ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
哲学は何の役にたつのか。哲学の問いとはどんなものか。哲学者とはどのような人々か。そもそも、哲学とは何か。物事を徹底的に疑うことが出発点だという著者は、「哲学とは何でないか」を厳密に規定することで哲学を覆うベールをはぎとり、その本質を明らかにする。平易なことばで哲学そのものを根源的に問いなおす、究極の「哲学・非――入門書」。(講談社学術文庫)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
中島ワールド全開。 哲学者とは何者か、 自分のこの哲学的な問いは如何なるものなのか、自分の哲学の素質は相対的にどの辺りのポジションなのか、 がよく分かる一冊。 第5-6章で急に著者の思想が垣間見えるのも面白い。
哲学に対してテレビ的な誤ったイメージを持っている人、哲学に興味のない人、哲学にインテリなイメージを持っている人、とにかく読んでみたほうがいい。 哲学は何の役にも立たない、が、哲学の問いを心の片隅に置いて生きるのとそうでないのとでは、何かが違う、かも?
今まで多くの哲学書を読んでさっぱり理解できなかったが、この本を読んで理解できなかったのも仕方がないということが理解できた。所詮、哲学は言葉遊びであり、しかしながらその言葉遊びをしなくては人間は生きていけないということだろう。途中の哲学的考察はそれでもやっぱり難解。
この人の本、もう読まないでおこう、哲学なんかもうやめようと思うのですが、ついつい引き摺り込まれて読んでしまう。 悟りや救いや信仰を持ち出せば一瞬で済んでしまうところを、したら負け、という緻密な問いかけ。 早く、哲学書は捨てよう、と言い聞かせるのですが、重力のような麻薬のような。
タイトルのまんま、『哲学』とは?と云う問いから、あらゆる『哲学的』な事柄が書かれている作品。 筆者の中島義道氏は、かなり虚無的なタイプの人間だと随所に感じられる。 個人的に、大好きな作品。 哲学が哲学たらしめるひとつのコタエを示してると思います。 また、読み返す時が来そう。
哲学に対する姿勢について考えさせられる.哲学者と哲学思想家との違いは言われてみればその通りである. 哲学的中身の取り扱いについては単純に賛同できないところもあるものの,この本の最も重要なところは「読者に哲学的思索を想起させようとしている」ところかと思う.
初めての「哲学」の本だったが、予想以上にのめりこめた。哲学は、おもしろい反面「深入りは危険」という狂気を孕んだ領域だということが少しながら感じた。 本書では、死とは、存在とは、言語とは、心とは・・・etcという哲学の命題を著者の経験を踏まえながら伝えているし、多くの示唆を与えてはくれるが、いかんせん...続きを読む難しい。内容はもちろんだが、哲学独特の表現は慣れないと読んでいくのはしんどい(自分だけかもしれないが)。 しかしながら、教科書と銘打っているだけあって、思想と哲学の違いや哲学研究者と哲学の違いなど興味深いテーマでひきつけてくれた。 巻末には引用文献やオススメ本なども載っており入門書としては十分だと思う。
第三章がおもしろく、ためになった。 ・「今があるのみ」であり、自責の念は不要。 ・「思うこと」と「意志」の違い。 形や行動となって表れるものでしか、他人からみて、その人の「意志」は推察できない。 腑に落ちる本でした。
哲学について全く何も学んだことが無い私には、「何が哲学でないのか」という部分からもう新鮮で面白かった。 混同されがちだが思想は哲学ではない(認識出来ていなかったが、言われてみればしてるな、混同……)。 芸術も人生論も宗教も、言葉にして並べてみればそれは違うだろうなと思えるが、それらの項目を読んでみれ...続きを読むば、それらに哲学的な“感じ”を持っていた気もする。 ヘラヘラ覗きに行った専攻外の教室で初手に注意を食らったような、なんだか懐かしいような楽しい気分で読みました。 他の項目も、哲学という学問の厄介さ・途方もなさを感じられて興味深かった。これからも、その端っこをたまに齧ってみたい。
■著者が扱っているメインテーマ 哲学そのものとは何か? ■筆者が最も伝えたかったメッセージ 本来役に立たない、答えがないところに対して、子供のような素朴な問いを発して、自分なりにそれを求め続ける態度。 ■学んだことは何か 哲学は他人が苦しみもがいて得た考え、プロセスを学ぶこと、つまり知識を得るこ...続きを読むとではない。 自分なりに素朴な問いを発して、それにとことん追求し続ける態度にある。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
哲学の教科書
新刊情報をお知らせします。
中島義道
フォロー機能について
「講談社学術文庫」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
明るいニヒリズム
試し読み
明るいニヒリズム(PHP文庫)
明るく死ぬための哲学
悪について
怒る技術
生きにくい・・・ 私は哲学病。
生きるのも死ぬのもイヤなきみへ
異文化夫婦
「中島義道」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲哲学の教科書 ページトップヘ