中島義道のレビュー一覧

  • どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?

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    幸福を過剰に求めると、ひとはかならず不幸になる。
    欠点と真正面から向き合ってみる
    組織をうまく利用し、組織に全人格を投入しない。組織から半分降りて、仕事は単なる生活の手段と割り切る。
    人生に行き詰まった人は、自分の感受性と信念が満たされる場が与えられれば、獲得できれば、さしあたり死ななくてもすむのではないか。
    きみがいま死んでならない理由は「きみは本当は死にたくない」から。じぶんをごまかしている。
    人生の虚しさにあえいでいる人は、それぞれの仕方で「虚しい」と語れる場を確保することを

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    2023年02月12日
  • 親ガチャという病

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    和田秀樹さんや池田清彦さん香山リカさんなどの有識者との対談を交えて、ネット発の流行語から今の「息苦しい日本」の正体を暴いた一冊。親ガチャ、無敵の人、キャンセルカルチャー、ツイフェミ、正義バカ、ルッキズム、反出生主義など、どれも面白い題材かつ、超個性的なメンバーの対談もあいまって非常に面白かった。ネットが好きで、いつもツイッターで情報取集している人にオススメ。

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    2022年07月22日
  • どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?

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    過去に友人2名、知人1名が自殺した...。毒にも薬にもなる本書。ifはないが、当時、本書を当事者が手に取っていたら...。ただの自己欺瞞だな...。

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    2022年04月16日
  • ひとを愛することができない マイナスのナルシスの告白

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    ネタバレ

    こんな家庭環境の人もいるのだなぁという感じだし、解決法が提示されていないので後味が微妙ですが、本題以外で印象的なところをいくつか。

    ・ある心的状態が愛であるために不可欠の条件(一)相手の個体に向かっていること。言いかえれば、ほかの人とは交換不可能であること。
    (二)相手の肉体のみならず、ひろく心と呼ばれているものに 惹かれていること。言いかえれば、心ある肉体としての相手に惹かれていること。
    (三)相手の姿を見たい、その声を聞きたい、その肌に触れたい等々、その人を感じたいと欲望すること。
    (四)相手の諸属性を、その固有のあり方においてよいものとみなしている

    ・愛する側に立つ人間は、たえ

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    2022年04月05日
  • 善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学

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    とにかく「善人=弱者である」というニーチェ哲学の根本にある思想を深掘りした一冊。

    ニーチェ自身が自己に対する鬱屈した感情を抱いていたのではないか、という著者の考えには同意。

    内容からして、読んでいて気持ちのよい本ではないので読む人を選ぶ本。しかし、こういった本でしか得られないものもありニーチェ好きな人こそ手にとってほしい気はする。

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    2022年03月20日
  • 私の嫌いな10の人びと

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    偏屈ですね〜笑 偏屈なおじいさんの頭の中がどうなっているのかを覗き込むことがきたような気持ちです。基本的に偽善的な人や大衆的な人が嫌いなんですね。分かる!と共感する部分も多々ありました。言いたいことをハッキリ言える人ってある意味気持ちがいい。

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    2022年03月19日
  • 明るく死ぬための哲学

    T

    購入済み

    お年を召した方向け

    まだまだ生きなくてはいけない自分からするとこの本はノットフォーミーでした。
    安くないだけにがっかりでした。

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    2022年03月19日
  • 親ガチャという病

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    時にこういうライトな現代社会批評・対談を読むのは、現状の知識・認識をアップデートできて良いと感じた。

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    2022年03月13日
  • 善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学

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    タイトルにつられて読んだがなかなか面白かった。

    善人(というより弱者、大衆)に対して批判的な意見があんまり受け入れられている印象なくて個人的に疑問に思ってたところをドンピシャで突かれた。
    著者の主張と自分の意見が異なる部分ももちろんあったが概ね理解できる内容であった。
    ニーチェについてはよく知らなかったが本書で紹介されている限りでは面白そうな主張をしているなと感じた。

    自分自身は本書で描かれている善人な部分も持ち合わせているのでそれに甘えないように気をつけなければいけないと再度確認できた。
    強者になりたいともなりたくないとも思う複雑な気持ちである。

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    2021年11月11日
  • ぐれる!

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    ある一定層には受け入れられるのだろうが...。まあ自身も好きな領域と嫌な領域を分け、居心地の良い方に安住しているのだろう。ステレオタイプのありきたりな正義を振りかざされ、虐げられている人は救われる、のかな? 4章、終章が不快。

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    2021年10月31日
  • カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ―

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    “必ず人は死ぬ、死ねば何も無い、それはどういうことだろう?何もない、何もない……それがずっと何億年も続くと考えると、背筋が寒くなり………” という表現が後半にあったが、これは自分も幼い時に考えてたことで、それが言語化されてて、文字で見てるだけで、死について別に考えてないのに、やや怖くなった。
    でも大人になるにつれて、いつしか死んだ後の世界について考えるのをやめた、怖いから。考えそうになった段階でシャットダウン。考えるのを辞めた時点で筆者の言うマジョリティに属したわけです。
    でもその死を、絶対的不幸と捉えてそれ以外の不幸は蚊に刺されたようなもんだと言ってる考え方がとても新鮮だった

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    2021年08月01日
  • 不幸論(PHP文庫)

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    飛行機に乗る時は必ず堕ちるだろうと期待して乗り込む哲学博士による理想な幸福は幻想に過ぎない自身が死ねかぎり幸福はないので他人評価より自分本位に生きることを勧める。アラン「幸福論」幸福は天からは決して降ってこないの裏表かも。著書はこの手の本を多数出版し国立大学教授で世間的には成功し幸せだろうと想われているが(笑)

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    2021年07月31日
  • 私の嫌いな10の人びと

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    ネタバレ

     このあたりで、誤解を避けるために、「物事をはっきり言う」さいの「はっきり」とは何かについて、考察してみましょう。それは、もちろん第一には心に思ったことをそのまま言うことです。ブスと思ったら「ブス」と言う。ハゲと思ったら「ハゲ」と言う。「おさな子のように」そのまま言葉にする。私は、こんな単純なことを言っているのではない、と続くと思うでしょう? 残念でした。私は、まずこんな単純なことから始めることを提唱しているのです。ただしその場合、自分にいかなる禍が降りかかっても、責任を取らねばならない。ここが「おさな子」と違うところで、そのために相手から刺されてもしかたない、社会から抹殺されてもしかたない、

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    2022年11月27日
  • 私の嫌いな10の人びと

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    「私の嫌いな10の言葉」に続き2冊目。著者は「物事を正確に厳密に言語を駆使して表現するという理性的な態度」によって、なぜ嫌いなのかを分析する。
    前書の方がインパクトがあり、切れがかかっていたと思うのは慣れてしまったからだろうか。

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    2021年04月29日
  • 非社交的社交性 大人になるということ

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    中島義道さんの著作を読むのはこれで3,4冊目だと思います(うろ覚えですが)。

    「非社交的社交性」という題名に惹かれて読みましたが、これ、カントの言葉だったんですね。不勉強の極みでした。
    しかしながら、哲学について基礎知識がなくても、この本は十分に楽しめる内容ですので、不勉強でも大丈夫です(私がいうのもオカシイですが)。

    前半は著者の過去の暮らしぶりや思想について語っており、後半は著者が開いた勉強会で出会った、「社交性」という意味において一風変わった(?)人々のエピソード集、のような形になっています。

    著者の本を何冊か読んでいると一度は出会ったことのある内容が前半に詰め込まれていて、(うー

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    2021年03月10日
  • 晩年のカント

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    哲学者の老年期とはいかなるものか、という単純な好奇心から読むには、ちょっとハードルが高かったかもしれない。

    『形而上学』を書くことが自身の集大成になると分かっていながら、老いと残り時間を感じることの苦しさ。

    その手前には『宗教論』で国の反感を買い、大人しくしておきなさいと言われたことに対する苛立ちや、フィヒテとの相入れなさを痛感するまでの〝時間のロス〟があった。

    〝何事をか成しえて〟権威を持った人は、それを無意識的に手放せないようになってしまうというか。
    頭の中が現役であると自分では思っているのかもしれないけれど、隔たりがあることを周りは分かっている状況に、出くわしたりする。

    カントや

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    2021年02月13日
  • 哲学の教科書

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    哲学の読書会の課題本で読みました。
    わたしは、哲学ができる環境ってことがすごく恵まれていて特権階級的だって意見があって面白かったです。

    中島義道さんがなぜこのような本を書いたか。ほとんどの入門書に書かれていないこと、お行儀のいいことではありません。迷走している人にはおすすめかも。
    あ、していないようにみえる人かそかな。

    第四章
    哲学は何の役にたつのか。

    哲学は何の役にもたたない
    で、無用の用という荘子の教えがとても良かった。散木となりたい。

    哲学とはなんぞや。迷い続けてもわかるもんでないなとかんじました。

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    2020年11月11日
  • 私の嫌いな10の言葉

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    ネタバレ

    著者が嫌いな言葉。
    1.相手の気持ちを考えろよ!
    2.ひとりで生きているんじゃないからな!
    3.おまえのためを思って言ってるんだぞ!
    4.もっと素直になれよ!
    などなど。
    これら頻出の言葉によって振るわれる同調圧力・形式主義・傲慢といった暴力を非難する。
    お題目のように欺瞞を語り続け本当に本音をぶつけ合うことは無作法とされることなども繰り返し具体的に指摘し、抗議する。そういう本です。

    自分もこういう言葉とその意図が大嫌いで、常々困っているので、この本をたくさんの人に読んでもらいたい……と思った。わかりやすくどのへんが暴力なのか述べられている。

    ただし筆者は自らの意見を持って闘うあまり、攻撃

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    2020年10月04日
  • 人生に生きる価値はない

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    頭の粗雑な人間には著者が生きる価値はないと言うことが結局価値になっているような気がしなくもない

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    2020年09月04日
  • カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ―

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    毒を持って毒を制す。自身の凝り固まった考え方をリフレーミングするには手軽だが...。うやむやにしてきたこと、現在進行形で偽っていることなどが浮かんでは消えていく...。うん、もうしばらくは消したままにしておこう。

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    2020年07月26日