中島義道のレビュー一覧

  • ぐれる!

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    再々読くらいかなぁ。若い頃に読むのとでは、また一味違いますね!こちらの本は、中島節がかなり炸裂している本だと思います。もう、ぐれてぐれて、ぐれまくれ、真剣に、ぐれろ!と。世間で通用する目標を掲げて、中年を生きるなんて、愚か極まりないぞ!と、言ってる気がします。

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    2026年02月17日
  • ひとを〈嫌う〉ということ

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    再読。もう…哲学者と呼ばれる人たちは苦しい感情から決して目を背けないんだなぁ。人から「嫌われる」こと、人を「嫌う」こと、それらはいたって自然なこと。もし、ドラマや小説や映画で、「みんな好き合ってて、嫌いの要素も憎しみも嫉妬も軽蔑の要素もない」ものだったら、さぞやつまらないでしょう?と、作者は言う。一見逃げたくなるようなこの要素。しかし人生を面白くさせる要素であることは、間違いなさそうだ。

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    2026年02月02日
  • やっぱり、人はわかりあえない

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    再読。お二人とも分かり合っていないようで、分かり合っているような…?気がします。対談すること自体、相手に興味がなければできないことだしね…。
    この本の中に出てきた太宰治の名言「ぼくが苦しいことを装ったとき、みんなそれに騙された、だけどほんとうに苦しいとき、それは演技だと言った」。これには抉られました。ほんとうに苦しいとき、それがどんな些細な悩みでも、その人にとっては、そのことで生きていけなくなるくらいのものである時、誠実にその悩みと向き合うことが、果たして他人にできるのだろうか。そんなことを考えました。

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    2025年12月20日
  • 親ガチャという病

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    信頼している識者の方が何人かいたので、ある程度興味深く読みました。ただ、全体としては急拵えな感が否めないですね……。まとまりのある感じではないです。

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    2025年11月21日
  • 「思いやり」という暴力 哲学のない社会をつくるもの

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    日本と欧米の対話を比べて、日本がいかに対話という名の過剰な思いやりが跋扈しているのかを指摘する。著者いわく、対話とは他者との対立から生まれるもので、それによって初めて他者を理解するものだという。とはいえ、それまでの過程は非常に困難で、そのことを自認すべきだという。

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    2025年09月21日
  • 哲学の教科書

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    中島節がたっぷりと味わえる。

    本書を読めば、哲学の道へ行こうなどという甘い思いをきっぱりと断ち切ることができる。あるいは、本当の哲学へ導かれることができる。

    哲学者ではない「偽者」とは何か。中島さんは実に明快だ。
    ”偽者はすぐにわかります。つまり、素朴な疑問を封じる人、対等に人間として尊重してくれない人、権威のにおいがプンプンする人は偽者です”(p280)

    続いてこんな記述。
    ”真の哲学とはまさにソクラテスやニーチェがそうであったように、同時代から処刑されるか狂気に陥るか、そのように危ういもの、安穏と権威の上にあぐらをかいているものではないのです。”(p280~281)

    文献リストもあ

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    2025年04月15日
  • 私の嫌いな10の人びと

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    友達居なくなりそうだけどこのスタンスでいたい時もある。笑。
    出てきた文献とか作品を読みたいと思った。

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    2025年03月20日
  • 偏食的生き方のすすめ

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    こんな人が周囲にいたら大変だろうが、ご本人としては生きづらさを抱えながらも、必死に生きて行く術なのだろう。言いたい事を言えずにいる凡人には羨ましい限りだが。ただ文句を喚き散らすだけで無く、そこに至るまでに感じた社会の矛盾や偽善ぶりを、それに対する違和感を分かりやすく論じてくれる所が秀逸だと思います。
    ただ、筆者の食べ物自体についての偏食ノートは、これはまた別冊にして(筆者ならではの理論で)膨らまして書いて頂くと、もっと面白い読み物になるのではと思った次第です。

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    2024年12月05日
  • 過酷なるニーチェ

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    ネタバレ

    ニーチェなんかに興味がある人ってどんな人なのだろう? とふと私は思ってしまいます。なんか、なんて言い方をすると申し訳ないけど。

    私は一応哲学専攻だったこともあり、「俺はニーチェやるから」とか言っているパイセンも近くに居たりして、すこーしかじったり(まじでbitっていうくらい少し)したことが有るので、雰囲気は知っていました。

    ただ、それ以外の方だと何だろ?読む理由は何だろう?

    ・・・
    人生に絶望した人とか、世の中へ怒りを燃やしている人? あるいはそういう絶望とか怒りとかを感じてみたい、知りたい人とか? あるいはあれか、日本でいうと太宰治の『人間失格』を読んでみたいみたいな感じなのでしょうか

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    2024年10月19日
  • 晩年のカント

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    著者の中島義道が74歳になっている
    まさに晩年のカント同様、まとまった質の高い著作を書くことが困難になっているように思われた

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    カントにはドイツ人の自覚は極めて薄かった
    自らの出自をスコットランドだと主張した。
    ケーニヒスベルクがロシアに占領され破壊されてもほとんど反論もせず、占領したロシア将校たちにもドイツ人と同じように講義した

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    現在、実は当時もカントの主著として高く評価されている「純粋理性批判」、「実践理性批判」「判断力批判」といった3批判書はカント本人にとっては本来の主著である「形而上学」のための方法を提示した予備学に過ぎない
    そしてその形而上学をカントはまさに老体に鞭打

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    2024年07月08日
  • 哲学の教科書

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    p90 ただ、こうしたことがたまたま「これまで」起こらなかっただけです。
    p142 「これまでそうであった」だけです。

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    2024年06月27日
  • 「人間嫌い」のルール

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    人間に傷つけられまくった数年を経て、人間嫌いになってきたと思って購入。一言で言うと「いや何をどう言ってもあんた結婚して子供までこさえてますから」。そういう人が何故か非常に多いので憎悪が湧いてくる。なぜみんな性欲だけ例外として満たしているのか。動物じゃないか。

    こちらには納期を押し付けてくるくせに自分で決めた期日を守らないクライアントが99%なので、こういうキチガイにはここで学んだカントの他人に対する完全義務、「守れない約束をしてはならない」を突きつけてやりたい。

    私は結構普通でない生き方をしているので、いろんな生き方をしている人がいることを紹介していた章では一瞬安心したかもしれない。

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    2024年05月19日
  • 女の好きな10の言葉

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    中島義道 『女の好きな10の言葉』

    男が女の好きな言葉を言い当てる事は出来んと思う本。

    女心は永遠の謎ではw

    2014年読破

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    2024年02月16日
  • ひとを愛することができない マイナスのナルシスの告白

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     この本には、人を愛することができない人間が、家族をどのように傷つけていくことになったのかが淡々と記述されている。

     自分や、理解したいと思っている相手が、作者や、作者の父親のような「人を愛せない」タイプであれば、この本はとても参考になると思う。でも、そうでなかった場合は、作者の自叙伝を読んでいる気分になるかもしれない。

     頭が良い作者にこのことはわかっているだろうから、それでもこの本を書いたということは、両親の確執、妻子との確執に心をえぐられ、哲学者として理性的に分析して消化しようとする執念のようなものが感じられる。

     解説に森本正博さんが、「自分の人生こそが、中島さんの出発点であり、

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    2023年10月02日
  • 親ガチャという病

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    親ガチャ・無敵の人・キャンセルカルチャー・ツイフェミ・正義バカ・ルッキズム・反出生主義、といったネットスラングをキーワードとして、その背景にある病的な社会状況について、6名の識者にインタビューした。

    それぞれの言葉の背景について語られていること、なるほどで、こんな日本人で大丈夫なのか。。と暗くなりました。

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    2023年08月23日
  • 不幸論

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    ネタバレ

    こういう本が出されてるってことは、世間一般ではそうでないのか?と思った本でした。
    幸せそうに見える人も他人に不幸を見せないようにしてるだけかもしれないし、人にはそれぞれその人だけの不幸があるものだし、「人類皆平等」って言われても「そんなん”生まれたら必ず死ぬ“くらいしか同じとこない…」って思ってしまう質で平安時代の「無常」「憂き世」にシンパシーを感じる身としては「不幸論」は新しい提案ではないけれど、でもここまで徹底的に自らを幸福でないようにしようとする著者の姿勢は凄いです。
    不幸のかたちがそのひとをかたちづくる。歪んだり立ち直れなくなって人生終わらせるほどの不幸は無くてよいけど、薄っすら不幸は

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    2023年08月17日
  • 〈ふつう〉から遠くはなれて ――「生きにくさ」に悩むすべての人へ 中島義道語録

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    フツウを、善としているひとには、違和感を覚える本。
    ただ、普通を極めるには普通の真逆も、みきわめるには、良書。

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    2023年05月10日
  • 親ガチャという病

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    それぞれ考えさせられる話だった。
    相手を不快にさせないために、映える写真をアップし、親ガチャと言う言葉でオブラートに包んで深刻な自分の状況を軽く見せる。

    コスパ、タイパという言葉が流行り、効率を追い求めて自分達を追い込んでいる世界で、たぶん私たちは立ちどまり、論破ではなく、対話していくしかないんじゃないか、という気がしてきた。

    世界は繋がっているのに、そこに自分が困っていることを知っている人はいないし、だから助けてくれる人もいない。それは、たぶん、物凄い孤独だと思う。

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    2023年02月24日
  • 親ガチャという病

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    親ガチャ、という言葉は刺激が強い。けれど、どこか、中空だ。親は選べないけど、こうした私がいるのは、先祖から延々とつないできた命の営みの必然だったりする。問題は、この言葉が一見生まれによる不運さ、を切り取っているようで、強烈に親ガチャで決まるような社会は生きるに値するのか? という問いを内包しているのではないか、ということだ。生まれに着目すれば、次にでてくるのは育ち。育ちとは何か。環境と引き継いだものの影響の及ぼしあい。
     しかし、親ガチャで決まるということは、この間の一切合切が、省略されたレールの上に載っているということか。透明カプセルのなかで、社会そのものをスルーする。そこにあるのは、うまく

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    2023年02月12日
  • 英語コンプレックスの正体

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    英語コンプレックスが嫌だなと思い解消の糸口がないか探すため読んでみた。

    英語コンプレックスは西洋人への肉体コンプレックスと重なると言う部分はなるほどと思った。
    ただ本の中でも記載があるが、近年日本人の体型も変わって来ているので現在はあまり当てはまらないと思う(自分のスタイルが別にいいわけではない)

    どうしてもネイティブに近づく=上手いと思ってしまうけど、筆者が英語が国際語ならばアメリカ人やイギリス人のように英語を話す必要はない、と書いており、それは少し安心した。

    筆者のコンプレックス解消までの変遷を読み、ネイティブより下だと言う意識を持ちすぎず対等な個人として向き合い、間違ってもいいので

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    2023年01月28日