北尾トロのレビュー一覧

  • 裁判長! これで執行猶予は甘くないすか

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    2作目ですが、今回も面白かったです。タイトルの「これで執行猶予は甘くないすか」の事件は本当に甘いなと思いました。多分これを言うためだけにこの本を出したのでしょう。

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    2023年12月21日
  • にゃんくるないさー

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    著者の北尾トロさんの猫愛溢れるエッセイ。
    学生時代に一人暮らしを始めてから、飼ってはいないが面倒を見ている状態での何代かの猫の出入りを経て、正式に飼い始めた2匹の猫との暮らしが描かれている。
    その間に、妻との結婚、子供の誕生、何度かの引越があるが、いずれも猫中心の視点。

    猫の魅力はもちろん、生き物を飼う際の責任感や覚悟が感じられるのもよかった。

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    2023年11月12日
  • 裁判長! ぼくの弟懲役4年でどうすか

    購入済み

    重かった

    弟さんの実話を漫画化するのは色々な苦悩があったことでしょう。ご家族の方々が前に進んでいかれますよう、陰ながらお祈りします。

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    2023年07月16日
  • キミはヒマラヤ下着の凄すぎる実力を知っているか

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    『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』の続編と言える体当たりルポ。ヒマラヤ下着の実力を試すため、駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅で下着姿の撮影! サラリーマンの平均小遣い金額で1か月節約生活。大人用オムツでの放尿体験など、のっけから衝撃的体験が開陳される。中でも「私の志集」のエピソードは感動的ですらあった。「解決トロ!」での人生相談は、だんだん危ない方向に進んでいくようで心配したが、著者の諦めで終わりホッとした。人生相談なんて自分も無理だ。信州移住に伴う住宅売却談は、参考になる人が多いのではなかろうか。

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    2023年07月05日
  • 人生上等! 未来なら変えられる(集英社インターナショナル)

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    ヤンキーからレディース(女性のみの暴走族)の総長、覚醒剤所持で二度の服役、獄中出産、凄まじい人生を生きてきた女性が会社を興し、出所した元犯罪者を雇う現在までを描く。
    私はこういう人と知り合う機会もなかったので、驚きの連続。
    昔やったことは確かに悪い。
    しかし、だからこそ肝を据えて、元犯罪者に付き合うことができる。対等な人間、大切な人間として扱われることのなかった彼らが、彼女のお陰で犯罪の繰り返しから抜け出ることができる。
    普通の生活しかしていない人だと、入れ墨がびっしり入ってる、覚醒剤や傷害で服役と聞いただけで恐ろしくて、とてもこんな風にはつきあえない。
    やったことは悪いが、彼女は償った以上の

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    2023年05月18日
  • 愛と情熱の山田うどん まったく天下をねらわない地方豪族チェーンの研究

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    当方、関西育ち、関西在住のため山田うどんを食したことはない。しかし、この天下をねらわない地方豪族チェーンがきになって仕方ない。無理くり関東出張をひねり出したくなる書籍である。

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    2023年05月07日
  • 人生上等! 未来なら変えられる(集英社インターナショナル)

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    ありきたりだけど、波瀾万丈!人生が濃すぎる。でも組織を束ねて成長させ、構成員の面倒を見ていくのは、レディースであっても会社であっても同じだなあと思う。
    社員のインタビューが良かった。全力でぶつかっているからあれだけ慕われる。あんなに信じるのは怖いだろうに…すごいとしか言いようがない。

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    2023年04月27日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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    角田光代さんが他の本でおすすめしていて読んでみました。
    裁判の傍聴記録が楽しく書かれています。
    筆者も傍聴初心者なので、読む方も初心者でも分かりやすく興味がもてました。
    最後の方で傍聴マニア集団、特別座談会の中身が書かれていますが定年後の楽しみとして傍聴に通い、ただ通うだけではなく判決を予想したり、情報交換、記録をしたりと中々楽しそうな世界です。
    1度行ってみたくなりました。

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    2023年02月25日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか~ぼくに死刑といえるのか~ 1巻

    購入済み

    リアル

    興味はあったけど、一度も経験したことがない裁判傍聴。今度行ってみたくなりました。

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    2022年09月14日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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    裁判を傍聴するとどうなるかの話です。最初は興味津々だったのですが、だんだんと人のプライベートを覗き見することにちょっと耐えられなくなってきました。ワイドショーが好きな人にはたまらんのでしょう。意外だったのが正義の味方の雰囲気がある弁護士が意外とこそずるい奴で、悪人というか意地が悪い奴のイメージがある検事が実はいい人が多いということです。確かに弁護士はパリッとして良い服を着て金持ちのイメージがあります。

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    2022年02月07日
  • 犬と歩けばワンダフル 密着!猟犬猟師の春夏秋冬

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    長野に移住して狩猟免許をとったもののヘッポコ漁師のライター。猟犬を愛する変わった漁師の狩りを取材したドキュメント。

    個人的に大好きなのはビーグル、ジャックラッセルテリア。この本を読んで、紀州犬もいいなと思った。

    銃を使った狩り、猟犬を飼うということ、自然と向き合うこと。考えさせられる。

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    2021年07月19日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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    情け無い話しではあるがこの1月に初めて当事者として裁判所に行く事があった。勿論原告側ではあるのだが、しょうも無い詐欺事件に巻き込まれ、コロナによる延期が重なったせいもあるが、内容証明を送りつけてから約3年かかっての本人答弁の日を迎えた。被告人の顔を見たのも3年ぶり。何もかもが初体験の裁判で、あまりにも滑稽で情け無いやり取りが半日かけて行われた事を妻の友人に話したところ勧められたのがこの本である。
    人間模様のるつぼである裁判所で日々行われているドラマの数々が非常に興味深く、傍聴初心者の筆者が紡ぎ出す言葉も共感が持てる。最後にある作家角田光代さんの解説が秀逸。
    我が裁判の判決は4月まで出ないが、そ

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    2021年03月11日
  • いきどまり鉄道の旅

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    終着駅がどこともつながらい鉄道。そんな「いきどまり」が主役の旅エッセイ。二十四歳差と親子ほど年の離れた男ふたりで、一日の大半を電車に揺られ、ときに泊まりがけで移動し、あちこちの目的地(=いきどまり)をゆるく語らう様子が十分にマニアック。全体的にコミカルで、コミックでも楽しめそうな本だなと思っていたら、最後に四コマの解説がついていた。現地での食事や休憩が、一種の賭けであるのも読む側としては楽しい。

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    2021年03月02日
  • なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか――ビジネスマン裁判傍聴記

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    法廷を通して、社会の関わりや人間の本質が描かれていて、それをビジネスコミュニケーションに活かす本。
    一気に読んだ。
    『冤罪でも、法廷に「職場仲間」は一人も来ない』という事実に考えさせられる。

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    2021年02月23日
  • 夕陽に赤い町中華

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    「町中華探検隊」の著者が、本気で町中華の
    歴史、成り立ちを調べた本です。

    考えてみれば日本人が経営しているのに、
    「なぜ中華料理?」と思ってしまいますが、
    どこの町にもある外食料理屋として日本人に
    馴染み深い町中華の本当の姿に迫ります。

    昭和時代は「ラーメン屋」=「町中華」で
    した。それがラーメンブームを経て、ラーメ
    ン専門店が幅を効かせるのと並行して、町
    中華は後継者不足に悩まされ、店舗数は右
    肩下がりです。

    先祖は同じでもあるので、ラーメンマニアも
    読むべき一冊です。

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    2020年11月23日
  • 町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう

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    テレビ東京の「孤独のグルメ」を視聴して以来、地元や出先でも個人営業の飲食店に意図的に入るようになった。一人の時が多いので、最も入りやすいのが町中華・ラーメン屋や蕎麦屋だ。トロ氏、マグロ氏、竜氏が、それぞれの個性で町中華を語る本書。町中華探検隊の活動にも興味が湧いた。

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    2020年05月09日
  • なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか――ビジネスマン裁判傍聴記

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    「事実は小説よりも奇なり」とは良く言ったもの。ビジネスマンが起こしたまさかまさかの事件に対する裁判傍聴記。

    一見普通の人が起こした種々の事件。たいていは「そんなことをする人には見えなかった」という周囲の評。どのような動機から事件を起こし、また裁かれていったか。現実とは思えないような事件が多く出てくる。
    前半はビジネスマン裁判傍聴記。
    お金編、女・酒・クスリ編、小事件編、情欲編、被告人を助ける人々編。
    後半は法廷の人に学ぶビジネスマン処世術。

    好みの別れるところであろうが前半が絶品だっただけに後半はやや退屈。

    情欲編4の「忖度夫婦だから専業主婦は援交に走った」が印象的。
    リストラされた中小

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    2020年03月23日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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     素人が裁判傍聴をする様子のルポタージュ。そもそもどのようにして裁判の傍聴をするのかといったところからリアルに描いていある。裁判の内容はちょっと大きな事件だけではなくて、本当に小さなことがらもたくさんあるし、それが現実なのだろうが、それでも一つ一つにドラマがあることがあることが伝わってくる。

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    2019年12月15日
  • 夕陽に赤い町中華

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    北尾トロさんと言えばサブカル系の一翼を担う人です。個人的にはさほど読んでいないのですが町中華という言葉を見た時、中身を読まなくてもどんな店を指しているのか頭に浮かびました。(そして大きなズレは無かった)
    僕が今45才なので、子供の頃ラーメン屋さんと言えばどさんこ系か、この本で言及されている「町中華」と言われる店だったと思います。
    ラーメン、餃子、チャーハン、丼もの、定食もの。そして本書で言われるまで違和感感じた事も無かった「かつ丼」「カレー」「オムライス」雑多極まりないメニュー構成だったし今でもそうです。
    幼馴染のなみちゃんの家も思えば町中華だったし、何かというと出前取っていた店も町中華でした

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    2019年12月09日
  • なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか――ビジネスマン裁判傍聴記

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    「ストレスがたまりすぎる→犯罪に走る」っていうパターンがかなり多いことに驚き。
    ストレスをすべて発散させるなんてことはできないにしても、水際で犯罪を思いとどまれるほどには軽減できるものではないかと思ってしまうのはあまちゃんなんだろうか?

    ストレス犯罪とはちがうけど、売春で捕まった主婦の話はオーヘンリーの『賢者の贈り物』をなぜか思い出した。あの話の結末とはまるで違うのに。
    それぞれが相手を想うことは素敵なことだけど、本当に大事なことを見失っちゃダメだ。

    第2章の処世術は、序盤は第1章の傍聴記とくらべて面白味がないな…と思いながら読んでいたけど、「お仕事あるある」がたくさんでてきて、役にたつこ

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    2019年11月23日