池村千秋のレビュー一覧
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Googleの創業者2人が一線から退くというニュースをきっかけに読んでみた.1990年代末の創業〜2010年頃までの話.インターネット小史のようにもみえる.
社風:強烈な理想主義,不可能と思われるような目標設定,大学の研究室のような雰囲気を保つ,ユーザ視点での品質にこだわるetc.
技術:アルゴリズム至上主義,どのHDも確率的に壊れるということを前提に設計されたシステム,ページランク,アドセンス,アドワード,Gメール...
人物:多くのエンジニアや社員が生き生きと描写されていて面白い.
出来事:chrome開発によるfirefoxとの決別,androidでappleとの対決へ.. 中国での -
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Posted by ブクログ
著者は産業心理学・組織心理学を専門とし、"先延ばし"やモチベーションについて10年以上にわたり研究をされています。
著者自身が「私はかつて相当な先延ばし人間だった」と自称しており、行動心理や脳科学などの科学的観点から、なぜ私たちが先延ばしをしてしまうのかを具体的な調査・研究結果に基づいて記しています。
先延ばしと聞いて「自分も当てはまる」とドキッとした方もいるかもしれませんね。
正直、私もそう感じました。
ですが、実は動物学的にヒトだけでなく、さまざまな生物が先延ばしの性質を持っているそうで、遺伝的な要素があるのだそうです。
先延ばしたくなる気持ちは、誰もが持っ -
Posted by ブクログ
・謙虚さを持っているか?他の人から学び、自分を成長させようという意欲があるか
・グリッドを持っているか?厳しい状況でもあきらめずに最後までやり通せるか
・自分の為だけに行動するテイカーになっていないか?ギバーとして他の人たちの成長を助けることができるか
・人は、開花という言葉を聞くと、評価されて快適な感情を味わうことを思い浮かべます。けれども、成長する過程では心地よい気持ちになれない時もあります
・あなたは、自分がどのくらい優れているかと、どのくらい速いペースで学習しているかの、どちらをより心配しているのか
・環境順応型知性(周囲からどのように見られ、期待されるかで自己を形成する)→自己主導型 -
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Posted by ブクログ
(1回目 2018/11/08)
タイトル通りの本だった。前半はマネージャの仕事が組織や個人の性質によって異なることを述べつつ、共通して、サイエンスで一刀両断出来るような単純な仕事ではない、ということを書いている。一番大きな学びは、マネージャという仕事がジレンマを抱えながら進めざるを得ない、ということか。全体を通して読むことはできたので、今後は再読を重ねて自分の知識にしていきたい。
なお、29人のマネージャが、それぞれの環境に適したまったく異なるマネージャとしての役割を果たしていたという事実には、画一的なマネージャー像しか知らない人にとっては励まされるものがあると思う。 -
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Posted by ブクログ
とりあえず分かったのは、当社はマサカリを投げ合ってお互い切磋琢磨する文化であり、弱さを見せること、すなわち死を意味するので、本書で提唱している組織(DDO)には程遠いなあということ。
Googleの心理的安全の話もあったけど、もうちょっと広い話をしているような気がする。安全圏を作ったうえで、みんなそれぞれのエッジにチャレンジして、弱さと向き合って成長していきましょう的な考え方かと。安全圏なので、分かっててマサカリ投げるのはOK。
というわけで、気になった個所を引用しつつコメントする。
・利益の追及と人間の成長は一体を成すものだ
これは衝撃だった。人間の成長を優先すると、大概、利益の追及=仕事 -
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人が置かれた物理的な状態と心理との関係や、心理を表す言葉と物理的な感じ方の関係について、丁寧に紹介した本。
実は、「なぜ?」にはまったく答えておらず、いろいろな実験からわかった(わかったと考えられる)ことを紹介しているだけなのですが、感覚的に納得できる部分が多いためか、ちゃんと説明してもらった気になるのが不思議。
たとえば、「気が重い」ときには、モノを重く感じる、とか、「温かいものを持った状態で人に接する」ときには、相手を温かい人と捉える、とか、「柔らかい椅子に座って交渉するときには、態度が柔らかくなる」など、言われるまでは気づかないが、言われてみると納得、という事象がいくつも紹介され -
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購入済み
仕事に応用するゲーム理論を学ぶ
同じ著者に「戦略的思考とは何か―エール大学式『ゲーム理論』の発想法」という本がある。
本書はその加筆版といった位置づけである。
2冊とも購入したが、こちら(どう実践するか)だけで良かったと思っている。
ゲーム理論そのものを学ぶのに適した本ではないが、ビジネスにゲーム理論を応用するための視点を得るには絶好の本だと思う。難解な箇所もあるが、クイズ感覚で取り組めるケーススタディが豊富だし、興味のないチャプターを飛ばして読んでも支障ない。
ここから引用したネタを仕事で使うことがあるのだが、分厚い本なので場所をとり困っていた。電子書籍になって良かったと思う。 -
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アメリカ人のみならず、立候補表明時には誰もが泡沫候補だと思った
ことだろう。立候補した本人以外は。
ドナルド・トランプである。アメリカ人の大富豪は、並み居る共和党候補者
を次々と撤退に追い込み、民主党のヒラリー・クリントンとアメリカ大統領
というVIP中のVIPの座を目指している。
私にしては珍しく旬の読書なのである。だって、大統領選前に何故、彼が
多くの批判を受けるのと同じくらいに、多くの支持を得ているのかを知り
たかったのだもの。
しかも、調査報道は得意中の得意の「ワシントン・ポスト」取材班。これは
読み逃すわけにはいかないでしょう。トランプ自身も取材班のインタビュ -
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キーガンの新作。
「なぜ人と組織は変われないのか」でも、組織を取り扱っていたのだが、どちらかというと組織というより個人個人への取り組みの積み上げという印象があった。内容的には、前作の延長にあるのだが、こちらは、「組織」がより明確にフォーカスされている感じ。
組織開発関係の本はそれなりにいろいろ読んでいるつもりではあるのだが、この本からは、久しぶりに、純粋な刺激を受けた感じがする。
つまり、自分の知っていること、考えていること、問題意識を持っていることと、かなり近いところにあるのだが、答えの方向が自分の予想と微妙違っていて、「なるほど」と思ったり、「どうしてそうなるんだろう?」「本当だろう -
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題名からは、煽りの入った挑発で話題をとるような本かと思っていたが、そのなものとは全く異なるまともな経済学の本である。
イノベーション産業は、従来の自動車などの産業よりも乗数効果が大きく、レストランや美容室などの地場産業への賃金上昇などの波及効果が大きいとか、イノベーション産業ほは高学歴社員を必要とするとか、実際に会って議論することが大事とか、現在の状況を示し、それらが一部の都市に集中していることの理由と説明する。
今後の繁栄は、相互につながる高学歴層が大勢いる都市がリードするイノベーションに依るというものだ。その都市に住めば、生活産業など非イノベーション産業の人でも、賃金は上がっていくの