ひとびとの跫音 下
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ひとびとの跫音 下

607円 (税込)

3pt

詩人、革命家など鮮烈な個性に慕われつつ、自らは無名の市井人として生きた正岡家の養子忠三郎ら、人生の達人といった風韻をもつひとびとの境涯を描く。「人間が生まれて死んでゆくという情趣」を織りなして、香気ただよう名作。

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ひとびとの跫音 のシリーズ作品

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  • ひとびとの跫音 上
    733円 (税込)
    歴史を変革する人物を描きつづけた著者が初めて身近な、正岡子規の詩心と情趣を受け継いだひとびとの豊饒にして清々しい人生を深い共感と哀惜をこめて描く。司馬文学の核心をなす画期的長篇。読売文学賞受賞作。
  • ひとびとの跫音 下
    607円 (税込)
    詩人、革命家など鮮烈な個性に慕われつつ、自らは無名の市井人として生きた正岡家の養子忠三郎ら、人生の達人といった風韻をもつひとびとの境涯を描く。「人間が生まれて死んでゆくという情趣」を織りなして、香気ただよう名作。

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ひとびとの跫音 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年08月05日

    「亡き友人に捧ぐ」
    そんな副題が頭に浮かぶくらい、付き合ってきた友達への愛情が溢れ、さらに愛惜感たっぷりの作品になってる気がします。

    題名が秀逸すぎます。
    読み終わって表題の意味がズシンときました。
    いつもそうですが、タイトルがステキすぎる。笑

    人がその人生をつかい切ったあと。
    不思議とその人の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月18日

    上巻に続き、おもに忠三郎とタカジの人生が随想風に語られる。透徹した人間観察の中に深い愛情を感じる名著。

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    Posted by ブクログ 2016年02月18日

    司馬さんの歴史小説とは違い、無名の人を描いています。
    少なくとも、秀吉とか家康とか竜馬とか正岡子規とか、そういう教科書に載っている人ではありません。
    そうなんだけど、司馬さんらしいのは、根っこに「正岡子規という風景」があります。
    正岡忠三郎さんは、子規の縁戚でもあり、系図で言うと子孫です。そして、恐...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月26日

    なんともいえないジャンルの作品。エッセイなのか小説なのか。正岡子規周辺のひとびとの生死を描く。タカジが強烈な個性を出している。英雄ではなくてもこういった人間の話がいくつも折り重なって歴史となっているのでしょう。

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    Posted by ブクログ 2011年12月01日

    正岡子規を取り巻くひとびとを描いた後編。忠三郎さんとタカジの記述が中心だが、タカジの強烈な個性に比して忠三郎さんは自分を抑制して人生を過ごした印象。本当は何をやりたかったのか、不思議な人生だ。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    著者が二人の友人、正岡子規の養子であった正岡忠三郎と、詩人のぬやまひろし(通称タカジ)の人生を手繰り寄せるように綴った作品。この二人の男が、ともかく変わった、味のある男で、こう言っては何だけども本当に存在していたのか?もしや全て司馬遼太郎の創作なのでは・・・とも思ってしまう程にアウトサイダー。という...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月11日

     この本を読んで楽しめる人って、とっても希少だと感じる。正岡子規がどれほどインパクトがあるのか、ないのか、話しはけっして面白いわけじゃない。「司馬遼太郎」を読み込んでいる人に向けた特別な本、強いて言えば趣味本でこれほどビックネームじゃなければ自主出版本の括りだとおもう。またはわたしがこの本の面白さを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月15日

    正岡子規の養子である正岡忠三郎とその友人である西沢隆二とその周辺について交流のあった筆者がその生き方、死に方を書いた本。ストーリーを楽しむ本ではなく、その人たちへのレクイエム的本。

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    Posted by ブクログ 2011年03月27日

    子規の養子、正岡忠三郎とその友人であり革命家の西岡隆二の生き方、死に方を語る。子規、加藤拓川から続く明治の人たちの気脈のようなものが感じる。11.3.27

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年08月25日

    忠三郎とタカジの二人を中心にそれぞれの人生を展開。忠三郎の実父、外交官・拓川(子規の叔父)とその天理教に帰依した母、カトリックの修道女になった末妹、阪急に勤めた真面目な忠三郎、そして共産主義者・日共を除名された筋金入りのタカジの愛すべきユニークな明るい人柄・・・、紅白歌合戦が大好きで、リズムを運動に...続きを読む

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