辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
辻村作品はやっぱりいい!!大好き!!
カルト団体(宗教団体)という設定で、嫌悪感を若干感じますが、本筋は友情物語だと感じました。
この作品は自分の子供時代に戻れる作品です。友達と遊び、勉強し、喧嘩し、仲直りし、仲間外れになったり、仲間外れにしたり、先生や親に怒られたり、泣いたり、悲しんだり、笑い合って、楽しんだり、走ったり、転んだり、泥だらけになったり、いろいろあった。
物語はカルト団体(ミライの学校)の敷地跡から、白骨死体が見つかり展開していく。
法子は小学校時代、夏休みの合宿でそのミライの学校に参加したことがあり、そこで知り合った大切な友達ではないかと心配になる。
それをきっかけに -
Posted by ブクログ
ネタバレこんなに長い小説を読んだのははじめて。
上下巻合わせて千ページくらいある。
ただ不思議と長さを感じなかった。
iの正体はなんなのだろう、浅葱は救われるのだろうか、といろんなスリルがあってひやひやしながら楽しめた。
孤塚と月子の関係やiの正体が明かされていく場面は切なくもあり残酷。
伏線が回収されていく怒涛の場面に息を呑んだが、トリックよりもなによりも余韻を強烈に残すのが浅葱の壮絶で悲惨な人生。
それと月子の内に秘めた恋心もそうだし、妹をあんな状態にされてもなお浅葱と向き合おうとする孤塚の誠実さにも胸打たれた。
登場人物が本当に魅力的。 -
Posted by ブクログ
こんな部活やりたかった。登場人物みんなが、コロナやいろんなことで悩みながら、でもスターキャッチコンテストに向けて、みんなで試行錯誤して前に進んでる、そのワクワク感がうれしい。
登場人物それぞれが、他の人の仕草や言葉に気付き、思いを馳せられるのが魅力的です。
そして宇宙飛行士の人のメッセージ「もし、そちらの方面に才能がない、と思ったとしても、最初に思っていた『好き』や興味、好奇心は手放さず、それらと一緒に大人になっていってください」が素敵。手放したものを取り戻したい!と、大人になってしまった自分は思いました。
あっという間に上巻終わり。下巻も楽しみ。