北尾トロのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
山田うどんは、私の青春時代の一部です。
と言っても、埼玉中心の関東ローカルなお店なので、知らない人が多いと思います。
創業者が母校のOBだということで、高校の時に校内で山田うどんが食べられました。
当時は2階建ての円形校舎があり、2階は図書室で1階はランチルームでした。
円形校舎は昼休みにパン屋さんも来ていましたが、奥に調理場もあり何と"山田うどん"を作っていたんです。
美味しかった記憶はありませんが、空きっ腹の高校生相手には良かったのではと思います。
山田うどんは高校卒業してからは食べた記憶がないのですが、まだチェーン店が沢山あるんですね。
しかも、そば・ラーメン・チャ -
Posted by ブクログ
川内有緒さんの『パリの国連で夢を食う』の後書きで、本を書くキッカケを作ったのが北尾トロさんだって書いてあったので購入。タイトルから想像できる通り、裁判傍聴モノ。
以前、裁判の傍聴ブームがあった。裁判員制度の導入前だと思う。当時、阿曽山大噴火さんの文章をいくつかネットで読んだ記憶がある。決して熱くならない阿曽山さんのドライな視点が好きだった。
さて、本書の感想。残念ながら,北尾さんの文章よりも、途中に挿入されている対談相手の阿曽山さんやダンディさんの言葉の方が面白かった。
『裁判は過程ですよ。判決へと至るまでの流れや証人尋問,検察官と弁護人の駆け引きなどのディテールが楽しいんです。』とダンデ -
Posted by ブクログ
本書は、まだ裁判員裁判が始まる前のもので、よりよく裁判の実態を傍聴という立場から捉えたものである。
今や一般人もある意味「招集令状」が届けば、人を捌くという、少なからず考えさせられ、かつ責任重大なことを実施する可能性があることから、本書が出た当時よりは、裁判が身近になったのであろう。
それでもまだ何処か自身とは関係がないと思われる世界の一端を見知れるのは、著書の「人の捉え所」が見事だからであろう。
これを読んで感じることは、何がきっかけで誰しも被告という立場になりかねないことがあるかもしれないということと、真実は被告ですら分かりかねるところがあるのではなかろうかということであろう。
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Posted by ブクログ
暇なのかネタを求めての職業的行動なのか殆ど意味のなく何の参考にもならないのでは?と思われる事に正面からぶつかって行く北尾トロ氏の可笑しくもその真剣さに心打たれるルポを堪能しました。
1)題名でもあります「キミはヒマラヤ下着の凄すぎる実力を知っているか」では、
チョモランマに下着姿で立って温かさをアピールするCMに興味を抱き現物を購入するが、その下着のシンプルさに妻や娘に老人スタイルで格好悪いと散々笑われながらも信州の山で実際にその実力を体験する。日の出を待つ登山者に混じって下着姿で写真に納まるトロ氏の動きは悲しいほど笑えるが滑稽でそのひた向きな行動力に感動すら覚えます。
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購入済み
女性にオススメ
初めてこういった分野に足を
踏み入れてみました。
内容は総じてソフトな印象で
幸いでしたね。ノーマルな志
向の?女性向けの一冊だと思
います。 -
Posted by ブクログ
まぁまぁなエッセイでしたかね…猫好き、ということで読んでみましたけれども、うーん……やっぱり猫はこういった本とか読むんじゃなくて、実際に触れ合うのが一番ですね! といった感じでしょうか…。
著者が若い頃にはまだ人懐っこい野良猫とかが居たように思われますねぇ。アパートに入り込んでくるなど今の時代じゃ、少なくとも僕は経験したことがないですねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
牧歌的、とも言えるような時代を過ごした著者を羨ましくも思いますねぇ…今は去勢されていない野良猫なんてかなり少なくなっているんじゃないでしょうか? 悲しいですねぇ…すべてを管理しようとする人間の業の深さ?ってやつを感 -
Posted by ブクログ
やることに迷いがなさすぎて、背徳感ってものが微塵も感じられないね。 被告人は同情するそぶりで生徒の気を惹き、思うままに操って欲望を満たしただけだった。 肉体を蝕む覚醒剤と違って、大麻は政治的、或いは経済的(タバコ農家や製造業者の利権を守る)理由から禁じられている面がありそうなのだ。 信じる気持ちが反転して憎悪となったのだ 滾るような恋の炎など最初から存在しかった。被告人が誰より愛しているのは自分自身なのだ。郷里に戻ったって、この男はやるね。怒りをぶつける相手は不甲斐ない自分であるべきだったと気づかない限り、きっとまた。 恋とか愛は何かしでかした時の免罪符になっている気がしてくる こうのとりのゆ