【感想・ネタバレ】「人間嫌い」のルールのレビュー

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Posted by ブクログ

自分は人間が好きだと思ってた。
けれど中島義道によれば私はモラリスト型の人間嫌いに定義されていた。
あれ?そうなの?と少し戸惑ったものの、納得するほかなかった。

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2022年06月14日

Posted by ブクログ

自分も人間嫌いだと思ってたけど、これを読んでみたら全然そんなことなかったことに気づかされました。
人助けをして見返りを求めてしまう心理にはとても共感。他者に期待してしまうことによる弊害もあるので、他者になにも期待を抱かないのが、じつは賢い生き方かもしれないと思います。

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2011年07月26日

Posted by ブクログ

人間嫌いのルール

1.なるべく一人でいる訓練をする
2.したくないことはなるべくしない
3.したいことは徹底的にする
4.自分の信念にどこまでも忠実に生きる
5.自分の感受性を大事にする
6.心にもないことは語らない
7.いかに人が困窮していても(頼まれなければ)何もしない
8.非人間嫌いとの接触事故を起こさない
9.自分を「正しい」と思ってはならない
10.いつでも死ぬ準備をしている

とあって、当てはまることが多く
私は人間嫌いなのか!!???(焦)と思って手にした本。

どの時代にも同じ苦しみを抱える人はいて
結果そういう人が現世まで名を残しているという事実。

また新たな視点で古典が読めそうです。

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2015年11月12日

Posted by ブクログ

自分を誤魔化さず、本音で生きる勇気をもってみようか

この中島義道という哲学者に傾倒しないよう
クギを刺しながらも大分、共感してしまう自分がいます。
その共感できる一部をまとめてみました。

あ!その前に、あたしのモットーは
”さわらぬかみにたたりなし”これを常に頭の片隅においておくと
人に惑わされることが減ったように思っています。

あなたのモットーは?

では、いざ!「人間嫌い」のルールへ

★したくないことはなるべくしない
  そうだよね、後悔というストレスになる。

★したいことは徹底的にする
 自己満足でも達成感が得られる。

★自分の感受性を大切にする
  これ、すごく重要なことだと思っている。

★心にもないことは語らない
  ろくなことにならない。人は嘘をつく、
稀に真実が混ざっている嘘をつくので始末が悪い。

★いかに困窮していても頼まれなければ何もしない
  賛成!偽善者はキライだ。

★非人間嫌い(一般人)との「接触事故」を起さない
 時々、ムカついてつい・・・でも、頑張ります!

★自分を「正しい」と思ってはならない
 これなんですよね、問題は。ホントーってなによ!って事になりかねない。

★いつでも死ぬ準備をしている
  明日の命なんかわからない、
数日レビューなかったら死んだと思ってくださいね。

最後に中島義道がいいこと言っています。
これは大変、重要だと思います。

組織の中で人間嫌いが(比較的)許されるのは、次の場合である。

(1)仕事ができること。
(2)勤勉であること。
(3)誠実であること。

これが欠けると只の変人と評価されるでしょうね。

最後に、孤独と孤立は違います。


あぁ、中島義道・・・いいね。

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2014年10月30日

購入済み

楽になりました、

自分は人間嫌いだと思っていましたが、こんな立派な方でも、かなりの人間嫌いで、ある意味安心しました(笑)

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2021年02月13日

Posted by ブクログ

途中にやたら知識をひけらかす感じの酒場で管巻いてるオッサン臭がするが、全体的に同類として強く共感した。
共感ゲームの中で生き抜くには、それなりのノウハウが必要という話。
「組織の中で人間嫌いが(比較的)許されるのは、次の場合である。(1)仕事ができること。(2)勤勉であること。(3)誠実であること。

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2016年10月14日

Posted by ブクログ

中島氏の著作で初めて読んだのがたしかこの本だった。
当時のレビューです。

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大多数の人間のことを『善人』と皮肉めいて終始呼称するところに驚いた。
けれども自分の心のとっかえ的なものがすっきりした気がした。

『人間嫌い』をカテゴライズし、曖昧な『人間嫌い』という概念を主観全開で定義する箇所は読む人によってはかなり嫌悪感を感じるだろうが
自分は人間嫌いなのかもしれないという人は読むべきだと思う。

なぜならば自分を『人間嫌い』だと思っている人の大半はこの著書に沿えば『善人』に分類されるであろうからだ。

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2012年04月14日

Posted by ブクログ

哲学者の人間嫌い論。

人嫌いならそれはそうと認めて、その代わり自分に正直に生きること。
自由を獲得するためには、仕事で有能であり、誠実で、勤勉であること。

などなど。
自分もそういう生き方できたらいいなと思う。

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2010年04月02日

Posted by ブクログ

「人間嫌い」について書いてある。哲学書です。自分も人間嫌いかなとか思ったけどこれ読んだらそうでもないことに気付いた(笑)著者とは決して相容れることはないでしょう。(「人間嫌い」的な意味で。)

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2010年01月07日

Posted by ブクログ

何気におもしろかった…。
8割方納得してしまう自分がいたよ。

たしかに「期待しない」「勝手をし、勝手を許す」というのは私も理想だ。

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2009年10月04日

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2008/2
相変らずの中島節で、これに対して嫌悪感を感じる人も少なくないはず。
ただ、書かれている内容は比較的ソフトで、無理に社会に迎合する必要がないことを過激な表現でまとめている。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大学教授だった著者が、社会人としての引退を認められる定年を契機に、社会人としての世間つきあいをやめて、「共感ゲーム」から降りるとか「他人に何も期待しない」など堂々宣言。その後の何年かを経た実体験をベースに「人間嫌いのルール」としてとりまとめた、そういう人向けの指南書。
本書を購入する際、そもそも売り文句や序文に「なるほど感」があったので、読んでいて共感する点は多々あったのですが、自身もそろそろ社会人を降りても許される年に近づいてきたので、こういう先輩もいたんだなぁ、と勇気付けられたの感。この先はもう少し我儘に暮らしてみようかと、思うところありでした。
ただ、自分自身は、「人間嫌い」というよりは、「人間無関心」に近いほうかもしれないとも思いましたが、そういう場合のルールはどうなんでしょう?

また、哲学者さんの書いた本だけに、過去のいわゆる名著からの引用が多くありましたが、それら名著を読んだこともない凡人には、却って難解になってしまっていた面もあり、そのあたりは結構読み飛ばしてしまいました(^^;

(2007/8/27)

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

人間に傷つけられまくった数年を経て、人間嫌いになってきたと思って購入。一言で言うと「いや何をどう言ってもあんた結婚して子供までこさえてますから」。そういう人が何故か非常に多いので憎悪が湧いてくる。なぜみんな性欲だけ例外として満たしているのか。動物じゃないか。

こちらには納期を押し付けてくるくせに自分で決めた期日を守らないクライアントが99%なので、こういうキチガイにはここで学んだカントの他人に対する完全義務、「守れない約束をしてはならない」を突きつけてやりたい。

私は結構普通でない生き方をしているので、いろんな生き方をしている人がいることを紹介していた章では一瞬安心したかもしれない。

まあ、ツッコミどころは満載で、どんなに人間嫌いでも私と違って呑みに行くことが好きだったり、とんでもなく広い人間関係を築いていたり、その友人たちのことを深く知っていたり、(省略)、同類とは全然違った。人間大好きじゃん。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

同調嫌いとしては気になったので読んた。共感するか箇所は多いが特筆して気になった点はなし。きわめて普通のことが書いてある。
一番の特筆すべき点は、筆者が本書の内容をわざわざ文書化したことかも。

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2018年08月11日

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自分もベタベタした人間関係が嫌いで、この本を手に取った。
著者の「人間嫌い」は筋金入りで素人には実践は難しい。ただ、憧れる。

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2014年12月12日

Posted by ブクログ

著者は、人間のある面がひどく嫌いという。いわゆる「よいこと」を絶対の自信を持って、温かい眼差しを持って強要すること。とりわけ、他人が喜んでいるときに喜ぶように、他人が悲しんでいるときに悲しむように共感することを強要する、他人の鈍感さと傲慢さが嫌いなのだという。

共感は演技を呼び起こし、共感する者は賞賛され、共感しないものは非難されるがゆえに、人々は必死になって演技する「共感ゲーム」が繰り広げられる。誠実さに対する神経が異常に発達した人間は、こうした共感ゲームにコミットすることが無性に不愉快なのだ。

他人からはどんなに馬鹿げて見えようと、自らの欲望にごまかしがないこと。著者は、世間体や金銭などを削ぎ落とし、自らが一番したいことをはっきり見定め、それに携わって人生を歩むべきであると主張する。

人は誰も、他人とは異なる個性を持ち、他人とは異なる経験や知識を持ち、他人とは異なる価値観と意見を持ち、他人とは異なる人生を送っている。誰が正しく、誰が間違っているなどということはない。誰もが自らに対して誠実に生きる権利があるはずだ。

この社会で不快なことは、自らに誠実であろうとすること、すなわち「世間の常識」に従わなかったり、多数派に参加しないことを、頭ごなしに、徹底的に叩こうとする人間がいることだ。自らの価値観が絶対であると誤解し、さらにそれを他人に強要するという二重の過ちを犯している。

共感ゲームは、いじめの構造と同じだ。自分が共感ゲームに参加しないと非難を浴びる。いじめる側に立たないと自分がいじめられる。残念ながら、その状態が「安定解」となってしまう。多数派に参加するか、参加する演技をしなければ、排除されることを覚悟しなければならない。自らに誠実であろうとする者は、常に努力して多数派を形成できるほどの説得力や人望を身につけるか、排除されることを厭わずに自らの道を突き進むしかないのだろう。

人が集まって同じことを行えば成果が上がるし、効率もいい。しかし、集団では主体性が失われることもあるし、個性を活かすこともできないし、社会の多様性も失われる。すべての人間がそうした「戦略」を取る義務などない。自らの道を選ぶのも自由である。

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2018年10月31日

Posted by ブクログ

虚礼的な共感ゲームが今の日本に蔓延っている
というのには大いにうなずいたけれど、
やはり完全に(家族を含めた)他人に、100%期待しない生き方は
難しいな〜と思った。

この本にすっかり共感できるという人が、私にはまぶしい。

読み終わった後も自分の頭の中で猛烈に自問自答中。

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2012年05月03日

Posted by ブクログ

人間はすべて死ぬ、だから人間は誰も幸せでない カミュ この世のほとんどの不幸は、他人に過剰に期待することに起因するのではないかと思う。他人に期待することがなければ、他人を恨むこともない。他人の賞賛をもとめることもない。人間嫌いのルール 1なるべく一人でいる訓練をする。 2したくないことはなるべくしない 3 したいことは徹底的にする 4自分の信念にどこまでも忠実に生きる 5自分の感受性を大切にする。6心にもないことは語らない 7いかに人が困窮していても頼まれなくてはなにもしない。8非人間嫌いとの接触事故を起こさない 9自分を正しいと思ってはならない 10 いつでも死ぬ準備をしている

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2009年10月07日

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