【感想・ネタバレ】愛と情熱の山田うどん まったく天下をねらわない地方豪族チェーンの研究のレビュー

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Posted by ブクログ

私の居住地は残念ながら山田うどん圏内ではない。車で出張の折に案山子の看板を見た記憶はあるが、入店したこともない。しかし、トロさんとえのきどさんの共著が面白くないはずがないということで購入したのだ。そして、その期待は裏切られることはなかった。2011年に二人の思いが交錯して始まった山う企画は、社長、会長とのつながり、会長の突然の死というドラマチックな展開でぐいぐい進む。東京の中心を目指さず、その周辺の千葉、茨城、本拠地・埼玉、東京郊外、神奈川のロードサイドに店舗を展開する山田は、地方豪族という例えが絶妙だ。

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2023年10月21日

Posted by ブクログ

もう最高!涙が出てきそうだった。
生まれも育ちも埼玉の自分にとって、話がいちいち心に刺さってきた。
子供のころまだ淋しい暗闇がメインだった17号、16号沿いにポッカリと灯るかかしの看板。なにか妖怪じみていて怖かった記憶がある。
山田うどんの行き当たりばったりなようで、よく練った戦略。給食のソフトメン。おばちゃんの個性的な接客。つい先週も3回も食べに行ってしまった。

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2023年01月14日

Posted by ブクログ

2024.04.07
この本を読んで初めて山田うどんの存在を知った。著者2人が山田の味ではなく、トータルの存在を愛していることがよく伝わる。微笑ましい一冊。たぶんおいしいより、ああお腹いっぱいという店舗なのでしょう。

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

当方、関西育ち、関西在住のため山田うどんを食したことはない。しかし、この天下をねらわない地方豪族チェーンがきになって仕方ない。無理くり関東出張をひねり出したくなる書籍である。

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2023年05月07日

Posted by ブクログ

山田うどんは、私の青春時代の一部です。
と言っても、埼玉中心の関東ローカルなお店なので、知らない人が多いと思います。
創業者が母校のOBだということで、高校の時に校内で山田うどんが食べられました。
当時は2階建ての円形校舎があり、2階は図書室で1階はランチルームでした。
円形校舎は昼休みにパン屋さんも来ていましたが、奥に調理場もあり何と"山田うどん"を作っていたんです。

美味しかった記憶はありませんが、空きっ腹の高校生相手には良かったのではと思います。
山田うどんは高校卒業してからは食べた記憶がないのですが、まだチェーン店が沢山あるんですね。
しかも、そば・ラーメン・チャーハン・餃子・カレー・各種定食などメニューが充実しているし安い。

近所にあれば食べに行きたいですが、近所はおろか今は23区内には1件もありません。

池上彰&宇賀なつみのテレビ番組がありますが、この両者、私と同じ高校なんです。
ついでに言うと、亀井静香、室崎(加藤)勝信も同じです。
みんな高校の時に一度は円形校舎で "山田うどん" 食べているんじゃないかな。

#我が家でよく食べるのは"稲庭うどん"です。

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2023年05月27日

Posted by ブクログ

山田うどんについて熱く語った2冊の本を再編集してまとめた文庫。
二人の著者や、担当編集者(武田砂鉄)の熱い思いは伝わってくるが、二人の文章が、ややおちゃらけ過ぎていて私には合わなかった。
埼玉タンメン山田太郎という店を所沢辺りで見かけたが、この店が山田うどん系列だということは本書で初めて知った。

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2023年01月28日

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