北尾トロのレビュー一覧

  • 夕陽に赤い町中華

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     個人経営の大衆中華料理店、町中華。1958年生まれ、2014年に町中華探検隊を結成した北尾トロさん「夕陽に赤い町中華」、2019.6発行。町中華の黄金期、ワリバシは踊り、鍋は炎に包まれた。町中華はどこから来て、何処へ行く。北尾トロさんの町中華讃歌です。町中華打線、納得です。①餃子 ②もやしそば ③炒飯 ④中華そば(ラーメン)⑤中華丼 ⑥天津丼 ⑦タンメン ⑧焼きそば ⑨ワンタン麺 DH:冷やし中華。そして三種の神器が、カツ丼、カレーライス、オムライス。メニューが豊富で居心地の良い町中華が浮かびます。店主の人柄もいいんですよね。
     BS-TBSの「町中華で飲(や)ろうぜ」を楽しく見ています。「

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    2019年10月16日
  • 沈黙の オヤヂ食堂

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    「町中華巡り」で有名な北尾トロ氏が昔ながらの
    心が和む昭和の店を紹介するガイド本です。

    なぜ「沈黙」かというと、途中で食べるのに夢中に
    なってしまい、オヤヂ3人で酒も入りつつ食して
    いても黙り込んでしまうから、だそうです。

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    2019年10月09日
  • 夕陽に赤い町中華

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    気づけば閉店してしまっている町の中華料理屋「町中華」。どこから来てどこへ行くのか、なぜカツ丼、カレーライスがメニューにあるのかなどを取材しながら考えていく一冊。消えゆくものを取材して本にする大切さ。

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    2019年09月09日
  • 町中華とはなんだ

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    BSーTBSは時々見ています。吉田類さんの「酒場放浪記」と「女酒場放浪記」、最近「町中華で飲(や)ろうぜ」というのも見始めましたw。町中華探検隊(北尾トロ、下関マグロ、竜超)著「町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう」、2016.8発行。一読して、町中華とは、個人経営の大衆的中華料理店というのはわかりましたが、その基準は曖昧で、ラーメン店、中国料理店との区別は難しそうです。でも、なんとなくわかりました。そして店主が高齢化し滅亡の危機に直面していることも。町中華での食事は、その店の歴史も一緒にいただくことなんですね。

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    2019年08月29日
  • 恋の法廷式

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    平凡な言い方だけど、まさに「事実は小説より奇なり」。
    犯罪行為にいたるまでのプロセスも人それぞれ。
    大なり小なりみんな自己中ではあるけれど、同情したくなるような事件もあれば、全くプロセスが理解できない事件もあり。

    個人的には『爆』業界の女性3人には幸せになってほしいな、と素直に思いました。

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    2019年01月10日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    粒揃いの作品集です。小池真理子さんの作品を目当てに買いましたが、各先生の作品それぞれ格調の高いエロスで楽しめました。このお値段でこの内容はお得です。

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    2020年05月05日
  • 町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう

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    「町中華」とは?いつから・・・?この本はこの町中華を始めた。平成の終わりを迎える今、昭和の味わいを感じようではないか!

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    2018年10月12日
  • 山の近くで愉快にくらす 猟師になりたい!2

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    二シーズン目を迎えた猟の報告。全然捕れないのね。そこがいい味わいで楽しく読んだ。中年となってから、思いも寄らなかった新しい楽しみを見つけ、それが生活も根本から変えていく、という体験談として出色。

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    2018年10月12日
  • 欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記

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    久々に北尾トロ氏のエッセイ読みましたけれども、面白かったですなぁ…それに、僕も虫歯あるんで参考になりましたとも…!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    けれども、インプラント…僕としてはご遠慮願いたいですなぁ。まあ、今はそこまで抵抗感示す人は少なくなっている模様ですが…それにしても価格が高い!

    それでも、受けたい人というのは山のようにいて、やはり人間、”見た目”というものを気にする動物なんですな!

    入れ歯ではモロに分かってしまうところをインプラントというのは見た目普通に、かつきちんと物を噛めるようにする手術みたいですねぇ…。

    それにしたって高い…僕もここまでやる必要が迫られないように今ある歯を大

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    2018年09月10日
  • いきどまり鉄道の旅

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    鉄道ファンではない二人組の鉄旅。著者に邪険にされる同行者というのは内田百閒風、路線の選び方は宮脇俊三風。同行者の名前が宮坂と言うのもややこしい。列車に乗っている時には居眠りをし、盲腸線の沿線、終着駅にまつわる地理・歴史などの知識も浅く……というのは恥ずかしながら自分と同じだな~。銚子電鉄が少しだけ紹介されていたが、1章を割くほどでもなかったということか。残念。あと、カレーそばってそんなにメジャーじゃないのかな?

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    2018年01月23日
  • 恋の法廷式

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    法廷ノンフィクションなんていうと重々しすぎるし、恋愛事件簿、って言うとちょっと思わせぶりで、これは、映画にもなった『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の原作者・北尾トロ氏が、いたってフツーな目線で裁判を見つめている、肩の凝らない裁判傍聴ものです。
    この本に描かれるのは、傍聴席を求めて行列に並ぶ必要などない、小さな事件ばかり。それもどこかしらに男女の恋愛だったり、夫婦の情愛模様が織り込まれています。

    「好き」という感情が暴走して罪を犯してしまうのか。あるいは、説明できない衝動的な行動を説明するのに「好きだから」という言葉を使ってしまうのか。

    とはいえ、トロさんの目線は普通のおじさんにしてはピ

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    2017年11月15日
  • 恋の法廷式

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    ‹内容紹介より›
    前科2犯の女に法廷で求婚する元夫。出会い系で会った男たちから、次々と金を騙し取る超地味な女。ひと目惚れすると、スカートに手が伸びる痴漢男。フラれた相手に定期的に脅迫状を送り続ける派遣社員の女。愛のカタチは十人十色。恋愛裁判だけを集めた異色の裁判傍聴記。
    ~純粋な愛、ドロ沼の恋……。愛のカタチはひとそれぞれ。十人十色の恋愛裁判傍聴記~

    ーーーー
    嫉妬や未練、暴走する片思いなど、その動機や行動は様々。
    傍聴していて被告人に共感できることもあれば、そのぶっ飛んだ思考回路に「???」となることも。
    往々にして、「自分が大好き」で、相手に傷つけられたちっぽけな自身のプライドを満足させ

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    2017年09月23日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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    裁判を傍聴して思ったことをツラツラと書いた本。
    裁判の傍聴の仕方、面白さを教えてくれる。

    著者の個人的な感情がかなり正直に書かれているので、不謹慎な感もあるけどそこがおもしろい。

    「…顔がなぁ。どう見ても無罪に見えんのだ。顔が有罪。」

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    2017年09月14日
  • 欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記

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    歯医者嫌いで我慢強い口腔内状況の悪い著者が1992年にインプラントした歯が2002年に折れるところからルポが始まり、色々ありながらも2017年2月にチューインガムが噛めるところで涙の大団円(涙はないか、笑)。ものすごく冷静に歯医者が嫌いで真面目に歯科治療にとりくんでいそうで、途中でほっぽらかってしまうところが興味深く共感できる。私も現在放置欠歯アリで、重い腰をあげてようやく先月から歯科治療を開始したところなので、ものすごくシンクロしながら読んだ。ただし、著者ほどに歯コンプレックスがないので銀歯金歯は気にならず(奥歯ギンギラギン)、欠歯も気にならないのだが、気にせんとあかんと思うようになった。と

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    2017年07月03日
  • キミはヒマラヤ下着の凄すぎる実力を知っているか

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    著者の北尾トロ氏は、1958年生まれのフリーライター。日々の生活のなかで、気になって仕方がないけれども、やるにはちょっと勇気がいる。そんなことにチャレンジしてみようじゃないかという企画で、同企画の第1弾は『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』(幻冬舎文庫2006年刊)でした。これはデラックス版(何がデラックスなのか不明)が朝日文庫から2011年に刊行されているようです。

    さて、読み終わってみると全部が全部おもしろかったわけではありません。ふ~んてな調子で終わってしまう話も多かったのですが、いくつかはプッとふきだしたりニヤリとしたりしてしまう話がありました。

    表題の「ヒマラヤ下着」、ご存

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    2017年04月24日
  • 町中華とはなんだ

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    お世話になってきた町内の中華料理屋さんにあらためて思いをはせる。出前という存在も懐かしい。
    世の中からなくなってしまう前に堪能しなくては!

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    2016年11月23日
  • 裁判長! ここは懲役4年でどうすか

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    謎のベールに包まれている(本当は包まれてなんかいない、誰だって行けるんだから)、裁判の傍聴記録。裁判員制度も発足丸1年を迎え、何かと注目される法廷の実態をつまびらかにする貴重な著作なのですが…
     
    …軽い。とにかく軽い。お気楽目線でヘビーな刑事事件の被告人の人生模様を眺める展開は確かに引き込まれるけれど、どうにもタッチが軽すぎます。裁判員経験者が守秘義務諸々でがんじがらめにされてもがいている様と比べると、一般人のみたまま報告とは言えこの軽薄さはちょっとどうなんだろうと思います。「顔が有罪」とか、(性的暴行に対し)「やることにソツがない」とか、こんな本世の中に出していいのかという物言いも散見。コ

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    2016年09月29日
  • 裁判長! これで執行猶予は甘くないすか

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    裁判傍聴記として話題を呼んだ(らしい)「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」の続編。
    傍聴初心者で裁判所内を自信なさげにウロウロしていた前著とは異なり、裁判の楽しみ方をすっかり身につけた筆者の振る舞いにはソツがなく、その分被告が見せる様々な表情の描写には力が入っています。相変わらずの軽さは気になりますが。
     
    法廷と言う非日常的な場所で繰り広げられる、ある時は常軌を逸した、またある時は感動的な人間ドラマ。一傍聴人として柵の向こうからそれを興味本位に眺めていた筆者本人に、まさか終盤あのような展開が降りかかるとは思ってもいなかった事でしょう。本当に、人生色々、誰に何が起こるか分からないものです。ダン

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    2016年09月20日
  • 猟師になりたい!

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    田舎暮らしを始めた著者は、一念発起猟師になることを決意するのですが・・。

    日本で銃を持って漁師になることが、手続き的・金銭的にどれだけ大変かがよく分かります。でも、それをクリアできれば誰でも猟師になれることも。ただし、猟師になったからといって、腕がなければ結果は見えているわです^^。でも、猟師を身近に感じる本として秀逸だと思います。

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    2016年08月28日
  • 猟師になりたい!

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    狩猟というキーワードに以前より気になっていて読みました。簡単な文章でとても読みやすく一気読みしちゃいました。著者の狩猟の成果の続きか気になりました。狩猟することの残虐さや、狩猟の後継者不足や害獣駆除の問題など狩猟の問題をしる良い機会になりました。

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    2015年11月23日