北尾トロのレビュー一覧

  • 欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記

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    三分の一ほど読んだところで、「こうしちゃいられない!」と、歯科に予約の電話を入れた。四五日前から奥歯に違和感があったのだけど、そのうち治るんじゃないかという希望的観測のもと、無視してたのだ。なんとなく目についたこの本は、北尾トロさんの長期間に及ぶ歯科治療との格闘の記録。歯を大事にしなくちゃ!と思わせる説得力たっぷりの一冊だ。

    著者と同様、私にも子どもの頃のキョーフの歯医者さん体験があり、いい大人になってからもついつい治療を後回しにしては、いっそう痛い目に遭ってきた。冷静に考えれば、今持ちこたえてくれている治療済みの歯も、この先いつまでも保つわけではなく、ゆくゆくは入れ歯かインプラントという選

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    2018年11月14日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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    裁判員制度の導入も近い中、裁判の実態をかいま見られたらと思い購入した本。裁判を傍聴しているマニアがいるとは思いもよらなかった。

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    2018年10月17日
  • 沈黙の オヤヂ食堂

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    さくっと読める楽しいおっさんホイホイ本。オヤジが自分の仲間と連れ立って訪れたい食べ物やさんを紹介しあう本です。
    深い哲学も無くなんとなくいいな、落ち着く。と思っている店に友達を連れて行く。
    別にめちゃ美味しい訳でもないし、びっくりするような事もない。語り合う邪魔にならない程度に美味しくて早くて安い。そんな店達です。
    ある意味僕にはいきつけの店があまりないので、通っている店が有るというのはとても憧れです。
    とりたててどうという本ではないけれど、こういう隙間産業みたいな本は嫌いになれない。

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    2018年09月10日
  • 裁判長! これで執行猶予は甘くないすか

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    傍聴ブームという社会現象まで起こしたベストセラー「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」待望の続篇はますます絶好調。男泣き大安売りの被告人に、キャラも十人十色の裁判官。嫉妬に狂った地味な女もキャバ嬢に騙された34歳の男も、法廷でそれぞれドラマを展開中。文庫版スペシャル・伊藤理佐さんの突撃傍聴マンガも必読。

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    2018年08月06日
  • 恋の法廷式

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    おもしろかった。恋愛感情が完全犯罪と遠いという理論は頷けて興味深かった。下手な挿絵と読めない字も合っている。中にはサイコパスな被疑者もいた。参考になるとは言えないが、なんというか、人間の本性、愚かな部分がよくわかる、普段は出会えない貴重な話が聴けた、と感じられる本だ。

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    2018年03月27日
  • にゃんくるないさー

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    惰眠を貪り 鯖の水煮 人も猫も距離感が大事 高円寺 地下鉄の構内に入って地盤沈下の具合などを調べる仕事 不倫相手(パパと呼んでいた) 運動不足のチンチラ 大慌てでバルサンを買いに行って焚きまくった ノミの卵 阿佐ヶ谷 アメショーのティミー 小田急線の経堂きょうどう 艶っぽい話ではなく 西荻窪 四谷三丁目まで往復する煩雑さ 善福寺川沿いに歩くコース 仁義を切る ノラの鑑である 明朗闊達かつたつ 不慮の事故 凛々しい態度には一目置いているようだ 弟のセールストーク アメリカン・カールが混じっているかそのもの 局部から分泌液が溢れている 避妊手術 低身低頭で謝り 手頃な賃貸ちんたい 国分寺 自産自消

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    2018年03月20日
  • 沈黙の オヤヂ食堂

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    ネタバレ

    活字版『孤独のグルメ』というか、やはり写真(画像)がないと飯テロほどはいかないか。

    個人的に親しい人たちとこういうサークル活動をしてみたい。

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    2018年01月09日
  • いきどまり鉄道の旅

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    箸休め的お気楽読書をしようと手に取ったのだけど、意外にも読みごたえがあって、結構熱心に読みふけってしまった。いやもちろん、北尾トロさんなんだから、まったく肩の凝らない書きぶりで、とぼけ加減が絶妙なんだけど。

    どこにもつながっていない「いきどまり鉄道」に乗りに行き、終着駅周辺を見て回る、ただそれだけ。へんにほめたり感傷的になったりせず、感じたままが書かれている。「これが今の日本だ」なんていう決まり文句もない。そこが気持ちいいと思った。何よりいいのは、鉄道旅のルポでありながら、テツ成分が薄いことだ。あとがきに「真摯に『テツ』の道を追求する方々の役にはこれっぽっちも立たないです」とある通り。鉄道の

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    2017年12月08日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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    傍聴モノを読むのは私はこれが初めて。
    門外漢だけど興味本位でふらっと行ってみるか、というスタンスの著者の目は、被告、弁護士、検察のみならず、常連の傍聴マニアの人たちなんかにも向けられていて、傍聴というジャンルの趣味の世界がどんなかんじなのか、知ることができた。
    「裏モノJAPAN」という雑誌の連載を書籍化したもので、著者がいやぁ〜これドラマとかじゃないんだよな〜本当のことなんだもんな〜人間わからんな〜などと思いながら傍聴して、今日見たのはこんなんだったわドラマチックでよかったわ、と語るというような話。
    正直、著者の下世話な興味本位を隠さないスタンスや、飲酒運転や不倫、痴漢(未遂)なんかを「そり

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    2017年11月23日
  • 欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記

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    最近ではその言葉も広まってきたであろう「インプラント」を題材にした一冊。虫歯をすぐに治療する人と、ギリギリまで先延ばす人。その結果が、大きな差を生むのですが、著者は歯医者嫌いという事もあり、それが結果としてインプラントになるはめに。作り話ではないリアルさに、まず自分の歯が如何に大切かを感じます。これから、インプラントを考えている方には、知識として読んでもよろしい一冊です。

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    2017年11月03日
  • 欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記

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    ネタバレ

    歯医者。インプラント。
    北尾さん自身の15年かかった歯科治療。
    読みながら怖かった…。歯って大事なのに、大事に仕方がわからない。そして歯医者さんって本当にどうやって選べばいいかわからない。

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    2017年10月31日
  • いきどまり鉄道の旅

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    肝心のいきどまりの描写より
    担当の人との会話がメイン
    それがなければ成り立たない
    担当者がいい味だしてる
    ★3にしたけど3に近い2.8だよ

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    2017年10月02日
  • いきどまり鉄道の旅

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    <目次>
    第1章  わたらせ渓谷鉄道
    第2章  烏山線~真岡鐡道
    第3章  横須賀線~久留里線
    第4章  水郡線~ひたちなか海浜鐡道湊線
    第5章  名松線、加太線、水間線
    第6章  大井川鐡道
    第7章  吾妻線、信越本線、上信電鉄
    第8章  鶴見線、東武小泉線、秩父鉄道、青梅線、五日市線
    第9章  石勝線
    第10章  東武佐野線
    おまけ  越備北線、長良川鉄道

    <内容>
    鉄道知識やその地域に関する旅の知識も薄い、著者と編集者が「いきどまり線(盲腸線)」を巡る旅。全般に緩い雰囲気が流れている。一つだけ気が付いたのは、「信越本線」は、横川どまりの盲腸線になっているのだ。なんだか寂しい気がします。

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    2017年09月29日
  • 裁判長! これで執行猶予は甘くないすか

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    『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の続編。
    相変わらず裁判の傍聴を続けている北尾氏。
    傍聴仲間との対談もあって面白いですね。
    また続きが有るのでしょうか?

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    2017年09月19日
  • 町中華とはなんだ

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    町中華。街角に古くから佇む、ラーメンや餃子、酢豚などの国民的中華に加えオムライスやカツ丼などを出す中華屋。
    本書は、町中華のガイドブックでも、古くさいお店を茶化して笑う本でもない。閉店相次ぐ町中華に、昭和の文化の一つが消失しつつあることを憂い、その歴史や店主のキャラ、何でもありなメニューを味わう本である。

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    2017年07月25日
  • 町中華とはなんだ

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    町にある、ラーメンだろうが、かつ丼だろうが、メニューに取り揃えている、味よりも量に満足感がある中華屋さんを、町中華と名付け探検していくエッセイ。

    筆者たちの楽しそうな感じが、ひたすらうらやましい。

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    2017年06月26日
  • 猟師になりたい!

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    長野に移住したフリーライターである著者が狩猟免許を取得し、猟に出るようになった日々を綴る。
    しかし、原発事故の放射能をきっかけに長野に移住したのに、野生の鳥獣類を娘に食べさせるとか何考えてるんだろう?正気じゃない。

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    2017年03月15日
  • 猟師になりたい!

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    夫が狩猟免許を取得してから、本棚の一角に「狩猟叢書」コーナーを設けている。結構いろいろあって、読むだけの私でも楽しいものだ。夫はワナ猟専門なので(今はしてないけどそのうち、のつもり)、銃専門の著者とは興味の向くところが違うのだけど、それでもなんとなく仲間意識みたいなのが湧いてくるらしい。初めて銃を撃ったとき、予想してた後ろめたさがほとんどなかった、というくだりに、実感がこもっていると思った。

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    2017年01月05日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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    ニュースなどで流れる事件の犯人達。
    彼らは逮捕された後、どう実刑を言い渡されるのか。

    事件ものから、個人の離婚ものまで。
    後者が見られていた昔がすごい…。
    個人情報、とかいう問題ではない気がします。

    先着順、抽選、という人気度のバロメーターやら
    中に入ったらどうなるのか、など。
    本当に見知らぬ世界です。
    被告人席に立つ彼らの服が、私服だというのも
    初めてしりました。
    考えてみれば、そんなものの支給はないでしょうから。

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    2016年12月08日
  • 猟師になりたい!

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     猟師になれる人となれない人があからさまに分けられているとなるとこういう本はできなかったのだろうな。

     狩猟免許も銃刀法免許もいずれもそれほどハードルは高くなさそうである。あるが実際にこれを持つとなるとやはり躊躇するだろう。

     いかんせんお金がかかりすぎるそして時間もない。これは都会の道楽に飽きた人がやるものだ。

     となると泥にまみれて獲物を追い撃ちそんでぼやくホリエモンが書く狩猟エッセイも読んでみたいものだなあ。

     ところで筆者はこの時点、成果は0でよろしくて。

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    2016年01月05日