短編が、長編作品を書く際の屋台骨となっていることも感じ取れます。ほかの作品とあいまって、読者にとっての司馬世界を豊かなものにしてくれると感じました。 -
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いよいよ石田三成は、会津の上杉氏とともに挙兵する。光成も家康も共に大義名分は、豊家を脅かす奸賊を征伐するためとなっているが、諸大名はどちらにつくのが自分にとって有利なのかを機敏に察知し、多くが家康に付いていくこととなる。P427に、司馬遼太郎が書きたかった本小説の本質が書かれている。「世間は、欲望と自己保存の本能で動いている。」このテーマは、著者の他の著作の多くにおいて描かれているが、本小説程、この本質を描くのに適した題材は無いであろう。この日本人の持つ特質は、戦国期の昔から現在まで変わること無く引き継がれており、おそらく未来永劫変わることはないのであろう。伝統的な日本企業あたりでは、今日もま
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「亡き友人に捧ぐ」
そんな副題が頭に浮かぶくらい、付き合ってきた友達への愛情が溢れ、さらに愛惜感たっぷりの作品になってる気がします。
題名が秀逸すぎます。
読み終わって表題の意味がズシンときました。
いつもそうですが、タイトルがステキすぎる。笑
人がその人生をつかい切ったあと。
不思議とその人の生き様や生きてきた証が。
光るように浮かび上がるように。
作者には見えてしまうんでしょうね。
あ!跫音か。笑
名声や成功があろうがなかろうが。
英雄的な生き方をしようがすまいが。
そう。どんな人にも曲げなかった信念が。
人生を紐解くと、全ての人が、小説になり得る。
いや。この方の手にかかれば、か -
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【司馬さんがゆく 台湾編】『竜馬がゆく』等の作品で、若い世代の間でも変わらぬ人気を獲得し続けている司馬遼太郎が、台湾を歩きながら感じたことを綴った作品。「国家とはなにか」という大きな問いを手掛かりとし、歴史の奔流の中をたくましく生きてきた台湾について考えを巡らせていきます。
ときには広く名も知られていない個人と、国家や民族、そして歴史という大きな思念の間を、鷹揚に、そして自由に行ったり来たりしながら思考の幅を広げてくれるとことが司馬作品の魅力だと思うのですが、本作ではその魅力が台湾という彩りを伴って、格段に増しているように感じました。これからも『街道をゆく』シリーズに手を出してみようかなと -
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司馬遼太郎さんのエッセイ「この国のかたち」最終巻です。全体を通して、色々な時代の日本の出来事・思想が書かれています。
第6巻では、海軍について多くのページが使われています。日本の海軍は、帝国主義時代の防御ようとして増強されましたが、気がつけば統帥権を武器に歯止めの効かない大きな組織になっていました。歯止めの効かなくなった組織の恐ろしさ、行く末について学ぶことが出来ます
司馬遼太郎さんの知識の元、俯瞰的に歴史が書かれているので、世界との関わりや時間の繋がりを感じながら読むことができます。
深堀して知りたい好みの時代も出てくると思います(自分は、明治〜大正〜昭和初期)。
司馬遼太郎さんの何 -
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「胡蝶の夢」新潮文庫全4巻。
司馬遼太郎さん。1976-1979新聞連載。
幕末を舞台に司馬凌海、松本良順のふたりを中心として「蘭方医たち」を描いた長編小説です。
不思議にしみじみと面白かったです。
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司馬遼太郎さんの長編小説群は、勝手ながら僕の感想としては
①第1期:「梟の城」1959~「竜馬がゆく」1966連載終了くらいまで
=えげつなくエンターテイメント。熱い名作多し。
基本、司馬さん初心者、若い読者などには圧倒的にこのゾーンに含まれる「燃えよ剣」「竜馬がゆく」「国盗り物語」「関ヶ原」がおすすめ。
なんというか、カツ丼天丼ハンバーグデミグラスソース、しかも極上の味付け。濃いめ。
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ネタバレ高杉による藩内クーデター画策から高杉死去までの第四巻。晋作という人物は作者が何度も言っているように無比の天才です。クーデター成功を時代の流れや民衆の心理を肌で感じながら成功に導く手腕、爽快です。伊藤との会話も粋で、伊藤が小者に見えてきます。家族を顧みない、平穏を嫌う天性の快男児、妻のお雅に向かず女郎の“おうの”を連れまわすところは残念ではありますがわかる気がしますし、そもそも不可能なのでしょうね。
「浮世の値(あたい)は苦楽を差し引いて3銭」「どんな人生においても春夏秋冬あり」「おもしろきこともなき世をおもしろく」など、数々の晋作語録も胸に響きます。
師匠、虎次郎松陰の遺志を継ぎながら師匠を超